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物理学と数学

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物理学と数学、哲学の話題です。
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#量子論

宇宙論、素粒子論

宇宙論、素粒子論

文系ながら宇宙論、素粒子論に興味があり、今は大栗博司「超弦理論入門」を読んでいます。数式などあまり出てこないので、私にも読めるわけです。文章も平易に書かれています。
大栗先生は素粒子論の最前線で仕事をなさっており、カリフォルニア大学、カリフォルニア工科大学などで活躍されています。超弦理論は、量子論からも更に前進しており、それだけに未知の部分も多い、興味深い分野です。機会があったら、具体的にご紹介し

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量子力学における物理量 連続か整数倍か

量子力学における物理量 連続か整数倍か

主に巨視的な物理を取り扱う古典力学では、物理量は実数で表される連続量だが、量子力学では、量子を数え上げたものとして扱われる。たとえば電気量は、電気素量の整数倍の値となる。

Wikipedia より

とびとびのエネルギー準位といわれるのがこの整数倍を意味している。

視覚

視覚

プランク・スケールの世界では、視覚的な像自体が恐らく成立しないだろうし、むしろそうした像への依存は、現象の理解への妨げになるようにも思われる。

地表

地表

地表には反粒子がごくわずかしかないので、対消滅が起らない。対生成も必要となるエネルギーが莫大なので生じない。

対生成

対生成

逆向きにねじれた2つのねじれを同じ位置にもってくると、ねじれがなくなってしまう性質。フェルミオンの場合、粒子と反粒子の関係にあると言われる。粒子と反粒子が一緒になって消滅する現象を対消滅という。粒子と反粒子が一緒にできるのが対生成。

場の振動

粒子も反粒子も共にフェルミオンの場の振動なのだが、言ってみれば逆向きにねじれて振動するような状態である。くどいようですが。ボソンでは反ボソンのないボソンも多い。例えば光子に対する反光子は無い。

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クオーク

強い核力の解説で、「クオークは強い核力のチャージを運ぶものとしてこれ以上分割できないものである」(クオークはまた、電磁気力の電荷の担い手としてもこれ以上分割できないものである)とある。

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物理学の教室

物理学の教室

素粒子論ですね、先ず3冊の本を物にしようと思うわけですが、一冊目で、一本、自分なりの筋ができました。勿論真似の段階です。2冊、3冊と読んで、自分のものにできたらば、自分の理解と自分の言葉で人に教える事が出来る位になったら、もう教室を開いてしまおうかな、と、そうもおもいます。別種の現実的な困難があるとおもうので、早いうちから慣れて、事を進めた方が良いと。この件、また書きます。

光子

光子

光子が宇宙最高速度で走るのは、光子が質量を持たないから!他の粒子は僅かでも質量があるから、光速で飛び回れない。

対象(物)の安定性と、人と対象との関係の安定性

対象(物)の安定性と、人と対象との関係の安定性

ここに二つの安定性がある。対象が安定的に存在すると想定されること、また一方で、林檎の果肉が私達に常に白く見えるという安定性である。いわば対象と感覚(五感のこと)の関係の安定性。
この対応は、人という種に共通の、また固有の特殊性を持って安定していると通常考えられているだろう。

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