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豆類が食生活を改善する

少量の典型的なタンパク質源と精製穀物を豆類に変えることで、米国人の食生活の栄養プロファイルが大幅に改善されるようだ、という研究報告。

研究者らは、2020-2025年版米国人のための食事ガイドラインで特定された健康的な米国スタイルの食事パターンにおいて、カロリーを一定に保ちながらタンパク質食品および/または精製穀物を豆類(乾燥エンドウ豆、レンズ豆、ひよこ豆、乾燥豆など)に置き換えた場合の栄養への影響をモデル化した結果、食事の栄養プロファイルが改善されることを発見した。

具体的には、一般的なタンパク質食品の 1 日あたり 1 オンスの代わりに、1 日あたり約 1/4 カップの豆類を追加すると、食物繊維が10%以上増加し、コレステロールが 10% 以上減少した。さらに、カロリーを一定に保ちながら、毎日1オンスの精製穀物の代わりに1日1/2カップの豆類に置き換えると、食物繊維、マグネシウム、銅、およびカリウムが10%以上増加することが判明した。

「私たちの結果は、豆類の摂取量の増加を促すことが、栄養素の摂取量を改善し、より健康的な食事パターンを達成するための効果的な戦略である可能性があることを示唆しています」と研究者はコメントしている。

出典は『Nutrients


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