自己紹介|はじめまして
はじめまして、らいおん先生です。
40歳以上の女性のためのダイエットを教えています。
ダイエットの先生というと筋トレや栄養指導の先生と思うかもしれませんが、私はそのようなことを教えていません。
私が教えているのは、ダイエットの迷路から抜け出して二度とダイエットに苦しまなくなるための方法です。
私は長い間ダイエットの真実に辿り着くことができずに、20年以上もの間、ダイエットを失敗したり一時的に成功してもリバウンドするというサイクルを繰り返してしまった経験があります。
ここで私のダイエット遍歴を少し紹介させていただきますね。
私が最初にダイエットを意識しはじめたのは20代後半の頃でした。
デザイナーとして「デスクワーク」と「不規則な生活」と「太りやすい食習慣」というトリプルパンチが原因で少しずつ太っていき、20代ですでにダイエットが必要な状態になってしまったのです。
そのころはまだインターネットもなく今ほどダイエット情報がなかったので、食べる量を減らすとかカロリーを減らすために肉は茹でて食べるとか、スポーツジムやエアロビクス教室で運動するとか、そんな古典的なダイエットを始めました。
当時の自分は目標体重を目指してガムシャラにやるスタイルで、食事を制限して筋トレやエアロビのレッスンをゼイゼイ息を切らしながら受けたりすることで、無事に痩せることができました。
(このやり方では一時的に痩せることができてもすぐにリバウンドしてしまうので、今なら絶対にやりません。
今でもまだこのパターンのダイエットをしている人がいるという現実に、ダイエットの闇の深さを感じています。)
つらいダイエットで痩せても継続できなくて結局リバウンドしてしまった私は、30代になってもダイエットの悩みから解放されることはなく、常に新しいダイエット方法を探して試行錯誤していました。
そんな時に出会ったのが、日本における糖質制限ダイエットの草分けとも言える「世にも美しいダイエット」です。
50歳以上の方なら一度は耳にしたことがあるかもしれません。
この「世にも」を簡単にいうと、白米を食べないことで糖質をかなり抑え、野菜(特に小松菜)と主に魚や鶏肉でタンパク質を食べ、バターやベニ花油で脂質をたっぷり摂る食事法です。
(当時は、白米を食べない、不足する栄養素はサプリメントで補う、という考え方はとても画期的で家族や周りの人に驚かれたのを覚えています。)
運動は1日に1時間程度のウォーキングをすることだったので、なるべくどこでも歩くようにしているうちにスルスルと痩せることに成功したのです。
そんな生活を続けている間は体重もキープできていたので、もうダイエットから解放されると思っていたのに、「世にも」では禁止されていた白米とアルコールを解禁した途端に、食べる量もコントロールできなくなりまた太り始めてしまいました。
結局、我慢や極端な食生活によって体重をキープする方法では、リバウンドから抜け出すことができないことを痛感して、どうしたらいいかわからないまま40代になっていったのです。
40代になった頃にジョギングブームが起きていて何となく走ってみたのですが、すぐに息が上がって体力が落ちていることに焦りを感じ、老化防止のためにジョギングするようになりました。
最初は辛かったジョギングだけど続けていると少しずつ走れる距離もスピードもアップし、それに比例して体重が減っていったのです。
そんなジョギングも膝が痛くなったり、夏の暑さや冬の寒さが嫌で徐々に面倒になってしまい、その結果また体重が増えていきました。
これらの経験から継続できない方法でどんなに痩せても、最終的にはリバウンドしてしまうということをつくづく理解したのでした。
50歳になる頃には、ダイエットは気になりながらもおいしい食べ物の誘惑には勝てず、ダイエットを頑張るという気力は失っていき、「痩せて見える服装で誤魔化せばいいか」と思うようになっていました。
ところが、50代の体の変化は思っていたよりも残酷で、体重だけでなく体型がどんどん悪くなって完全な中年太り体型になり、そのうえ体の動きも悪くなって膝や股関節に痛みを感じ始め、ついには健康に強い不安を感じるまでに追い詰められていったのです。
そこで「早く痩せなければ!」と始めたのがボクシングでした。
ボクシングは痩せそうなイメージがありますが、結果的にはきついだけで全く痩せることができなかっただけでなく、どちらかというとサンドバックを叩き続けたせいで肩や首ががっしりして終わりました。
気がつくと痩せにくい体になっていて、もう運動すれば痩せる状態ではなくなっていたのです。
(痩せにくくなった体は運動では痩せれないというこの体験は、のちのダイエットメソッド作りの大ヒントになったので無駄ではなかったですが。)
ボクシングでも全く痩せなかったという事実に、不安はさらに大きくなり危機感を感じて焦っていました。
そして次のチャレンジが「ピラティス」でした。
体が硬いのでヨガやピラティスのようなものには興味がなかったのですが、ピラティスが怪我をした兵士のリハビリが発祥で、
「自分の体を自分が思ったように動かせるようになる」
を目的にしていると知って考えが変わり、「体を根本的に変える」と決意してスタジオに通うようになりました。
ピラティスは骨や筋肉や呼吸を意識しながら動くので、集中して自分の体に向き合うことになります。
重くて衰えた自分の体では最初はできなかった動きが、徐々にできるようになって体の動きが回復していき、ピラティスの効果を実感してハマっていきました。
使う道具はヨガマットとストレッチポールとテニスボール。
それだけあれば、スタジオに行かなくても自宅で簡単に体を整えることができる。
そんなピラティスは私たちのダイエットメソッドに必要不可欠なものになっています。
しかしピラティスだけでは痩せることができないこともわかってきました。
私よりずいぶん前からレッスンを受けている人たちも、痩せることができずにいたからです。
体のことを知りたくて骨や筋肉について調べていくうちに、リンパの大切さや全身を覆う「筋膜」の重要さに気づき、筋膜リリースセラピストの資格を取りました。
それらの知識をベースに試行錯誤することで、あれだけ悩んだ体型の改善法や部分痩せの方法もわかり、今では多くの人で結果も出せています。
食事についても栄養素や体の機能などの学びを重ね、低糖質な食事をベースに我慢しなくても、無理なく痩せることができる法則を見つけることができました。
こうして体のメカニズムを理解し、痩せやすく太りにくい体になる方法がわかったことで、私のダイエットとの長い長い戦いは終了することができたのです。
それらの体験で気づいたのは、本当はダイエットは楽しくてシンプルで簡単だったということです。
多くの人はダイエット情報に振り回されて、やらなくていい事や、やってはいけない事まで頑張りすぎています。
そのせいでダイエットに成功しないだけでなく、成功からますます遠ざかっているのです。
流行のダイエット法や誰かが痩せた方法を真似しても、「体の状態」も「生活パターン」も違うのに同じ結果が出せないのは当然です。
ダイエットのメカニズムを理解して、自分の体に向き合って体の声を聞けばやるべき事は見えてきます。
ダイエットの成功は体だけでなく心も軽くします。
ダイエットの成功は私に自信と希望をくれました。
太っていた頃は鏡を見るのが嫌、写真に映るのが嫌でした。
今は鏡を見るのが楽しい、服を選ぶのが楽しい。
もし私の初めてのダイエットがこれだったら、ダイエットにあんなに時間やお金を使わずに済んだでしょう。
もしタイムマシンがあったら「30歳の頃の私に教えに行きたい」と本気で思います。
遅くても40歳までには教えたい。
「体型が崩れた」「太りやすくなった」と感じ始めたのが40代だったからです。
「以前の私のように迷子になってダイエットの迷路から抜け出せなくなっている人に、この可能性を伝えたい」
という思いから、ピラティスインストラクターの友人と共に体験と検証を重ねて、運動がきらいで食べるのが大好きでも、無理なく成功できるダイエットメソッドとして形にしました。
ダイエットを仕事に活かしたい人のための講座も作りました。
私たちのダイエットメソッドを実践した人は
「簡単で驚いた」
「今までのダイエットは何だったんだろう」
と口を揃えて言います。
それほどダイエットには間違った思い込みや不要な情報が溢れているのです。
ダイエットの方法は無数にあるので、自分に合った方法を選ぶことが大切です。
正しいアプローチをすれば何歳からでも体は変われます。
少しでも早くダイエットの迷路から抜け出すことが、人生をもっと楽しむための一歩になると信じています。
と、こんな感じでダイエットの仕事に関わっています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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