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トライ・アンド・エラーは時代遅れ!?

良い教育方法ってご存知でしょうか?疑問に思う方は多いと思います。

成功するまで、頑張って繰り返す。試行錯誤する、そんな経験はないでしょうか。

実はそれ、時代遅れかもしれません。

日本教育方法の変遷、明治時代(試行錯誤学習)大正時代(洞察学習)昭和時代(潜在学習)と進歩してきました。

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明治時代に義務教育が始まり、誰でもできる教育方法として試行錯誤学習(トライ・アンド・エラー)が取り入れられました。教師の数が圧倒的に少ない時代に全国一律の教育を施し、富国強兵のため均一な人材を育てるのに都合が良かったのです。

試行錯誤学習より効率的な学習方法として、ヴォルフガング・ケラー(ドイツの心理学者)がチンパンジーが天井に吊り下げられたバナナを棒を使って手に入れる実験を通して発見しました。問題を構成している情報を統合して問題を解決したのです。失敗を繰り返さないから、洞察力が高いとバナナを手に入れるという結果まで要する労力を減らすことができる。

昭和になるとエドワード・トールーマン(アメリカの心理学者)が潜在学習はネズミの迷路実験で発見し潜在学習という概念を提唱しました。全体性や構造に重点を置いており、部分や要素を全体の構造に組み込み認知地図を作って行く学習方法です。認知地図に書き込まれた記憶は要素と要素が関係しあってる為、忘れにいという特徴があります。










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