青年会議所で積み上がる信頼。その信頼をどう活かすか。｜松岡慶純先輩による研修

今日は茅ヶ崎青年会議所の会員向け研修でした。参加してくださったメンバーの皆さんはどんな感想を持ちましたか？

講師は松岡慶純先輩。茅ヶ崎青年会議所の第39代理事長をお務めになられた先輩です。川西翔太委員長を中心とする人財育成委員会が担当で、想像を超える素晴らしい時間となりました。

参加できなかったメンバーの皆さんは、本日の様子が後ほどYoutubeチャンネルにアップされますので、是非ご覧くださいね。仕事のチャンスをどうつかむのかを知りたい人は、マストです^^

▼昨日、この研修会の予告を書きました。

「責任感」に信用が積みあがる。だから仕事もＪＣも一層忙しくなるスパイラルに入る。

青年会議所で活動し、活躍する人は、たいてい本業もそれ以外でも忙しいものです。それは、頼られるからです。

20代～30代はとにかく学びまくる時期です。たくさんの経験を積んで、恐らく用量もまだまだ悪く、失敗を重ねながら多くの人と出会い、切磋琢磨し、本当にがむしゃらな時期だと思います。

この時に、さらに超厳しい茅ヶ崎青年会議所の門をくぐり、役職が変わっていくにつれて、益々ハードな日々となります。このとき、自分はどういう日々を過ごすか。

このとき、投げ出す人もいるかもしれません。仕方ないです、めちゃくちゃ忙しいですから。もっと大切にしないといけないことが本人にあるのだと思うし、有限の人生においてどこにエネルギーを注ぐのかは自分しか決めれません。

他方で、忙しい身でありながらさらにチャレンジをする人もいるでしょう。時間は皆平等ですが、時間を空ける努力はできます。青年会議所で役職をどんどん駆け上がるような人は、そういう人だと思います。

これは、その人が恵まれているかどうか、ではなくてその人の選択に過ぎません。

ただ、皆で頑張っていこう、と取り組む青年会議所というチームで、その方向に全力で向き合う人は自ずと信頼を勝ち得て、仕事も繁栄をするという関係はあります。裸一貫で立ち上げた保険会社の事業主が、10年間で自社ビルを持つという偉業を達成するのは、そんな発想と行動力を実践されている先輩ならではなのだと思います。

自分の運命は自分でコントロールする。だから潰れちゃいけないし、頑張る価値がある。

私自身も、自分と未来は変えられるというスタンスです。自分を変えるというのは自己成長のことです。これは自分が一つ一つの機会とどう向き合うのかという点に尽きるし、生かすも殺すも自分次第だと考えています。

また、未来を変えるためには、自分一人ではなかなか難しかったりします。または不可能ではないにしても、尋常じゃないほどの時間がかかります。

だからこそ、青年会議所でリーダーシップを学ぶ必要があるのです。

このまちの未来を変える、というとカッコいいけど、自分の住み暮らす未来を良くする、という自分のための考えにおいても、リーダーシップは大切なのです。

If you want to go fast, go alone. If you want to go far, go together.

早く行きたいなら、一人で行きなさい。より遠くに行きたいなら、仲間と行きなさい。

こういう言葉を耳にされたことがあるかもしれません。

どこまで遠くまで行けるかがリーダーシップなのです。

このプロセスがまさに青年会議所ライフですが、このとき、道半ばで気持ちが途絶える人もいます。仕事がうまくいかなかったり、家庭がうまくいかなかったり、そういう理由が多いでしょう。

その時に、悩みすぎて潰れてはいけません。というかそこまで追い込む必要もありません。語弊を恐れずに言うならば、ＪＣに過ぎず、ＪＣは目的ではなくて手段だからです。その手段に、行けるときはめいいっぱい行けば良いし、ダメなときは距離を取るのもありです。

ただ、それくらい追い込まれている時こそ、自分を変えるチャンスです。多くの人は人を頼ることが下手です。私もそうです。めちゃくちゃ下手。自分で何とかしなくちゃ、ってすぐに考えてしまいます。

けど、何度も言いますが、時間は有限です。自分で何とかできる量なんてたかが知れています。青年会議所で実践するタスクは、この程度ではありません。仕事を圧迫する量になります。

だからこそ、仲間を頼ること。仲間に任せること。そして、仲間のポテンシャルを引き出すこと。このときに、僕らは初めてリーダーシップを学び始めます。

松岡先輩のように完璧な人ですら、JCを卒業したときに会社がズタボロだったことに気づいたそうです。

だから、卒業後に一気に立て直しを図り、JC時代の３~４倍もの売り上げにまでなったそうです。それはJCをしなければもっと早くそこに到達したかというとそうではなく、JCで学んだ成果なのだと仰っていました。

さて、みなさんはＪＣとどう向き合っていますか？

時間は皆平等です。機会も皆平等です。だけど、結果に差が出ます。自分は結果を出したいのか、出したくないのか。これを選択するのは自分です。そして、結果を出したいから、信頼を積み上げる。王道です。

現役メンバーの気持ちを汲み取りながら最高の御講演をしていただきました松岡先輩、本日は誠にありがとうございました。