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ひと、じん、にん、びと。

こんにちは。りたです。
お友達シリーズ、書いていきます。
前回の番外編を含めると、このシリーズも5記事目になりました。
このシリーズでは、実体験だからこそ得たものを伝えることで、
0.1mmでも誰かの何かに引っ掛かったり、お役に立てれば...…と思い、始めたものだったのですが。
投稿することで、改めて私自身が、自分と深く向き合うことが出来ました。
また、暖かい皆様のスキに、いつも励まされています。
いつも本当に、ありがとうございます。


今回は、対人不安(対人恐怖症)のことを書いていきたいと思います。
対人不安(対人恐怖症)とは、人との交流、話すこと、接することに
極度の恐怖や苦痛を感じてしまう。というものです。
私は「させたGIRLsちゃん」「オールナイトさん」が一番酷く、苦しくて
しんどい頃にはならず。
ほんの少し元気になり、活動をし始めた時期にその症状が出始めました。
(一番苦しい時は、そもそも外に出られませんでした。 )


ある時期から、

当時、初めて通ったクリニックの主治医に会うことが怖くなりました。

今だと分かるのですが、きっと当時の主治医の「治療法」と"私"が合わなかったのが要因の一つだったと思います。
(*あくまで"私個人"に合わなかったことを前提として,御一読ください*)

その当時の主治医は、話をすごく聞いてくれる方でした。
私の話しに頷いて「辛かったですね」という言葉をくれる方でした。
何もかもが不安で一番苦しかったとき、その主治医に救われました。
実際に処方された薬も合いましたし。話すことで気持ちは楽になっていきました。

ですが、ある時から私は、たくさんの勉強をするようになりました。
そのおかげで色々な「治療法」や「良いとされるもの」があることを知りました。
通院しているのに、独断でなにかをするのは危険かもしれないと思い、
主治医にたくさん相談をしました。
(詳しくは番外編に記載しています。よろしければ御一読ください。)

しかし、何を伝えても「私への治療法」が変わることはなく。
主治医は「そうなんですね」と頷き、話を聞いてくれる数分間の診察だけが月に一度あるだけでした。
この頃の私は、きっと話を聞いてくれることよりも「対話」をしたかったのだと、今なら分かります。

ですが、当時は自分のしていることが、合っているのか、間違っているのかさえ分からない日々。減ることのない薬。
次、通院してもなにも変わらないのではないか。
何も言われないだけで、「おかしな患者」だと思われているのではないか。
だんだんと疑心暗鬼になっていき、主治医に会うのが怖くなりました。

誰かに会うことを一度でも怖いと思ってしまうと、人目に付くこと、
人と会うこと、友達との約束、親戚の集まり。普段の買い物すら怖くなりました。
当時、日課にしていた朝夕のジョギングもご近所さんの目が気になり、
宅トレに切り替えたほどでした。
人の目が怖い、人の声が怖い、人が怖い。誰にも会いたくない。
"怖い"に支配されいくあの感覚が、蘇ってきていました。


しかし、私には勉強で学んだ知識がありました。
思考の切り替え。不安時の対策。自分との向き合い方。
自分のために動いた時間を無駄にしないためにも、
知識をもっと活用して生きよう。そう決心しました。

そして、思い切ってクリニックを変えました!

正直、めちゃくちゃ怖かったです(笑)
もう今後予約はしないと当時のクリニックに伝えた日も。
今のクリニックに初診の予約電話をした日も。
ドッキドキで心臓飛び出していました(笑)

ですが、私が私らしく生きるためには必要な選択でした。
幸いにも、今のクリニックの主治医と治療法は私に合っているので、
行動してよかったと、今は本当に思います。
(*ちなみに対人不安の診断は、今のクリニックでされました。)

今でも少し、誰かに会うことが怖いことはあります。
ですが、怖い感情を持つことは悪いことではないと思い、受け入れています。


この記事を読んでいる方の中にも、人が怖い。人と接するのが怖い。
苦しい思いを抱えている。という方がいらっしゃるかもしれません。
出来る事なら、そんな感情なんて無ければいいと思うこともあるでしょう。
(私は、めちゃくちゃ思っていました。)
ですが、「不安」「恐怖」という感情は、生き物である以上、ついて回るものです。
とても大きく括ってしまえば、怖い対象である「他人」だって生き物ですし。
怖い感情を持っている「あなた」も生き物なのです。

これは完全に持論なのですが、
怖い気持ちに無理に立ち向かう必要はないと思います。
怖くてどうしようもないのなら、避けて逃げていいと思います。
実際に私は、当時の主治医を避け、逃げる「選択」をしました。
そうすることで、私は私を守り、私の「生きたい方向」に進んだのです。

「合う人に会う。」という言葉もあるように、
あなたにも「この人なら怖い気持ちが少し弱くなる。」という人は
必ず、居ると思います。
決して焦らないで、無理はしないで、ゆるく生きていきましょう。




#対人不安
#対人恐怖症
#お友達

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