♯6親への不信感、人を信じない。例え身内でも。
そんな多方面への借金が発覚したが祖父母や叔父たちはそんな事情があってなのか
純粋に可愛がってくれていたのか、お小遣いやお年玉をたくさんくれた。
小さい頃から「お年玉は使わないで大事にとっておくんだよ」
母親にそう言われてずっっっっっっと貯めていた。
小学3年生の時に初めて3000円分だけハムスターのおもちゃや欲しかったものを
買った以外は高校1年生まで貯めていた。おそらく20−30万にはなっていたと思う。
ある時母親から「高校生になったから自分で管理しなさい」と通帳を渡された。
今まで貯めていた分、貯まっているんだろうとワクワクしながら、これからも
大事にしていこうと思いながら通帳を見た。
・・・自分が引き出していないのに、なぜ引き出されてばかりいるんだろう。
どうして10年以上貯めていたお金が、数千円しかないのだろう。
純粋に疑問だった。
母親に尋ねる。「は、何これ」
「・・・しょうがなかったんだよ、お金がなかったんだから」
・・・私にとってはただのお金ではない。みんながおめでとうと言って
私にくれたお金。小さい頃からずっと貯めていたお金。
あなたが貯めなさいと言って貯めていたお金。
それをどうしてあなたが引き出しているんですか。
怒りが湧き上がってきた。母親を責めた。
返して欲しいと言ったが返せないと。
家庭環境が苦しいのはわかっていた。せめて使用するなら一言言ってほしかった。
一言もなく他人の金に手をつけた、それは親だろうと泥棒だ。
高校生の私は身内ですら信じてはいけないと学んだ。
risaco.
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