明日の私へ〜私と変わる友達と変わらない友達の話をする〜

 こんばんは。イズです。

 今日は地元の友達に会いました。一人は先日会った人、もう一人は最近連絡が取れなくて心配していた人です。何よりまずは会えてよかった。

 二人は高校時代の友人。同じ吹奏楽部でした。二人とは何かと気があってよく話していました。楽しかったことも笑えたことも、日々の愚痴も、勉強の辛さも。全部笑い飛ばせる人たちです。帰省すると必ずと言っていいほど遊んで、というか、会って話をしています。

 本当であればあと二人足して5人で集まっていることが多かったです。

 それをしなくなったのは去年から。いや、一昨年からだったかな。コロナ禍になって思うように会うことができず、お互いに就活が始まり、試験が始まり、生活環境が変わり。うまく会えなくなっていきました。

 私も含めてみんな何かしら悩みを抱えています。将来のこと、大学のこと、仕事のこと。

 中でも一人は、少しの間連絡が取れませんでした。大学でいろいろあったんだと思います。少しお休みしていました。

 でも、連絡が全く取れなくて心配だった。だから良いか悪いかわからないけど、その子の家に先日お菓子を持って押しかけました。きっと私たちのことを遮断していたんだと思う。

 でもそれじゃ寂しい。寂しすぎる。会いたいし。だから押しかけた。迷惑だったかもしれないし、嫌だったかもしれない。けど自己満足に。私たちが会いたかったから。

 快く顔を出してくれた彼女と次に会う約束ができて今日に至ります。よかった。

 最初はどこまで聞いて良いか探り探りだったけど、話していくうちに、いつもの私たちになっていきました。

 でも話す内容は、高校の時のゲラゲラではなくなっていました。将来のこと、大学のこと、生きていくこと、お金のこと、結婚、子ども。現実的な話になってきたな。

 一人が
「もう、学校の中で誰が面白かったかなんて話は増えていかないね」
と言いました。

 思い出はこれからも増やすことができる。けど、高校の時の空気感やその頃の中で起こる出来事は永遠に増やせない。今の話しかできない。今から先の話しかできない。

 なんとも言えない寂しさがありました。こうやってゆっくりゆっくり時間が過ぎていくのかな。

 帰り際、またねといって別れました。

 しばらく連絡が取れなかった友人から、何度も会っている友人から、二人からの次を示してもらえたことがとても嬉しかった。ああ、私は「また」彼女たちにあってもいいんだな。次はお仕事の話ができるかな。

 二人にはずっと助けてもらっています。心を。二人とも悩んでいる苦しんでいる。そして私も。根本の1番の不安や悩みを言うことは恥ずかしくてなんとなく言えない。けどいつの間にか引き出されている。いつの間にか喋っている。けど包み隠しているところは隠している。そんな友人です。

 これからも大切に。ありがとう。

 じゃあ、さよなら、今日の私

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