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海外で友だちをつくる方法

こんにちは、りさです。
10日ほど前から、オランダのユトレヒトに留学に来ています。昨年に大学のようすを見るために数日滞在しましたが、長期間住むのは今回が初めてです。

見知らぬ場所に一人でやってきて勉強や仕事を始めるのって、けっこう不安ですよね。そんなときも、現地に知り合いや友だちがいれば心強いものです。
私自身まだここに来て日が浅く、コロナの影響もあってそれほど活発に行動していませんが、ひとりで毎日孤独…というわけではありません。それはなぜなのか。わたしなりの海外での友だちのつくり方の極意をお話します。

極意その一:意気込みとオープンマインド

なんのこっちゃと思うかもしれませんが、要は第一にメンタリティが大事なのです。「友だち、知り合い!つくるぞ!!!」とちゃんと自分に言い聞かせましょう。

では、自分はどんな人と友だちになりたいでしょうか。

例えばオープンマインドで、親切で、一緒にいると楽しくて、一緒に切磋琢磨できるような人。だとしたら、自分も相手にとってよい友人であるように、心を開いてしかるべき態度や行動をとることが大事になってきます。

言語がネックで、うまくコミュニケーションがとれるか心配…。

海外あるあるですよね。
わたしも英語はまだまだで、言いたいことをすべて言えるわけではありませんし、聞き間違いや言い間違いも日常茶飯事です。
でも、話すのを躊躇していたら始まりませんからね。改めて「友だち作りたいねん!」という初心を思い出しましょう。そして、オープンマインドで人々に接しましょう。もし相手も心を開いてくれれば、言葉での意思疎通が100%ではなくとも割と通じ合えます

そもそも言葉はコミュニケーションの方法のひとつでしかありません。それ以外の意思疎通の手段(ジェスチャー、視線、行動、態度など)も同じくらい大事なのです。
あとは、言語が下手だからといって卑屈にならないことも重要です。あくまで相手とのコミュニケーションを楽しむことを優先しましょう。
そうしたことを忘れないようにすれば、たいていの人とは仲良くなれるんじゃないかなと思います。

極意その二:テクノロジーの力を借りる

メンタリティも大事ですが、もっと実用的な話をします。
いくら友だちを作りたいからといって、そのへんのバーに毎日繰り出すのもこのご時世何とも言えません。かといって、公園に座っている人にランダムに話しかけるくらいのハートも持ち合わせていません。

そんな時には、インターネットを活用しちゃいましょう。
そうすれば顔を合わせなくても、チャットをしながらお互いを知ることができます。もしお互い気が合えば待ち合わせしてコーヒーでも飲みにいったりすれば、リアルでも友だちができちゃうわけです。
以下、わたしが実際に友だちと知り合えたサイトやアプリを紹介します。

① カウチサーフィン

カウチサーフィン(”couchsurfing")は、旅人にはぴったりのオンラインコミュニティです。条件がマッチングすれば、現地のホストのお家に無料で泊めてもらえちゃうのです。

わたしはこのカウチサーフィンを利用してオランダを旅しましたが、2人のホストとの時間はそれはもう素晴らしいものでした。一緒にご飯をつくったり、街を観光したり、いろんなことを議論しながらお酒を飲んだり。帰国後もたまにメッセージを交換しながら、オランダ留学の相談にも乗ってもらいました。

そんなこんなで約一年越しでオランダに帰ってきたわたしを、彼ら温かく迎えてくれました。ユトレヒトに着いて久しぶりに会えた時には、そりゃーもう嬉しかったです。これからも心強い友だちでいてくれると思います。

さてこのカウチサーフィン、完全無料のサービスだったのですが、つい最近有料になってしまいました。なかなか海外旅行もできない時期ですが、機会があればぜひ使ってみてください。

② 言語学習マッチングサイト

会話のきっかけをつくるときに大事な要素。それはすなわち、共通の〇〇です。共通の趣味、目標、話題…なんでもいいんですが、お互いなにか共通の○○があれば、がぜん会話のハードルは低くなるものです。

そのひとつが「言語学習」です。
お互い「言語学習」という共通の目的意識をもつ人が、それぞれが学ぶ言語を練習するために「言語学習マッチングサイト」に登録しています。そうしたサイトはたくさん世に溢れているんですが、わたしがじっさいに使っているのは以下2つです。

Tandem(アプリ)
My Language Exchange.com(サイト)

それぞれのサービスでは、例えばオランダにいる人で日本語を学びたい人というようにフィルターをかけることができます。お互いの目的がマッチすれば、友だちづくりや言語学習にもってこいなのです。中にはデートがしたいだけのしょうもない人もいますが、自分の目的に合わなければ無理に彼らと話す必要はありません。

ちなみに各サイトは基本的に無料ですが、有料サービスもあります。手っ取り早くよい言語の練習相手やリアルの知り合いをつくりたければ、有料会員登録してみるのもアリじゃないかなと思います。

③ 大学のFacebookグループや交流アプリ

多くの場合、大学側で留学生向けの交流の場を設定してくれるはずです。大いに活用し、同じ学部や趣味の友だちを見つけて仲良くなっておきましょう。

じっさい、わたしは大学が提供しているWhatsappのような交流アプリで友だちをつくることができました。ランニングが共通の趣味ということで、今日までに2回一緒に朝ランをしました。ドイツ出身の明るくてかわいい子です。知り合えてうれしい。

また、大学によっては留学生向けに現地のチューターやオランダ語学習のパートナーをマッチングしてくれるサービスもあります。こうしたものは積極的に活用するのが吉でしょう。わたしはまだ知り合えていませんが、登録はしておきました。


わたしはこうしたマッチングサイトになんの抵抗もないのですが、ちょっと怖いなあと思う人もいるかもしれません。たしかに、残念ですが犯罪や事件に巻き込まれることもゼロではないので、慎重に相手を選ぶことは大切です。ですが、出会いの幅を広げてくれるという意味では、こうしたサイトは大いに役立てるべきかなと思います。

……
以上、わたしなりの海外での友だちのつくり方を紹介しました。

もちろん、上に挙げた方法以外でも友だちを作る方法はたくさんあります。じっさいに授業を通じて仲良くなるのが理想ですが、ほとんどがオンライン授業の予定の今は、残念ながらちょっと難しいかもしれません。

さて、もうすぐ大学の授業が始まります。まあ友だちをつくりにわざわざここまで来たわけじゃないのでね、勉強にも精を出してまいります。


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