「オペラ座ガラ―ヌレエフに捧ぐ」「The Artists - バレエの輝き」

両公演ともテクニックの高さや華やかさは見られた。

「オペラ座ガラ―ヌレエフに捧ぐ」はAプログラムを見た。「ダンス組曲」でチェロの生演奏を聞けたのもよかった。

「The Artists - バレエの輝き」は「The Masters」と「The Future」のプログラムを見たが、後者で世界初演された、ダンサー振付の新作(2作)はあまり面白みがなかった(ピアノとヴァイオリンは生演奏)。
しかし、公演全体を通してダンサーたちが楽しそうに踊っているように見えた。

「オペラ座ガラ―ヌレエフに捧ぐ」プログラム(演目)

【Aプロ】

「眠れる森の美女」より第1幕の“花のワルツ”
振付:フロランス・クレール(マリウス・プティパに基づく)
音楽:ピョートル・チャイコフスキー
出演:オニール八菜、マルク・モロー
イダ・ヴィキンコスキ、クレマンス・グロス、オーバーヌ・フィルベール、アクセル・イボ、ダニエル・ストークス、アントニオ・コンフォルティ

「眠れる森の美女」より第3幕のパ・ド・ドゥ
振付:ルドルフ・ヌレエフ(マリウス・プティパに基づく)
音楽:ピョートル・チャイコフスキー
出演:パク・セウン、ジェルマン・ルーヴェ

「オーニス」
振付:ジャック・ガルニエ
音楽:モーリス・パシェ
出演:アントワーヌ・キルシェール、ダニエル・ストークス、アクセル・イボ

「ダンス組曲」
振付:ジェローム・ロビンズ
音楽:ヨハン・セバスティアン・バッハ
出演:マチアス・エイマン

「白鳥の湖」より第3幕のパ・ド・トロワ
振付:ルドルフ・ヌレエフ(マリウス・プティパ、レフ・イワーノフに基づく)
音楽:ピョートル・チャイコフスキー
出演:オニール八菜、マルク・モロー、アントニオ・コンフォルティ

「ライモンダ」より第3幕のグラン・パ
振付:ルドルフ・ヌレエフ(マリウス・プティパに基づく)
音楽:アレクサンドル・グラズノフ
出演:パク・セウン、ポール・マルク
イダ・ヴィキンコスキ、クレマンス・グロス、オーバーヌ・フィルベール、ブルーエン・バティストーニ、 アントワーヌ・キルシェール、アクセル・イボ、ダニエル・ストークス、アントニオ・コンフォルティ

「The Artists - バレエの輝き」プログラム(演目)

Program1: The Masters

「葉は色あせて」より
振付:アントニー・チューダー
音楽:アントニン・ドヴォルザーク
出演:キャサリン・ハーリン、アラン・ベル

「カルーセル」より 
振付:ケネス・マクミラン
音楽:リチャード・ロジャース
出演:マヤラ・マグリ、マシュー・ボール

「薔薇の精」より
振付:ミハイル・フォーキン
音楽:カール・マリア・フォン・ウェーバー
出演:ウィリアム・ブレイスウェル

「Who Cares?」より
振付:ジョージ・バランシン
音楽:ジョージ・ガーシュウィン
出演:タイラー・ペック、ローマン・メヒア

「7つのソナタ」より
振付:アレクセイ・ラトマンスキー
音楽:ドメニコ・スカルラッティ
出演:山田ことみ、五十嵐大地

「シンデレラ」より
振付:フレデリック・アシュトン
音楽:セルゲイ・プロコフィエフ
出演:金子扶生、ワディム・ムンタギロフ

「眠れる森の美女」ローズ・アダジオより
振付:マリウス・プティパ
音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
出演:マリアネラ・ヌニェス、ウィリアム・ブレイスウェル、マシュー・ボール、アラン・ベル、ローマン・メヒア

Program4: The Future

NYCBとロイヤルの新鋭クリエイターによる最新作

タイラー・ペック振付作品(世界初演)
出演:タイラー・ ペック、キャサリン・ハーリン、山田ことみ、アラン・ベル、ローマン・メヒア、五十嵐大地
演奏:滑川真希 (ピアノ)

ベンジャミン・エラ振付作品(世界初演)
出演:マリアネラ・ヌニェス、マヤラ・マグリ、金子扶生、ワディム・ムンタギロフ、マシュー・ボール、ウィリアム・ブレイスウェル
演奏:山田 薫(ヴァイオリン)、松尾久美(ピアノ)


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