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【オフシーズンインタビュー③ 三浦優希】

海外組アスリート🏒オフシーズンインタビュー第三弾‼️

第三弾は、現役男子アイスホッケー日本代表で、今シーズン全米大会に日本人として初出場した、三浦優希選手にインタビューをしました🗣

日本人初となる全米トーナメント出場という快挙を達成し、その全米大会でもチームの主力選手の1人として出場した三浦選手。
所属していたレイクスペリア大学を無事卒業し、アスリートとしても、学生としても、1つのステージが終了したといえます🎓

"学生アスリート"としてのプレーを終えると『引退』という選択をする選手も多い中、三浦選手はプロとして活動をすることを選択しました。

ここからプロとして新たな挑戦が始まるタイミングとなりますが、このオフシーズンはどのように過ごすのでしょうか⁉️

是非ご一読ください‼️

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◎今シーズンを振り返ると、どのようなシーズンでしたか?

三浦:
今シーズンを振り返ると、やはり一番嬉しかったこととして、25年ぶりの優勝を成し遂げられたことが挙げられます。自分が大学4年生の代でカンファレンス優勝と全米大会に出場できたということも、特別なことだと感じています。

正直、チームに入った時は、このような未来を一切想像していませんでした。
僕が1年生の時のLakers(レイクスペリア大学のチーム名)は、全60チームの中で下から数えた方が早い順位で、試合にもなかなか勝つことのできないチームでした。
そのような状況から自分の卒業までに、全米トップ16に入るるような強豪チームの1つになれたことはとても感慨深いですし、その名誉に関わることができて本当に嬉しいです。

試合に出られない経験や怪我などもありましたが、勝てない状態からチームが出来上がっていく過程など様々な場面を経験し、多くのことを学ぶことができました!
この学生生活での4年間は、チームの成長だけではなく、自分自身もしっかり成長できたという実感があります。

個人としては、チームの主力としてチームに貢献することができたと思いますし、特に守備の面では、チーム内で最も信頼されていた選手の一人であったと自負しています。

しかし一方で、自分自身の目標であった『得点に絡む』という点では、なかなか貢献できないことが多かったというのが本音です。そういう意味では100%満足できた4年間ではなかったかなと思っています。

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◎このオフシーズンはどのように過ごしますか?

三浦:
僕は、今年のオフシーズンを『プロになるための準備期間』だと捉えています。
大学を卒業し、”学生アスリート”から”プロアスリート”という次のステージへ進む未来を描いています。なので、このオフシーズンは『プロチームでプレーをする』という次のステップに向けた土台をつくっていく期間にしていくつもりです。

このオフシーズンは、特にフィジカル面の強化をしていきたいと考えています。身体の大きさや機敏性などのフィジカル面に関しては、自分自身の大きな課題の1つですし、クリアしていかないといけないところだと思っています。
新しいステップに進むからこそ、今よりももっともっと強くなっていく必要があるので、強い覚悟で挑まないといけません。

 具体的には、コーチをつけて本格的なトレーニング を実施する予定です。
現時点での僕の一番大きなゴールは「高いパフォーマンスを発揮する」ことです。
高いパフォーマンスを発揮するためには、自分の身体を思い通りに動かすことができるようにならなければなりません。そのためには、このオフシーズンだけの話をすれば、最終的な目標を達成するための身体づくりを行っていくというイメージです。

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◎このオフシーズンで身に付けたいことや新たに挑戦しようと思っていることはありますか?

三浦:

大きく2つあります。

1つ目は、自分のことをサポートしてくれる企業や個人を探すことです。

これは1ヶ月くらい前から探し始めて、現在も支援頂ける方を探している真っ最中です。学生からプロになるタイミングであるので、『自分の価値を伝えて、対価をいただく』というビジネスの基本を経験しながら学んでいき、自分のスキルとして身につけていきたいと思っています。 

今までは『学校』という支援がありましたが、その大きな支援がなくなったからこそ『自分自身で自立する』というところを強くしていきたいです!

2つ目は、たくさんの人に会って、色々な話をしたいです。

僕にとって日本にいる期間は、とても貴重で楽しみな期間です。応援してくれている方々に会えたり、家族と過ごせたりするので本当に大切な時間です。そして、普段はソーシャルメディアでしか会えてい ない方とも会えるチャンスの時期でもあります。

だからこそそのようなことも含めて時間を有効に使いたいと思っています。

 その一環として、僕が大切にしている『学生アイスホッケー選手の支援』を積極的に行なっていきたいと思っています。
この活動は、『(ホッケーが)うまくなりたい!』と思っている方の力になりたいという思いで始めました。『うまくなりたい!』と強く思っていても、その手段がない方たちがたくさんいるなと感じています。
もし仮に僕が何か新しいスポーツをはじめたとして、 プロ選手や海外で活動する選手と一緒にできる機会があったらとってもワクワクします。

 アイスホッケーにおいては、僕自身がそういう立場であると思っているので『うまくなりたい!』と思う方たちと一緒にホッケーをしながら、みせるところは見せて、 教えられることは教えていきたいと思っています。

これは、僕自身のやりたいことですし、やるべきことかなとも思っています。そして、ホッケーの楽しさも同時に伝えていければ最高ですね!

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◎来シーズンの目標を教えてください!

三浦:
現時点での1番近いゴールは『北米でプレーするチームを確保する』ことです。

これをクリアして、『そのチームで主力選手となり、さらに上のステップにあがれるようにする』ことがさらなるゴールでもあります。

僕は『NHLのチームでプレーする』という思いを強く持っています。その思いを実現するために、NHL傘下のチームと契約をし、そこで戦い続けることは必須だと思います。そのためには、なんとしてでもプロアスリートとしてプレーできるチームを確保しなければなりません。

大変な道ではありますが、NHL傘下のAHL(2部リーグ)、 ECHL(3部リーグ)のチームと契約をし、プロキャリアを積んで、そこからアイスホッケー界最高峰のNHLに上がっていきたいと思っています。
正直、今後どうなるかはわかりませんが、とても楽しみです!

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『うまくなりたい!と思う方を助けたい』
三浦選手らしい言葉だと感じました。

インタビュー中、特に今後の話をしている時の三浦選手の目の輝きがとても印象深いです😌🌼

アイスホッケー界全体を盛り上がるために、『自分ができることをする。』とても素敵な考えだと思います!

三浦選手自身は、"学生アスリート"から"プロアスリート"へと新たなステップへと挑んでいる真っ最中‼️

Linkでは、三浦選手のさらなる飛躍を応援しております📣😆✨

最後までお読みいただきありがとうございました✨

村上綾

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