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新たなトレンドの波になるか?話題のアイテム&トピックに注目【2021年6月1号】

こんにちは、LIPS編集部です。ブランド広告主様に向けてマーケティングの支援をしている『LIPS labo』。SNSやLIPSに投稿されているクチコミからわかる、美容トレンドの”今”をご紹介させていただきます。

新たなトレンドの波になるか?話題のアイテム&トピックに注目

「LIPSベストコスメ2021年 上半期」が発表され、上半期のトレンドを振り返る機会となりました。前回ご紹介させていただいように、withコロナも2年目となり、おうち時間が増え&マスクが手放せない中、ユーザーのメイクやスキンケアの意識が変わったのも事実。

そんな中で、今週も新たなトレンドとなりそうなアイテムやトピックをピックアップしました。

【Topic.1】2021年最大のヒットに!? 最旬”落ちないリップ”

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2021年5月1日の発売から爆発的な人気で、LIPS内でも発売1ヶ月を経たずに1,000件以上のクチコミを記録した、KATE『リップモンスター』。

「マスク生活」「メイクの多様化」という点からも、大きなトレンドが生まれにくいと感じていた中に登場し、今年を象徴するバズアイテムのひとつになるのではないしょうか。

人気のワケは「マスクをつけていても落ちにくい」「発色の良さ」などの機能面もさることがながら、『リップモンスター』という【印象的な商品名】と、「03 陽炎」「04 パンプキンワイン」「06 2:00AM」など【ユニークな色名】もカギに。

例えば「06 2:00AM」は、"不気味な夜に遊び尽くしたディープレッド"がテーマに。ノスタルジックで情緒的な表現は、まさに「エモさ」を感じさせられます。

また「パッケージがエモい」と話題になった、昨年秋にリリースの「&WOLF」や「LIPSベストコスメ 2021年上半期」のトレンドワードTOP5に挙げられた「ティータイムカラー」なども、まさに同様。

今の時代の"バズる"要因は機能面+α(パッケージや色名のエモさやかわいさなど)が求められるのではないでしょうか。あらゆる世代の心に刺さる「エモさ」は、これからもまだまだカギになりそうです。

【Topic.2】これからの時代に欠かせない。ジェンダーレスの視点

ディオールのビューティアンバサダーに、山下智久さんが就任したのは記憶にも新しいところ。

世界的にダイバーシティやジェンダーレスが謳われている中、編集部が注目したのが、KATEがWEBで展開している【KATE MAGAZINE】。(写真はHPより引用)

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「KATE MAGAZINE」が、ミレニアル世代・Z世代から熱い支持を受けているのは、ジェンダーレスかつボーダーレス、その先にある"自分らしさ"を持ったインフルエンサーたちの声に共感するから。

中でも、生まれてきた時からダイバーシティの中で育ってきたZ世代にとっての”自分らしさ”は、多様性のある社会の中で、自分のアイデンティを表現できることと同義に近いのかも知れません。

一方で、ブランドのスポークスマンとしてジェンダーレスに著名人が起用される中、実際のアイテムにはこれからもっとジェンダーレスな視点を盛り込む余地がありそうなのも事実。

いわゆる「メンズコスメ」と謳った商品は、さっぱりとした使い心地や、皮脂やテカリを抑えるといった印象のものが多く「メンズコスメの選択肢の少なさ」を感じます。

あえて「メンズコスメ」とジェンダーで括った訴求ではなく、既存の女性向けコスメのパッケージや販売方法を変更することでユニセックスに、ジェンダーレスに使えるよう変化していく…というのが、今後大きなひとつの方向性になってくるのかもしれません。

【Topic.3】香りで“ご自愛”したいから。フレグランス需要が急増

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上記のふたつのクチコミは、3週間で"1,000いいね"を超えたLIPS内の人気投稿。どちらもフレグランスというのがポイントです。

SNSのタイムラインでも、新作フレグランスのアイテムが多く流れてくるのが印象的な週でした。

おうち時間が増える中、スキンケアやヘアケア、ボディケアに時間を費やしていたユーザーたちが、次なる"ご自愛"を求めて香りに注目しているのではないか、というのが編集部の見解。

香りといえば、スキンケアアイテムでも重視されるポイントです。昨今では、「肌に負担感が少なく使える」という点から、無香料であることをポイントにあげるユーザーもいます。一方で、ブランドならではの"香り"に癒されながらケアをしたいという層もいるのが事実。

ミレニアル世代・Z世代のユーザーたちが、メイクとスキンケアでどれほど香りを重要視しているのか、またフレグランスアイテムの購入の変化についてアンケート調査を実施し、次回の「LIPS labo」で結果と分析をお伝えさせていただければと思います。

【NEXT HIT 予想】3次元を2次元で描くはデフォルトに。
理想の顔は“描(えが)いて作る”

Twitterで話題になった"自然な不自然を描く下まつげ"をご存知ですか?
この「下まつげを描く」というのは、LIPS内でも話題になっています。

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顔の造形を作る上で、立体的なまつげや眉毛、そして涙袋といった陰影は、アイライナーやアイブロウパウダーなどを使って"描(えが)く"が主流に。

まさに"自然に不自然を描く"は、ミレニアル世代・Z世代のメイク特徴のひとつと言えるかもしれません。

目頭切開ラインなどの仕込むメイクではなく、3次元の顔(キャンパス)に2次元で描き、3次元のキャンパスをより立体的に印象的に仕上げるメイク法として、今まさに”下まつげを描く”が再燃しました。

今後も"描く"メイクに、そして専用アイテムではなくユーザーたちが、どのようにメイクアイテムを活用していくのかも合わせて注目していきたいところです。

過去の記事はこちらから

【ニューノーマル時代】ミレニアル世代・Z世代のリアルなスキンケア、メイクの変化について【2021年5月2号】

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