見出し画像

簡単に叶わないからこそ「夢」であり挑戦し続ける理由である

みなさんこんにちは!
一般企業で働くちょっと変わった理学療法士
安田彩夏(やすだ あやか)です。

私は現在、理学療法士の夢と挑戦を応援する大会
「Little Physio2022」に出場しています。
本noteでは2022年5月8日からの1ヶ月間、
私が夢に向かって挑戦する活動をお伝えしていきます!

成長する姿と挑戦にもがくリアルな活動をお届けしますのでぜひご覧ください。

◾️挑戦に至る背景・・

「すべての人々が生きづらくない社会を創ること」

これが私の人生におけるミッションです。

人生100年時代といわれ少子高齢化が進む日本において、死ぬまで自分らしくイキイキと生きられる社会。

私自身も周りの大切な人たちもそうであったら
「しあわせ」とは何かを追求せずとも
生きているということ自体にしあわせを感じられるのではないかと考えています。

「生きづらさ」には人それぞれの解釈があります。
・自分自身のことを受容できない
・仕事がライスワークとなり心身ともに疲れてしまう
・社会との繋がりが乏しく孤独
・家族に介護されていて迷惑をかけていると思っている
・障害をもち社会から浮いている感覚がある
・困っているもののSOSを出せない

年齢、性別、居住地、業種、家族構成と一人一人が違う「生きづらさ」を感じているのではないでしょうか。

そんな課題の中で、日本では「福祉」における問題が多くを占めています。
少子高齢化社会となり老老介護や認認介護など新しい言葉が飛び交う中、医療や介護といったサービスを求めている人も増加しています。

しかしサービスを使わずとも人々が支えられることはたくさんあるのです。
隣にいる人が少し手を差し伸べてくれたら。

こうした社会課題を支えられる人材が「医療福祉人材」なのです。
医療福祉の課題に寄り添い、人の人生に寄り添い、支えたいと志を持つ人材こそが医療者の在り方であり、体現できる尊い存在です。

そんな人財が地球のあらゆるところで「生きている」
身近に医療者がいる、という社会こそが大きな医療福祉問題を解決し、
未来に繋げていく術となると思っています。

◾️挑戦までの道のりと内容

私は理学療法士になりたい!と高校1年生の時に決め、「理学療法士になる」という夢に向かって6年間勉学に取り組み資格を取得しました。

「夢」が叶ったのです。

しかし就職してからは思い描いていた病院でのリハビリテーションをしているにも関わらず、日々「モヤモヤ」を抱えていました。

その理由が「資格取得」が目的=夢となり、資格取得後に何をしたいのかが考えられていなかったことでした。

原因としては自分が自分らしく生きられる環境や働き方、仕事内容と現状にミスマッチが生まれていたのです。当時は単なる我が儘だと言われ、「我慢」してとりあえず3年間働き続けなければならないと思っていました。

そんな日々を送っていたある時、私は人生の転換期を迎え、理学療法士として「一般企業」へ転職することとなったのです。

企業でのお仕事は、私が理学療法士として従事した経験や思想を活かすことができ、日々色んなことに挑戦し、リハビリテーションという方法ではなく障害を持つ方や高齢者と接していました。

「理学療法士」は社会の色んな場所で生き、活きる仕事なんだ。

そう確信しました。

それから現在まで企業で働く理学療法士として活動をしてきましたが、
徐々に時代の変化もあり「多様化する働き方」が認められつつあります。

それでもなお、理学療法士の活躍の場を知らない学生はたくさんいます。

私が生きづらさを感じていたからこそ、多くの選択肢を伝えること、社会における活かし方を知り体験する機会を作っていきたい!

これが私の挑戦です。

「地域まるごと教育プログラムの構築」

とある出会いから「社会まるごとリハビリテーション」をコンセプトとした
島根リハビリテーション学院を知りました。

島根県唯一の4年制のリハビリ専門学校です。

地域との連携がなかなか出来ていない現状を、
一緒に解決していけるのではないか。
そうした話から私の未来プロジェクトが立ち上がったのです。

まずは社会の課題を知り、理学療法士にどんなニーズがあるのかを考えていきます。
そこからそれぞれの事業やサービスでの活躍に繋がるのです。
まずは「生活」に触れてみる。そこからがスタートだと思っています。

◾️具体的にどんなことをするのか

長期ゴール:
島根県奥出雲町を地域医療学生の教育フィールドとし、県内のみならず県外の学生が地域でフィールドワークをする「国内留学」の実現。

短期ゴール:
①フィールドワークをするためのまちづくりに関わること
②島根リハビリテーション学院の学生とフィールドワークに参加すること
③島根県で地域を支えるために頑張る理学療法学生と
 全国のネットワークを作ること
④学生が安心かつ持続的に活動するための団体の設立
⑤広報素材となる学生向けメディアの立ち上げ

1ヶ月間の挑戦スケジュールと進捗:

5月8日のLittle Physioキックオフイベントを終えた後、すぐにこのプロジェクトがどうしたら遂行できるのかを考えるために事業設計とガントチャートの作成をしました。

奥出雲町三沢には、三沢で生き、三沢を大切にすることをコンセプトにした「NPO法人ともに」があります。

自給自足している農家の方が作った野菜を管理栄養士監修のもと惣菜にして
「ともに食堂」やお弁当配達をしています。
また地域の特徴として、街から少し離れると孤立した民家があり、なかなか買い物に行けない高齢者が多くいるのです。そんな方々が日頃から住民との接点を作ろうと「移動販売」をしながら体調や暮らしの困りごとを聞きながら関係構築をしています。

そうした活動をしているNPO法人ともにさんの移動販売へ同行し取材をさせていただけないかご依頼をしました。
快く引き受けてくださり、23日に同行が決定しました!

また奥出雲町三沢の地域おこし協力隊の方と理学療法士として地域活動を精力的にされている先生方2名との座談会に参加させていただきました。

そこでは地域の特徴や課題、まちづくりにおける経験などを
教えていただきました。
医療福祉人材が関わるメリットや地域との関係づくりに関してもたくさんのヒントをいただくことで、より地域の課題や目指すことと、理学療法学生の教育に必要なエッセンスが見えてきました。

この挑戦はすぐに結果が出たり、叶うものではありません。
だからこそ「夢」であり、夢に向けた挑戦なのだと思います。

私はまちづくりや地域医療に関してもまだまだ知識が足りません。
まずは実際に足を運んでみること、そこで得たことをさらにブラッシュアップし
小さな実践を繰り返していく必要があると改めて感じています。

◾️次週の挑戦

5月22日〜24日に実際に島根県奥出雲町へ行ってきます!!
22日までにすること
・理学療法学生対象のキャリアに関するアンケート調査の報告書作成
・島根県奥出雲町の医療福祉に関わる方との接点を作る
・地域の活動をしている理学療法学生へのヒアリング
・まちづくり×教育について学習
・現地での計画

◾️Little Physio本大会に向けて

私はこれまで一般企業に働くということも、臨床にでないということもなかなか受け入れてもらえず「生きづらさ」を感じていました。
しかし自分自身の感じたこと、経験を発信し続けた今、やっと話を聞いてもらえるようになり仲間がたくさんできました。

Little Physioでのもう一つの挑戦は、私自身がこうして挑戦する姿や夢を持つこと、自分らしい人生の歩み方を伝えることです。

今なお、将来に悩む学生さんがいたとしたら、私の活動を通して自分自身を見つめ直す時間、夢を描くきっかけ、走り出してみるスタートラインになれましたら幸いです。

Little Physioでは1人ではなく、伴走者である「With You」の方々がいます。
未来を創るのも、夢に向かって走るのも、1人じゃない。

そう思わせてくれる皆様の応援を力に変えてこれからも頑張っていきます。

Little Physio2022 6月11日(土)京都リサーチパークにて私の夢と挑戦を応援してくださると嬉しいです!!

安田彩夏の挑戦がつづく・・・


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?