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【1期生『修了レポート #5』】小池 葵衣(釧路市立鳥取小学校)

一般社団法人Link×スマイルプロジェクトの共同で開催する『次世代エリート育成プロジェクト』の1期目が無事終了しました。
このプロジェクトは、ソチ・平昌・北京オリンピック3大会連続でキャプテンを務められた大澤ちほさんと共催で、未来の日本代表キャプテンや海外のトップレベルで活躍する選手の輩出を目指す次世代育成プログラムです!

今回は、1期生『小池 葵衣』選手の修了レポートをお届けいたします!

小池 葵衣 コイケ アオイ
学年:小6 生年月日:2012.6.29
所属:中日ジュニア / 愛知 → 釧路市立鳥取小学校 / 北海道


日本代表に選ばれてオリンピックで活躍する


--なぜプロジェクトに参加しようと思いましたか?

私のアイスホッケーの強みは、男子にも絶対負けないガッツあるプレーとスピード、体格が良くてどんなに強そうに見える子にも向かっていく強さです。私のスピードや強いメンタル精神は、だれにも負けていないという自信があります。所属していた中日ジュニアや愛知をこえて、日本のトップレベルの中で、さらに挑戦し、今以上に自信をつけたいと思い、『次世代エリート育成プロジェクト』に参加しようと思いました。
また、プロジェクトの中で、トップレベルのコーチやスタッフの方たちに、色んなことを教えてもらったり、学んだりして、レベルアップしたいと思ったからです。
このプロジェクトで学んだことを自分のものにし、自分のカラーを出し続けて、将来の目標へのステップにしたいです。

--自分自身で成長を感じたところはありますか?

大澤ちほさんに日本代表のキャプテンをされていた時の経験やリーダー論を教えてもらって、リーダーはチームメイトのことをよく知ることが大切だと分かりました。
プロジェクトの中で、メンバーがプレーしているところを見たり、トレーニングを一緒にやったり、共に過ごす中で、他のメンバーの良いところが見つけられるようになったと思います。
また、初めのころはしゃべってしまって、ごはんを食べる時間が遅かったり、時間にルーズなところがありましたが、時間を守ることも意識できるようになったと思います。
アイスホッケーの面では、パックを持っている時の動きだけではなく、パックを持っていないときの動きがもっと大事だと分かりました。
まわりを見て相手をマークし、パスコースをなくしたり、逆に攻撃のときはパスコースをつくったり、スペースに入れるようになりました。
氷上の技術だけではなく、日本代表やトップレベルの選手にふさわしい態度や行動についても意識できるようになり、そこも成長できたところだと思いました。

チームメイトの考えを聴く力がすごく大切


--コーチたちに教わったことで印象に残っていることはありますか?

大澤ちほさんが言われていた、「ゲームの中では考えてプレーしていることは10%程度で、無意識に行っていることが90%。だから、ゲームの中で無意識にプレーができるまで、普段から繰り返し、『意識』して練習することが大切」という言葉が印象に残っています。
普段の練習では、ゲームの中でどう使うのか、その動きで良かったのか、相手がいることをイメージするといったところが足りていないと思ったので、ゲームのことを『意識』して練習する、体が覚えて無意識に動けるまで、繰り返し『意識』して練習しようと思いました。
また、良いリーダーになるために、自分の考えを言うだけではなく、チームメイトの考えを聴く力がすごく大切で、私の弱い部分でもあるとアドバイスをもらったので、印象に残っているのと、聴く力を『意識』して身に付けたいなと思いました。

--氷上練習以外のプログラムでも学べることはありましたか?

氷上練習だけでなく、長年日本代表のキャプテンを務めてきた大澤ちほさんのリーダー論を教えていただいたり、多くのトップアスリートを担当されている石賀さんのトレーニングを通して、身体の使い方を教えていただいたり、河南こころさんの食事や栄養指導で、アスリートに必要な食事のとり方だったり、栄養をわかりやすく教えてもらいました。
メンタルの講義では、試合中にあせったり、嫌なプレッシャーがかかって実力が出せなくなってしまうことがあります。
その時の対処法として、試合中に無意識で動ける自動化の状態になるまで練習すること、あせっている時は頭の中で、失敗したらどうしようとか、私だけ点数を決めていないとか、試合以外のことで頭がいっぱいになって、頭の処理能力を超えてしまい、試合のことを考えられていない状態だと教えてもらいました。私もあがってしまった経験があるので、頭で対処するのではなく、身体から切り替えができることが勉強になりました。
トップレベルの選手になるにはアイスホッケーの技術だけでなく、今回教えていただいたいろいろなことが必要なんだなと思いました。

将来の目標とサポートして頂いた皆様へ


【将来の目標】
アイスホッケー女子日本代表に選ばれてオリンピックで活躍する ↑ U18日本代表に選ばれる ↑ 15歳でユースオリンピックに行く ↑ U16日本代表に選ばれる ↑ 中学生でDaishinの試合に出る
【サポートして頂いた皆様へメッセージ】
私たち1期生メンバーをいろいろな面でサポートして頂いた、石賀さん、大澤さん、岩原さんはじめスタッフの方々、協賛してくださった皆様、リンクなどを使わせて頂いたアイスホッケー連盟の皆様、本当にありがとうございました。
このような環境の中で、トップレベルのコーチやスタッフの方々に教えてもらったことは、すごく良い経験になりました。
このプロジェクトで学んだことを活かして、将来の目標へのステップにしていきたいです。
ありがとうございました。

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