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究極の心理戦。その名はポケモン

全5回にわかり、私のポケモン史について語っていくエッセイの第4回目になります。
よろしければ第一回からお読みいただければ幸いです。


かつては熱中して遊んでいたポケモンも、ルビー・サファイヤ版をプレイした後、なぜか遠ざかってしまった。
ポケモンが嫌いになったわけではなかったけれど、どうも子供っぽいゲームというイメージが強くなって、より大人っぽいゲームへと趣を変えていった。
モンハンやウイイレなど、よりシビアで大人向けのゲームを多く嗜むようになった。

それで約14年間もポケモンとは疎遠に過ごしてきた。
しかし、2020年に偶然目にした「ポケモン日本一決定戦2020」が私の心を震わせた。

なんだこの究極の心理戦は・・・と。

自粛の世の中で、家でYouTubeを見る日々が続いていた。
そして、偶然見つけたポケモン世界大会の中継。
そこで繰り広げられていたのは、私が知っていたポケモンとは全く異なるバトルだった。

単なる殴り合いのようなゲームではない。
相手の動きを読みながら巧妙に守り、ポケモンを巧みに交代させて場を支配する、まるで心理戦のような戦略的なプレイが展開されていたのだ。

私が以前プレイしていた時は、ポケモンの4つの技には全て攻撃技を揃えて戦っていた。
しかし、世界大会では違った。
参加者たちの戦術は多彩で、同じポケモン同士でも、技や動きが異なっているのだ。
まさに奥深い戦いが繰り広げられていたのだ。

そして昔はポケモンの育成は難しく、努力値を気にして育てるのは熟練の技術だった。
ポケモンを遊び続けている友人なんかは紙に正の字を書いてメモをしながら育てていたらしい。

しかし、今は違う。
育成が格段に容易になり、大会で勝利するプレイヤーたちと同じポケモンを手に入れ、育てることができるのだ。

それによって、強力なポケモンを基盤にしながらも、戦略を持ってチームを組み、相手の動きを先読みすることが重要になってきた。
まるで究極の頭脳戦だ。

このポケモンの世界大会を見て考えた。
なぜこんなにも心を震わせられたのか。

それは、このゲームが仕事や私生活の考え方にも通じる部分があるからだ。

学生時代は自分の力を最大限に発揮し、成績を上げることに専念していた。
だからこそ、テストで良い点を取るなど成功体験をいくつかは重ねて、嬉しさを感じてきたのだ。

しかし、社会で働くにつれて、一人の力だけでは限界があることに気づいた。

同僚やお客さんなどの周囲の人の考えを読み取ることが重要になってくるのだ。
それは相手の立場になって物事を考えることと同義だと感じる。

ポケモン対戦も同じだ。
相手の立場に立ち、相手の行動を予測する。
世界大会のプレイヤーたちは緻密なプレイングを行い、私もそんな戦いに挑戦したくなった。

そしてその思考は、仕事や私生活においても大いに役立つ。
相手の考えを先読みし、自分の力を適応させることで社会人になってからも成功体験を重ねることができるのだと強く感じる。

ポケモン、あの懐かしいゲームに再び魅了された瞬間だった。
世界大会を見た翌日に家電量販店に足を運び、ポケモンソードとニンテンドースイッチを手に入れたのは安易に想像いただけるだろう。

新たな冒険が始まるのを胸躍らせながら。


追伸
今回の文章をchatGPTに校正してもらって書き直しました。
すごいね、chatGPT。


#エッセイ
#ポケモン
#ゲーム

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