見出し画像

ヴィヨンの妻


人間三百六十五日、何の心配も無い日が、
一日、いや半日あったら、それは仕合せな人間です。

『ヴィヨンの妻』太宰治

「何の心配も無い日」なんてものを過ごしたこと
ほとんどないかもしれない。
何かに焦って、考えて、眠りについて朝が来る。

それでも誰かと時間を共有しているときとか
仕事をしている時には、「心配」ではなく
何かにときめきを覚えている瞬間があるから
私は幸せ者だと思う。

こういう日常のなんとかなくある感覚を
言葉にして、残しておいてくれたことに感謝してる。

ただ、その分自分の言葉ではなく太宰の言葉で
生きてる気もするから、自分のうちから出る言葉を
ちゃんと発信しながら生きたいと思った。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?