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【英語】英語が嫌いな私の勉強法

みなさまこんにちはLIT代表のはるです。今回は、高校入試の英語の得点が学年最下位だった私が、留学に行かず、大学院で英語で論文を読み、英語で論文を書き、英語で発表できるようになるまでにやった勉強法を共有していこうと思います。それでは、ご覧ください!

まず、私がどれくらい英語が苦手だったか話をさせてください。
 学習歴とすると、幼稚園から小学校6年生まで、英会話を習っていました。ですが、英語は話せるようにはなりませんでした。ここで学んだことは、「週1回くらいの英会話では話せるようにならないこと」と「必要に駆られない限り、上達はしないこと」です。習いたいより習わされていたというのが現状だったと思います。お父さん、お母さんごめんなさい。そんなモチベーションでは、いくら勉強しても英語が話せるようにはなりませんでした。
 今でも覚えているのですが、中学生に入り、不定詞の定期テストで不定詞は、「to+do(動詞の原形)」で表されると書いてあったので、全ての解答を「to do」と書いて壊滅しました。そこから英語がわけがなくなり、高校入試で最下位となりました。

こんな私が、英語で論文を読み、英語で論文を書き、英語で発表できるようになった方法をお伝えします。

1.英語を日本語で理解することをやめること

 みなさまの頭に?が出たと思います。英語を英語で理解することですか?という声が聞こえてきそうですね。安心してください。そういうことではありません。私の天敵「不定詞」とか、「関係代名詞」とかわけのわからない名前を付けて、わけのわからない説明を日本語でされてもわけがわからないということに気がつきました。
 例えば、「不定詞」は、名詞的用法、形容詞的用法、副詞的用法があり、それぞれ、主語、補語、目的語になり「~すること」、名詞を修飾して、「~するための」、動詞を修飾して、「~するために」と訳しますと教科書や参考書に書いてあったり、授業でならったりしました。私はわけがわかりませんでした。わけがわからな過ぎて教科書や参考書を破り捨ててやろうかなと思った程です。みなさまも同じ経験をしたことがないですか?
 英語ができない原因の一つは、英文法をわけのわからない日本語で定義づけをしているからではないかと思いました。将来英語を研究したい、研究しているという方は別だと思いますが、一般的な英語を勉強している方は、完璧な定義って必要ないのではと考えました。事実として、日本語を使うときは、そんなまどろっこしい定義を考えながら話をしたり、文章を作ったりしていないと思います。
 私は、英文法のわけのわからない日本語の定義を自分のなかで、間違いのない範囲で再定義をしました。例えば、私の宿敵「不定詞」の定義を、「動詞を動詞と異なる使い方をする方法」、「目的を意味するtoを使っているから、ポジティブなイメージ」としました。
 いかがでしょうか?スッキリしませんか?私は、これを繰り返して英語をできるようにしていきました。

2.単語力を徹底的に強化すること

 英語を勉強していて、感じたことなのですが、日本語ってめちゃくちゃ便利だなって感じました。日本語は、語順が変わっても意味がかわらなかったり、英語で表現しにくいオノマトペ、わびさびなどの表現が簡単に出来たりすることです。

例えば、
I kicked the ball.(私はボールを蹴った)
The ball kicked I(me).(ボールは私を蹴った)
英語は語順が変わると意味が変わってしまい、やばい状況になってしまいます。
ですが、日本語では、
私はボールを蹴った。
ボールを蹴った私は。
蹴った私はボールを。
私は蹴ったボールを。
語順を変えても違和感はあるにしろ意味は同じです。

 この特徴に注目して、英長文を読解していく際に、語彙数と英単語のニュアンスがあれば、英文法が苦手でも理解できる英長文のレベルがあがると思い、語彙数を上げるトレーニングをしていきました。
 語彙数を上げるトレーニングは、まず自分が使いやすいと思った単語帳を1つ選んでください。つぎに1秒1単語で、1日100単語を3周します。たったこれだけです。
 単純な計算ですが、1500単語が収録されている単語帳の場合、
1秒/単語×100単語×3周=300秒(5分)、1日5分のトレーニングで15日で単語帳を3周できる計算になります。この高速周回法で、語彙数をあげていきました。これをしばらく続けていると、単語帳の表紙が擦り切れるなど、見るも無残な状況になったら、次の単語帳を検討しましょう!

ご要望があれば、レベル別のおすすめ単語帳の記事も作成しますので、みなさま「いいね!」よろしくお願いします。

3.3日坊主上等!!

 最後は、この時代にまさかまさかの根性論みたいなところになってしまうのですが、学びをハードルを少しだけ下げるマインドセットです。なにも英語をだけではないのですが、タイトルの通り「3日坊主上等!!」です。 
 苦手なものをやり続けるには、相当な根気と気力が必要です。挫折することも私も何回もありました。その度に自己嫌悪に陥り、やる気もかなり削られていきました。学問を極めていくという作業は、ことわざでいうと「学問に王道なし」、漫画「ハイキュー!!」の武井先生の言葉を借りると、「遠きに行くは必ずちかきよりす」と地道にな作業の繰り返しになります。やめたくもなります。そこで私はこう考えるようになりました。「休んでもいいじゃん~」って。「千里の道も一歩より」、「遠きに行くは必ずちかきよりす」これらの言葉には、1歩1歩着実に進んで行きなさいという意味はありますが、休んじゃダメだよとは言っていないのです。
 3日坊主も120回繰り返せば、1年間学習を続けたことになります。これでいいではないですか?私の経験上ですが、120回も続けているうちに気がつけば毎日続けられているように感じます。
 日本の風潮として、逃げることや休むことは、”悪”であるというものがあります。私はそうは考えません。本当に”悪”なのは、完全に諦めてしまったり、無理をしすぎて身体を壊すことです。だからみなさまにもこう考えるようにしてください。「3日しか続かなかった」→「3日も続いた」これでいいのです。少しでもみなさまの学習への気持ちが楽になることを祈っています。最後に、「鬼滅の刃」元鳴柱桑島慈悟郎が、弟子の我妻善逸に送った言葉を紹介して、締めとしたいと思います。

泣いてもいい、逃げてもいい、ただ諦めるな

鬼滅の刃より

まとめ

みなさまお読みくださり、ありがとうございました。
今回は、英語が大の苦手だった私が、留学に行かず、大学院で英語で論文を読み、英語で論文を書き、英語で発表できるようになるまでにやった勉強法と気持ちの持ちようについて、3つにまとめました。次回の投稿も楽しみにしていただくさい!

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