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アキーラで虹を描きました。

船の冒険の作品群、0号が3点、SMが3点の予定です。

これまで、SMは既に2点描き始めました。永遠に延命してくれるクジラのドックと、崖に囲まれた秘密の湖です。

3点目、最後の1点、どうしようかなと思いつつ下地を塗っていました。少し前、別の投稿の最後の方にチラッと書いた気もしますが、フクロウさんを描くことにしました。オルターエゴです。確か、説明が長くなるからさらっと書くだけにした記憶が今よみがえってきました。

そして、今日、ついに描き始めました。

と言っても、まだ描画ではなく仕込みの段階ですが・・・。金色をしっかり塗った上に、色々な色たちを置いていきました。引っ掻いて虹を出せたらと思って準備しました。乾燥が待ち遠しいです。もうちょっと色を増やしたいです。増やすには、まずは乾燥なのです。

アキーラは、アクリル絵具と違ってゆっくり乾燥します。これは、私はとても好きなのですが、自分がその絵をどんどん描いていきたい時に限っては、早く乾燥してほしいと思います。勝手なものです。

今回使った色を記録しておきます。

・ピロールレッド
・ナフトールレッド
・ピロールバーミリオン
・ピロールバーミリオンライト
・イミダゾロンオレンジ
・ジスアゾイエロー
・モノアゾイエローレモン
・イエローグリーン
・グリーンライト
・チタニウムコバルトグリーン
・ペールグリーン
・アクアブルー
・コバルトブルー
・フタロブルー
・ディープバイオレット
・ジオキサジンバイオレット

以上です。不透明色を中心に選んでみました。

色によってはチューブの中で色の粉とアルキド樹脂が分離しているのもあり、困りました。使い方によっては、絞り出してから水を加え、混ぜればいいのかもしれませんが、今回は、層を厚くしたいので無加水で塗りたかったです。
(あと、水を使う場合でも、アルキド樹脂が多い部分とそうでない部分ができているわけで、テクスチャや乾燥の具合がかわってきそうです。)

何でもしていいキャンバスがあり、アキーラの分離している部分はそこに思い切って出しました。どこまで絞り出したらアルキド樹脂が多めの部分が出て来なくなるのだろう?と思いつつ(3色の歯磨き粉ではありませんが、透明と色とで分かれているのでわかりやすいです)。それから、乾燥までの様子を観察する目的もありました。

かなり絞っても分離している色もありました。どうにか“色”の部分(もちろんそれは、画面に色を定着させるためにある程度はアルキド樹脂も含まれているのですが)を筆ですくい取って画面に載せました。しかし、アルキド樹脂が多めの部分も一緒にくっついてきてしまうので、乾燥に時間がかかりそうだと思いました。
しかし、様子を見ることにしました。それに、覆ってしまうので、指触乾燥は問題ないかもしれません(かつても同様のケースがあり、「何でもしていいキャンバス」に絞り出したことがあるので、なんとなく様子は掴めています)。

とにもかくにも、描き始めることが出来、少なからず嬉しいです。


今日は、金箔の実験をできたのも嬉しかったです。金箔は、気合が要るので、なかなかできないのですが、新しい技法にチャレンジしました。アキーラを引っ掻くのとちょっと似ています。新しい自分に出会えた気がしました。

ありがとうございます。それでは、また。


アキーラ、その後アタリを引きました。

※そして、その後ハズレもありました。追記しました。ここから先は、追記したことをもう追記しません。しかし、この先もどこかに何か書いていきます。


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