クラウドファンディングを振り返って。
アフリカ大好きりさぴょんこと、Pamoja na Africa 代表の三関理沙(https://twitter.com/LisapyonKenya)です。
2024年1月26日~3月7日、クラウドファンディング「羊毛フェルトで解決!ケニアで障害と共に歩む子どもとお母さんを孤立から救いたい!」を実施しました。
https://for-good.net/project/1000216
結果
率直な感想
1か月半、とっても疲れました!(笑)
そして、同時に今間の人生を振り返るような時間で、感謝感謝で涙が止まらないことがありました。本当に感激しました。
1月26日、日本時間24:00にスタート。時差があるのでケニアの1/25の夕方18:00に始まりました。日本は夜なので、そんな支援してくれる人はいないというのはわかっていましたが、寝るまでの23:00までに誰も支援がなかったので、寝るときに、
● 明日起きても誰も支援してくれてなくて、全然お金が集まらなかったら、どうしよう。
● 支援してくれると思った人に連絡してシカトされて、いやな関係になったらどうしよう。
そして、朝起きた時に、何にも人が支援してくれて、拡散もしてくれて、素敵な応援メッセージを残してくれていました。
「よかった、本当にありがたい。」
と、心から思って、ぽろりで涙が出ました。
200名の方に支援頂いて、200名とのストーリーがありました。
● 待ち望んで、すぐに支援してくれた方
● 久しぶりに連絡したのに、すぐに支援してくれた方
● SNSにシェアをすぐしてくれた方
● 私の友だちの紹介で始めましてで支援してくれた方
● クラウドファンディング以外でも直接お金を送ってくれた方
● 小学校卒業以来に、連絡がきて、支援したよと言ってくれた方
● 親戚の人が久々連絡をくれた方
一人ひとりとメッセージをしていく中で、
「すごいね、応援してるよ」と言ってくれる言葉が心に響きました。
クラウドファンディングを開始した時はナイロビに住んでいて、マチャコスに引越しして、朝6時に家を出て、夕方18時に帰ってきて、夜はパソコン仕事。
何泊か泊めていただいた友人が、
「りささん、体力ありますね。朝、6時に出て行きました今日?」
自分が今全力で時間を使わなければいけない時なんだと再認識したと同時に、私のモチベーションは皆さんからの応援なんだなと思いました。叶えたい夢があって、そこにまっしぐらに突進できる今の環境が幸せと思えました。
クラウドファンディングは資金で助けてもらっているというのは大前提で、それが今の私に必要なことでもあります。それと同時にクラウドファンディングを通して、私のやりたいことに共感してくれるファンを作れたことが大きかったと思います。毎日朝SNS更新して、村の研修に行き、夕方からパソコン仕事をして疲弊することも多い1か月半でしたが、本当にクラウドファンディングを実施して良かったと思っています。
目的は達成できたか
今回最初から200万円を目標にしていました。それは、私のネットワークで達成できそうな金額というのと、今後お母さんを雇用していくために200万円を確保して、全力投入したいという想いからでした。
結果、178万円。22万円足りないという結果でした。
これからしっかり計画を立て直す必要がありますが、60名とはいかなくても、今年お母さん44名を継続的に雇用していくことは確実になりました!
事業の立ち上げ時期の今、売上がないので、ひたすら毎日お金が出ていきます。お母さんの研修中も、日当を渡していますし、試作品を作るために、羊毛を購入して、羊毛を精製するための機械や用具を購入しています。羊毛のカーダ機は10万円したので、クリックするときにプルプル震えました(笑)
私の貯金が減っていく中で、とにかくお母さんを雇用できる費用を確保できたことは私の精神的な安定にもつながるし、技術の定着がゆっくりお母さん、お父さん、おばあちゃんたちにも丁寧に時間をかけて研修を提供できます。
今後資金をどう使っていくのか
クラウドファンディングのページではこのように、書かせて頂いています。
研修
すでに研修をスタートしているので、研修日当として人件費を使わせて頂きます。研修開催費としては、研修を実施させて頂いている場所に使います。NGOで場所を提供して頂いている場所には、屋根がある場所がなく、雨降る時期は作業をするのが難しいので、研修場所を提供する謝礼として、屋根の建設費に使いたいと思います。また、雨水で生活している地域であるため、雨水を使い切ってしまうと水を購入しなければいけません。研修開催費から水を購入するのにも使いたいと思います。
羊毛素材の精製機材代
羊毛の商品を作るには、様々な道具が必要です。ケニアで手に入らないものもあります。ケニア全土で、他の羊毛製品を作っているグループに聞いて回りましたが、ヨーロッパから輸入しているとのことでした。今回、日本から輸入することになりました。
ケニアで長年活動しているマトマイニチルドレンホームの方々にもアドバイスをもらいました。羊毛で可愛いぬいぐるみを作っていて、私も昔からファンです。カーダの使い方は、ケニアのお母さんたちに教えてもらいました。
皆さんへの感謝
今回、クラウドファンディングに様々な形でご参加頂き、ありがとうございました。
ご支援を頂いたり、シェアして頂いたり、情報を提供頂いたり、直接お金を送ってくださる方もいました。心から感謝いたします。
私は日頃から、他の方が実施するクラウドファンディングにも少額ですが、参加するようにしてきました。そうやって、一人ひとりが助け合えば、よい社会になっていくと信じています。
私一人では、ケニアで挑戦していきますが、やはり周りの方の支援が必要です。それは今回のように寄付だったり、情報の提供だったり、SNSのシェアで私一人の活動が大きく広がっていきます。
今回沢山の人に応援を頂いたので、少しずつ恩返しをしていきたいと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?