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だけどやっぱりメタが好き

梅田Shangri-Laで伝説の火曜日を建設。会場までの道のりは年々遠くなり続けている気がする。セーブポイントであるファミリーマートもお隠れになられたので、8888月の空気の中、888月の風を受け、喫煙所でアリバイのような時間を過ごす。ライブ中、自分に対して「やあ、真っただ中だね」と思うのが最近のマイブーム。

我々くらいの中途半端に長いことやってるバンドをブッキングする際は、似たようなキャリアの仲の良さそうなバンドで揃えて、(古美門風に言うと)チリトリで端っこに集めてヨウカンでも食わせておくのがセオリー。そして町居酒屋へ放流することにより地元経済も潤い、10人そこらの動員で機嫌よく帰ってくれるという最高のエコシステムがある。

それを頑なにしない梅田Shangri-Laは圧倒的にライブハウス業界の中でアンチな立場にあり、その二面性にクラっとくる。要は惹かれ、助かっている。自分が今、地獄にいることに気づく度に詩は生まれるのだ。

お盆は引き籠り作曲ばかりしていた。4曲作るつもりが、才能が枯渇することを計算しておらず2曲完成、もう2曲サビまで着手という状態で、今すぐにでも地獄由来の才能が発揮されそうだ。もう自分の中の音楽しか聞こえない。導かれてはうまく踊れない。もう少しだけ音楽にうつつを抜かしてやるか。

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