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貯蓄を住宅ローンの返済に使うべきか、子供の教育費に当てるべきか?

子どもが成長にするにつれてライフプランは少しずつ変わっていきますよね。それに合わせて保険やお金に関することもいろいろと検討し直すことが必要です。今回のご相談者は、相続金で貯蓄がかなりあるものの、その使い道を何にあてるのかを悩まれておりました。そこで、相続した現金をローン返済として利用するのではなく、将来に渡り有効に利用するプランをご提案させていただきました。

ご相談者さまのカルテ(一部抜粋)

不安 / 確認したいこと
貯蓄を住宅ローンの早期返済に当てるべきか、子供教育費の準備にすべきかを確認したい。加入中の保険は、子供が生まれる前に加入し他保険であるため、適切なものに加入したい。

現在のご状況
【主人】46歳 / 会社員 
【妻】42歳 / パート 
【子ども】10歳 / 小学生・6歳 / 小学生
【貯蓄】500万円(相続で2,000万円別途あり) 
【既存加入保険】 共済

将来の理想的な暮らし
子供が将来を選択する際に、選択肢を狭めることなく選べる状況を準備したい。親ががんになってしまったため経験があるため、健康に将来の不安がなく過ごしたい。

最低限守りたいこと
万が一の場合の生活費をしっかり準備したい。現在の生活水準では貯蓄ができていないため、将来のことを考えてマネープランを準備したい。

現在とのギャップ
・ご主人さまが万が一の場合には、奥様とお子様の生活費が4,700万円不足してる状態。
・現在の生活スタイルでは子供の教育費を準備するという目的の貯蓄の仕組みができていない
・がんに対する対処を現在はしていないため、がん保険を検討する必要あり

現在加入中の保険で対処できていない項目
・現在加入中の共済保険は、結婚時に加入したものでお子様の生活費が不足している。
・医療保険は、ご主人のみが加入しているが高額療養制度を鑑みた場合には過剰に加入している状況

今回のプラン設計の目的と対処範囲
・死亡保障は不足している金額があるため切り替えを実施。商品は2種類を提案。ひとつ目は、掛け捨てでコストを抑えるプラン。もうひとつが、一時払いの定期保険への加入。
・継続的な貯蓄の仕組みとして保険商品の活用。ひとつ目はドル建ての一時払いの終身保険。ふたつ目は、貯蓄性のある医療保険とがん保険を提案。

対処理由と対処後に満たされること
・掛け捨てで月々8,850円の保険料で保障額が満たせることが可能。もうひとつの提案として、潤沢な2,000万円を利用して一時払いの保険で、死亡時には元本の2倍の保険金が支払われる商品。満期時には、元本で返礼。
・ドル建ての終身保険は、満期時には元本の120%で返礼されるため、お子様の教育資金として利用可能。継続的に貯蓄する原資を確保するために過剰に加入していた医療保険を解約し、70歳で掛け金が全額返金される貯蓄性の医療保険と貯蓄性のがん保険に加入することでマネープランを再構築する。

保険設計のポイント

潤沢な手元資金を活用した保険プランをご提案させていただきました。必要保障額を満たしながら、10年後に再度資金の利用方法の選択肢を持てることが最大の保険設計のポイントです。また、過剰に加入していた保険の整理を実施し、貯蓄の仕組みを構築しながらも、ライフプラン上のリスク、健康リスクに対処させていただきました。

今回のご相談に対応したライフプランナーは、

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鈴木 敏郎
全国に拠点のある運送会社に約6年勤務。横浜支店長で支店管理と法人営業を第一線で行う。保険の仕組みにほれ込み、外資系生命保険会社へ2010年転職。2011年オフィスで販売件数1位。2012年全国販売件数1位。最年少で人材開発マネージャー就任。その後保険代理店経営を経て、現在、総合保険代理店で個人保険中心に第一線でコンサルティング業務に携わる。

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