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ありえない彼友の一言

先日彼の友人の誕生日会があったので行ってきた。同じ地元のバスケットチームにいたという昔からの友人。もちろん他のメンバーも勢揃いでみんなカップルで来るので20人近く集まる。

で、私はあまり好きな人達ではない。

去年もこの誕生日会に来たが、私的にはクソつまんなかった。

なんだか内輪感が凄い。1人が下らないジョークを彼に言い、みんながそれを笑う。なんかいつものノリなのかもしれないが、部外者から見ると、イタイのりというか、見ててやな気分になるものだった。

そして私がスペイン語しか話せないのも知っているのに終始カタルーニャ語で話すのもマイナスポイントだった。

なので今年は君1人で行け。と彼に言っていたのだが、その後に行く予定だった場所の通り道だったので、ランチをしたらすぐ出るという条件で一緒に行くことになった。

案の定めっちゃアウェー感。ふと、自分の地元の友人を考えてみる。地元に止まってる人が多く、外国語を話せる人はほぼいない。彼を私の地元に連れて行ったらまぁ同じ事か。あー日本行きたい、ぼんじり食べたいと想いを馳せていた。

バスケチームなので野郎ばかりなのだが、奥さんや、彼女を連れてくる。

で気づくと奥さんグループと赤ちゃん達、男達で別れており、1人の独身男が赤ちゃんを見ながら、『俺は女の子は要らない。女の子だったら堕胎させる。それは彼女とも話し合って了解済みだ』と話し始めた。そして、その彼女は隣にいて特に何も言わない。

え?スペインもひとりっ子政策やってました?と一瞬耳を疑う。

周りの人はアラー!何言ってんのよ的な感じではあるが、きちんとその考えは間違ってるという人はいない。間違ってるというか、お前がゆうなって言う。妊娠するのも、堕胎するのもテメェの女だよ。テメェで産んでみろバーカと心の中で毒突く。

そして一番ムカつくのが周りが笑って終わらせた事。もしかしたら皆サジを投げてる奴なのかも知れないが、友達ならなんか言えよって言う。

そんなモヤモヤがあり、ランチは終了し、みんなプールサイドでジントニックを飲むと言った流れだったが私は帰ると主張。

帰りの車で彼に、何で何にも言わないんだ!と聞くとあーあの問題発言ね。あの彼女も変だよね。と人事だった。

私にしてみたらあの発言に対して何も言わない奴ら全員変だ。    

来年は君一人で行くとよい。と告げた。

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