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起業のはじめの一歩

私は起業したいと思いながら、思いきれず悶々と約7年もの間、夢と現実の狭間で葛藤を繰り返す日々を過ごしていた。

その頃のことを振り返ると、とにかく組織の一人として働く拘束的な毎日に嫌気がさしていた。それもあってとにかく自分で何かを始めたかった。自分の好きな空間で好きなことをしてお金を稼ぐことができたら、、そしたらとんでもなく自由になれるとそんな安易な事を考えていた。

ただ、先立つ物が何も無かった。

何で企業をするのかさえわかっていなかった。これといったアイディアも経験も知識も資格もコネクションももちろんお金も無かった。時間も今思えばスーパーあったと思うが、それすら無いような振りをして出来ない言い訳にしていた。とにかく起業にはお金が必要だと思っていたから、当時もはやマイナスの生活をしていた私にとっては起業など到底無理。そんな風に思っていた。

でも、逆に言えばそんな私には失う事が怖いものなどほとんど無かった。そんなことにある日ふと気づいた。そしたらそ今まで難しく考えていた事が急に軽くなって、なんかまぁやってみるか、とりあえずまぁみたいな感覚になった。                                

そして、お金(資金調達)について初めて本格的に色々調べだした。次ぎに、何ができるか、何がしたいか、そして何がしたくないをひたすらノートに書きだした。

それが私が起業するためにした、初めての行動だった。

そしてそこからは早かった。

具体的な資金調達やそのノートが現在のビジネスにどう繋がったかはまた改めて。

7年もの時間の中で先立つものが何もない私にもできるこの行動をなぜしなかったのか、今でも時折後悔する。


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