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『セミ』ショーン・タン著、岸本佐知子訳:人間の会社で働き定年退職するセミの絵本

オーストラリアの作家による絵本。文章は少なくて子どもでも読めるが、内容は大人向き。

人間の会社で虐げられながら単調な業務に従事する、背広を着たセミ。しっかり仕事をこなしているのに、尊重されず、貧しい暮らし。定年退職後のセミの人生は?

というストーリー。

「トゥク トゥク トゥク!」が繰り返されているが、これはセミの鳴き声?というわけでもなさそう?

セミはきっと人間のメタファー。


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