lingnai

オタク女のなんでもノートです。

lingnai

オタク女のなんでもノートです。

マガジン

  • オタク女は踊る

    オタク女に関するコラム的なものをまとめています。

最近の記事

がんばらない手帳術検討委員会 立ち上げ編

こんにちは。すてきな手帳やノートを買っては使い切らない民です。ノートに自分の目標を書いたり、華やかに装飾したりすることにも憧れて実践することもあるのですが、何せセンスが無いのとやる気が無いのとで、長期間続いたことがありません。かと言って、ビジネス手帳術をやりたいかというとそれはそれ、これはこれなので、そんなものぐさな、がんばりたくないけれど何となく自分の気持ちが上がるような、仕事術とは違うような、そんな手帳術検討委員会です。本記事一回ぽっきりで終わるかもしれません。 何がし

    • 二次創作で人は殴れるか

      以前、なかなかイベントの売り子が見つからなくて、やむを得ず妹(パンピー)(腐女子とBLは知っているが同人は全く知らない)(まあ順応能力高いしタリーズバイトで時間帯責任者やらされていたし大丈夫でしょ)に頼んだことがあった。結果、よくやってくれた。必死な女がホールに溢れかえっていた点には恐怖していたが。 そんな妹に、とりあえずこの場が何なのかを私は端的に説明した。 まず作中における自カプの位置付け、それぞれのキャラクターの背景。愛し合っていたのに(自カプは紛れもなく公式的に公式

      • 14年前の「推し」小説

        高校生の頃、文芸部に所属していました。定期的に一次創作の何かを発表する必要があったため、今よりも創作に対する感度は高かったように思います。あと若かった。 そんな活動の中で書いた短いお話ですが、今もちょっと気に入っています。いろいろと稚拙な表現、今だったらこう直すのに、等々ありますが、あえてそのままにして載せてみることにしました。よければどうぞ。 或る秋の日の或る電車の中で  学校に行くのがつらい季節になった。目覚まし時計の音は聞こえるけれど、布団から出たいとは思わない。

        • 初めて小説同人誌を出した話

          装丁であれこれした、通頒のときにこんなことした。これまでそういう話を書いてみたのですが、ふと、「同人誌ってそんなに色々考えて出すものなの?」と受け取られるのもちょっとどうかなと。 そんなこんなで、今回は初めて小説同人誌を出したときの話をしたいと思います。 「初めて」のハードルが低くなる話になればいいなと思いますが、時代が違うのであまり参考にならないかもしれません(先に言う)。 今回も今回とて、以下は二次創作の話なので注意 初めての本について 初めての本はこちら。 初

        マガジン

        • オタク女は踊る
          9本

        記事

          小説同人誌の通頒で遊んだ話

          特にリアルの頒布会に出る予定もない中、突如本を作りたい欲求がむくむくと膨らみ、通頒先行(場合によっては通頒限定になりそう)で薄い本を出しました。今回はそれについてのお話です。 諸々の手間や利便性を考えると、基本的にとらのあななどに委託することが殆どですが、今回はとにかく通頒で遊びたい気持ちが強く、自家通販で頒布を行うことにしました。 正直なところ自家通販にこだわることもなかったのですが、結果的にそうせざるを得なくなりました。 ここからは二次創作要素があるのでご注意ください

          小説同人誌の通頒で遊んだ話

          怒られない、はじめてのサークル参加①

          先日フォロワーさんとお話ししていたらいろいろ思うこと、気がつくことがあったので、同人誌頒布会における初めてのサークル参加について簡単にまとめてみることにしました。 同人イベントにサークル参加することを検討している方、あまり新たな学びの無い文章ではございますが、どうぞよろしくお願いします。 こんなところです。なんとなくなので、あまり気にしなくて大丈夫です。 ここからの話は基本的にこの2点がベースになっています。 この2点を意識していただければそれで話が終わります。あとは蛇足

          怒られない、はじめてのサークル参加①

          小説同人誌の装丁の話

          なんだか本を出しまくって疲弊した2021年。ジャンル移動した2022年。 同人誌を出すのはしばらく良いかな〜と思っていたのに、気がつけば2022年の暮れに小説同人誌を発行していました。 今回はその話です。 ここからは二次創作要素があるので注意。 友人に誘われ、12月のイベントに出ることを決めたのが夏ぐらいのこと。 具体的になんの話を書くか決めていなかったので、4月からちまちまweb連載していて、長くなりそうだった話を再録することにしました。 そこからなんとかかんとか書き続

          小説同人誌の装丁の話

          レフト式派のわたしが求めていたバーチカル

          12月から今の手帳を使っていて、「そうよこれこれ私が欲しかったのは!」と思い続けて無事2月を迎えることができたので、良いところを書き連ねてみます。 まずは私自身の簡単な紹介。 次に手帳で何がしたいのか、手帳に何を求めるのかについて。手帳選びはここが一番大事ですね。 以上の理由から、今年もレフト式かな〜と思いつつ、バーチカルタイプの手帳もいろいろと探してみました。 しかしバーチカルタイプとはいえ、いろんなフォーマットがあります。週ごとにみちみちに時間軸が並ぶタイプのもの、

          レフト式派のわたしが求めていたバーチカル

          御守り本というもの 占い

          数年前、仲良くしてくださっていたフォロワーさんから毎年石井ゆかりさんの占い本を買っているという話を聞き、それから毎年または三年に一度なんとなく自分も買い続けています。 3年の星占いと、 毎年出る星栞と。 占い本は星座占いだけでもたくさんあるし、そうではないものもたくさんあるし。 ただなんとなく、石井さんの文章が好きなので彼女の本を読み続けています。 めちゃめちゃ当たってる〜とかそういうのではないけれど、ちょっと悩んでる時や、何かが変わりそうな時、ただ暇な時にこの本をひ

          御守り本というもの 占い

          オタクとツイッターと脳疲労と

          先日推しの誕生日でした。 ツイッターのタイムラインは彼を祝福する投稿に溢れ、更新しても更新しても新たな作品やツイートが表示される、まさに飽食の時代。 そのとき、気がついたのです。 「さすがに情報過多だわ」と。 ツイッター疲れは、ある。 一見なんとも贅沢な悩みかもしれませんが、人には処理できる情報量というものがあります。 ごく稀な例を除き、私たちはツイッターという電脳世界だけで生きているのではなく、人によっては勉強だったり仕事だったり家庭だったり、リアルに手を動かして携わる

          オタクとツイッターと脳疲労と

          【買ってよかったもの】水筒とマグカップで生きていく

          買ってよかったもののおはなし。久々。 紅茶もコーヒーも、毎日どっかで買ったり飲んだりするとチリツモでお金が無くなるので、水筒を持ち歩くことにしました。あと、職場で飲むコーヒーも職場で淹れることにした。 水筒にはお茶 朝、水筒にお湯とティーバッグをぶち込み、朝食を食べ終わったらティーバッグを捨てて出かける。入れっぱなしにすると苦くなるので。年明けから始めて、なんとか三日坊主にならずに続けています。 朝入れるのははちみつ紅茶のシリーズ。 成城石井でパッケージに惹かれて購入し

          【買ってよかったもの】水筒とマグカップで生きていく

          同人誌即売会に一般参加しよう!in summer

          夏です! 世の中ではあらゆるイベントが再開し始めています。もちろんコロナの再拡大も心配される中ですが、感染予防等を講じながら参加を計画されている方も多くいらっしゃるかと思います。 ところで私事ではございますが近頃とあるジャンルにずっぷりハマり、先日久々に同人誌即売会へ一般参加してまいりました。 ここ最近はサークル参加が続いていたこともあり、原稿はともかくお買い物に関してはヌルゲー状態。久々の一般参加に震えながら諸々用意しました。それも夏! ですが、ネットの海に数多ある先人

          同人誌即売会に一般参加しよう!in summer

          同人占いに行ったら自分の厄介オタクたる所以が言語化された話。

          噂の同人占い(湊きよひろ先生)をついに受けてきました。 形式は対面です。 近頃人生においてもいろいろ悩みが尽きないので、それも併せて相談。 占いとか初めてで、マジで何を聞いたらいいのやら…なんて状態でしたが、先生のおかげでなんとかいろいろお話しできました。楽しかった! というわけでレポです。 二次創作の熱が続かなくて困る熱が続かないというか、急に書くのがしんどくなる時期があるので相談しました。 そもそも自分は「ハマりたてに熱いタイプ」だそうでして、ハマったら猪突猛進、

          同人占いに行ったら自分の厄介オタクたる所以が言語化された話。

          What’s in OTAKU’s bag?

          what’s in my bagというタグを見るのが好きです。 おしゃれな人、面白い人、それぞれがどんなモノを鞄に入れているのか、その手の特集は小学校に通っていた時分からの大好物です。 昔は雑誌の特集でしか知り得なかった情報ですが、今はSNSがある。 そのタグを追って普通に参考にしたり、「いやコイツ、このバッグのどこにハンカチ入れてんだよ」って突っ込んだり、とにかくそういうのが好きです。 ところで私はオタクです。 オタクというものは、概して荷物が増える傾向にあります。(

          What’s in OTAKU’s bag?

          【漫画の話】1991年生まれのバラッド

          漫画が好きです。 好きなのでそこそこ読んできました。 時々、「私をつくった10冊」みたいなタグを見かけるとやってみたくなることもあります。が、「私をつくった」なんていうと、急に烏滸がましいような重々しいような、変な気持ちになってしまう。 あと、10冊に絞れない。 なのでこれはただの日記であり自分語りですが、自分の約20年ちょいの漫画人生を振り返ってみたいと思います。 ・小学生時代(90年代末期から2004年くらい)『母実家の蔵書』時代 子供の頃、共働き家庭だったこと

          【漫画の話】1991年生まれのバラッド

          歩くスピードに合わせて音楽を選ぶ〜トレッドミルのおともを求めて〜

          今回はワークアウトミュージックについてです。 ウインカーと車内の音楽のテンポが一致していると気持ちがいい。 と常々考えていました。 先日友人たちとドライブに出かけた際、友人の一人もそう言っていたので、そう感じる人はやっぱりそう感じるのでしょう。 反対に、異なる二つのテンポが同時に押し寄せてくる状況は、混乱します。それがちょっとずつずれてくると尚のこと。いっそ全く違うテンポならいいのに! と、ここで突然ですが、ここ一年弱、健康のため週1回以上はジムに行くようにしています。

          歩くスピードに合わせて音楽を選ぶ〜トレッドミルのおともを求めて〜