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クリスマス休暇と最近のこと

こんにちは、りさです。
ちょっとご無沙汰していました。いま大学は2ターム目のさなかですが、先週末からクリスマス休暇に入りました。このお休みをどれだけ待ちわびていたことか!ただ…コロナウイルスの状況の悪化のためロックダウンが強化され、クリスマス気分の満喫はできません。ふつうなら周辺の国を旅したりしてただろうな。まあ、いまできることを楽しもうと思います。

8月の半ばにこちらに渡航して、すでに4カ月が経ちます。生活してるうえで真新しいことに出会うことも少なくなってきました。とはいえ、ちょっと足を伸ばしたり視点を変えてみるとまだまだ面白いことがたくさんあります。今回はユトレヒトの暮らしの日常を少し紹介します。

鳥さんだらけの公園

ユトレヒトにはたくさんの公園があります。先日、街の中心にほど近い'Julianapark'という公園に友人と出かけました。

ちょっくら歩いていると、ん?

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なにやら青いものが…

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あら!?

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孔雀ちゃん!!!

こんな感じで、園内には孔雀や鶏が自由に歩き回っています。
ほかにも、柵の中には羊、ヤギ、鹿、豚、七面鳥が。別の一角では、インコ、オウム、鶏やウズラなどさまざまな鳥たちが同じ空間で羽ばたいていました。
なんてこった!動物好きにはたまらない空間です。子どもたちにも人気なのでしょう、公園は子ども連れの家族がたくさんいました。

意外とおいしい、オーツ麦ミルク

みなさん、オーツ麦ミルクって試したことありますか?
オーツ麦は、オートミールとして食べるあの白いやつです。これ、くせがなくてさらっとしていて、おいしいんですよね。オーツ麦ミルクも豆乳やアーモンドミルクと同じように、植物由来のミルクです。

オーツ麦ミルクは牛乳や豆乳よりも生産時の環境負荷が低いそうです(BBC, 2019)。生活者の選択の範囲で、よりサステナブルな商品を選ぶとしたらオーツ麦ミルクがおすすめなんていう風に言われています。下の図は牛乳、ライスミルク、豆乳、オーツ麦ミルク、アーモンドミルクの土地利用、水使用、CO2排出の比較です。

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オランダのスーパーでは植物由来のミルクの種類が豊富で、ふつうのスーパーの棚にも一通りのラインナップがそろえてあります。ものによりますが、お値段もふつうの牛乳と大差なく、100円~200円程度で買えるものばかりです。

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オーツ麦ミルクの中でも人気のブランドが、スウェーデン生まれのOATLYです。
約30年前から、乳糖不耐症の人向けの牛乳の代替としてオーツ麦ミルクを開発した会社なんですって。

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OATLYを飲みながら、なんとなくホームページをのぞいていると「サステナビリティレポート 2019」の文字が。このレポートが、なかなか素晴らしかった…。

すばらしいポイント① デザイン

こちらはマーケットシェアの図。スウェーデン24%、UK 23%、北米19%、エトセトラ。ポップな世界観が、OATLYの全体的なデザインとぴったりはまっています。このキャッチ―さが、多くの人の目に留まってもらうためには大事なんですよねん。

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すばらしいポイント② 透明性と野心的な目標

こういうレポートって、株主に向けた統合報告書的な性格もあるのでとかくいい感じに見せがちです。そのなかで、OATLYのレポートは「今のところよくない」点も開示しているのが評価できます。例えば以下の図は輸送時の1Lあたりの製品製造時のCO2のkgのグラフです。年を経るごとに増加しているのがわかります。短いレポートですが理由と解決策も明示しており、2020年度の目標も野心的に掲げています (2019年比50%削減)。

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ちょっと長いですが、グラフィックが多く楽しく読むことができると思います。これこそコミュニケーションツール!もちろんこのアプローチはOATLYだからハマってるのであって、東証一部上場企業が同じようなことをしても寒いかもしれません。なかなか難しいですね。

……

お出かけができないのは残念ですが、日常のちょっとしたことも楽しんでいきたいなと思っています。みなさんもお元気で、どうぞよいお年をお迎えください:)

サポートありがとうございます。お金を使ったり体を張ったりする取材の費用に使わせてもらいます☺