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「ごめんなさい」が世界を変えた

ありがとう や ごめんなさい は言えて当然。
子供たちにはまずこれらの言葉を教える。

しかし、こんな短い言葉がなかなか言えない大人は意外と多い。

と言う俺自身もそのうちの一人だった。

ありがとうは言える。
でもごめんなさいという言葉にはなぜか
抵抗があった。

無駄なプライドでもあったのだろう。

自分の言いたいことはしっかり伝える。
という教えの捉え方を間違った俺は

「意見が食い違えばお互い納得するまで揉めればいい」

という危険な考え方をしていた。

言いたいこと言えないやつは弱いやつ
だと思っていた。

揉め事最高

だと思ってた時期もあった。

両親やバイト先の上司と揉めることもあった。

俺は自分の考えをしっかり伝えた。
言いたいことぶつけてスッキリする予定だった。

なのになぜか1人でモヤモヤする。
イライラする。
人間関係がめんどくさくなる。
そんな自分にも嫌気がさす。

ある時、店長と揉めた。

帰ってからもモヤモヤして眠れなかった。
人間関係で悩むのも面倒いなと思い、
店長に謝罪のLINEを入れた。

「今日は感情的になってしまい申し訳ありませんでした。残業の中で不満や感情が表に出てしまいました。帰ってから冷静に考え、店長にご指摘頂いたことをしっかり受け止め、今後は改善していきます。ほんとにごめんなさい。」

すると店長から謝罪の文と共に
「お互い頑張ろうな」
的なことも言ってもらえた。

少し前のモヤモヤやイライラは消え去り、
明日からも頑張ろうと思えた。

ごめんなさいの大切さを感じたきっかけである。

なにか嫌なことがあればスッキリするまで
とことん揉めてやろう

なんて馬鹿な考えをしてたけどそんなことやってもメリットなんかひとつもない。

この当たり前にもっと早く気づくべきだった。

40過ぎても気づいてない人も時々見かける。

人間関係を複雑にしているのは自分自身であり、本当はもっと単純なのかなって思う。

平和最高。

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