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かくめい
じぶんで、したことは、そのように、はっきり言わなければ、かくめいも何も、おこなわれません。
じぶんで、そうしても、他におこないをしたく思って、にんげんは、こうしなければならぬ、などとおっしゃっているうちは、にんげんの底からの革命が、いつまでも、できないのです。
「かくめい」『太宰治』
人に言われてなにかを成し遂げるときほど
やりたくないという気持ちになることはない。
あれも、これも、それもやりたい。
でも、「こうしなければ」いけないと思うと
やる気が出なくなるのは世の常なんだと思う。
何をするにも「意志」が重要だと言うことを
思い出させてくれる言葉が詰まっている。
こうすべきだというのは、答えが見えているもので
既存の延長でしかない。
正解を自分で作る必要性が出てきたら
「こうしなければ」ではなく「こうしてみよう」と
自発的なものになるものだ。
チャレンジの場をもらっている今が楽しい反面
正解がない道を進むことに怖気付いていて
そんなときに勇気をくれるのが
「かくめい」の一言だったりする。
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