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坂道と階段を克服するために

今日は、坂道と階段を克服する方法についてお話します。

人生の例え話的な坂道と階段ではなく、本物の坂道と階段の話です。

坂道や階段が辛い



私はここ数年、気が付けば坂道や階段を上ると息が切れるようになり、まわりと一緒に歩いていても、一歩遅れをとったり、「大丈夫?」と心配されたり、仲の良い友人には「早く!」とせかされたり。

一応まだ30代前半だし、フルマラソンだって2回完走した。
1日8000歩は歩いているし、確かにぽっちゃりだけど、肥満が過ぎるってわけではないはず。

とにかく、ここ数年は坂道や階段が辛い。

体力の衰えかもしれないと考えた私は、今年のひとつの心がけとして、『階段を積極的に使って、エスカレーターは極力さける』と決めた。

物理的に、坂道と階段を克服しようと決めたわけです。


新年明けて1週間経った頃


まだまだ意識的に階段を上ることができていました。
相変わらずしんどいけど、そのうち慣れることを信じて、継続だと思いながら。

そして、1月5日に担当した通訳のお仕事で、ある香港人の女の子の通訳を担当することになりました。

その女の子に、今日終わったら行きたいところあるから一緒について来てくれないかと頼まれました。

行きたいところというのは、美容皮膚科での、美容成分(NMN)の点滴。
香港ではNMN点滴を打てるところがないし、いずれにしても日本の方が施術料金が安いから行きたいとのことでした。

点滴にも色んな料金プランがあって、1回100mlというのもあれば、1回で300ml入れられるというプランもありました。

その女の子は、香港では看護師のお仕事をしているとのこと。
モノを知らない私は、ふと浮かんだ疑問を彼女に問いかけてみたのでした。


『例えばさ、献血する時、成人は400mlとかあるでしょ?血液でいうと、そういう制限数値みたいなものあるじゃない?それと似たようなかんじで、点滴も一気に300ml入れて、血液中に一気に水分たくさん入れても大丈夫なのかね?』

彼女は、それはね、と切り出し教えてくれました。

『まずね、血液っていうのは、身体に酸素を運ぶ役割もあるから、ある一定程度より少ないと身体に支障を来しちゃうのよね。でも、点滴は、極端に言えば、水飲むのと同じことだから。500mlペットボトルでお茶とか飲んでも、身体に害はないでしょう』

そうか、血液の役割って、そもそも身体に酸素を運ぶことだもんね~と納得。

点滴も無事終わり解散し、帰りの電車でふと自分が発した『献血』のというワードを思い返していました。

前職(公務員)では、職場に献血カーが来るなど、献血する機会が年に数回ありました。

20代の時から、献血しようと並んでも、事前検査で血液の数値が足りなくていつも献血断られてたな・・・

結局人生で3回しかやったことないけど、毎回その後1週間位調子悪かったな・・・

そういえば骨髄バンクのドナーに選ばれた最終検査の時も、赤血球の数値が毎回足りなくて、レバーとかほうれん草積極的に食べるようにしてたな・・・

そう。

私、意外と貧血体質なんだよなあ~


ん?

血液は体に酸素を運ぶ役割?


そうか。


私が、坂道や階段ですぐに息切れしてしまうのは、貧血体質だからだ。
たくさん上って克服しようとするのではなく、まず体質改善しなきゃいけないんだ。


突然、まるでアハ現象のように、数年間の疑問が解けた瞬間でした。


正しい克服方法はこれだ


まずは貧血体質を改善する。そしてスタミナの向上。

ただ階段をたくさん上って苦手を克服するのではなく、苦手だった理由に向きあってこそ、克服することができるというものかもしれない。

ネットで調べたところ、具体的に、貧血を治すのにおすすめの食べ物は、

  • 煮干し(カタクチイワシ)

  • 豚レバー

  • しじみ

  • ビーフジャーキー

  • 豆乳

  • 小松菜

  • プルーン  など・・・

煮干しはそのままバリバリ食べるのは辛そうだけど、みそ汁に入れれば良いし、猫も喜びそう。豆乳もいける。豚レバーは・・・

とりあえず、ハードル低いところで、今から煮干しと豆乳買ってきます。

健康な身体が資本ですよね。



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