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「60歳からはやりたい放題」を読んで


「60歳からはやりたい放題」を読んで

書店へふらふらと行って、また本を買ってしまいました!
これです。

60歳からはやりたい放題の電子書籍 - honto電子書籍ストア

著者の和田秀樹さんは1960年生まれでほぼ同年代です。書店にいくと新書コーナーに和田さんの本がたくさん並んでいます。

この本もそうなのですが、世間では◯◯と言われている高齢者の健康に関する一般的な常識とは違う意見が多く書かれています。健康に関しては個々のバラツキが大きいので一括りにこうだという結論が出せない問題だけに様々な見解があります。しかし、一般的に言われている事は時代とともに変わっていくものだし、沢山の症例を統計的に分析して〇〇の傾向にあるとしかいえないものです。
そうであるにもかかわらず、その一つの見解に一喜一憂して心配したり不安になったりしてしうまうものです。

そういう意味で和田さんの本は一つの見解として、過剰な思い込みや不安を解くには良い本です。

感覚的に同意できる点としては、自分の身体の感覚を大事にする事があります。

医学的に体に良い悪いというよりも、自分が食べていて体の調子が良いか悪いかで判断する。食べたいという、自らの身体が欲する食べ物を食べるということです。

医者から処方された薬に関しても、医者の指示を鵜呑みにするのではなくて、実際に薬を飲んでみて自分の体がどう感じるのかを大切にするべきだと思います。

最近、めずらしく夜眠れなくて睡眠導入剤を処方してもらいました。確かに飲むとよく眠れるのですが、逆に眠りすぎて睡眠のリズムが壊れてしまい、医師に相談して薬の量を半分にしたり飲まない日をつくったりして体の調子に従って自分で調整しました。

医師は患者の症状を問診したり機械で計測したりして観察することは出来ますが、患者自身ではないので、からだの具合について主観的に知ることは出来ません。
生物は生存することが究極の目的なので、その為の高度な防護機能を本来もっているものです。その機能、身体感覚を十分に尊重することが健康に生きる為にとても大切なことなのです。

これで思い出されるのは、以前漢方外来へ行って体質改善をしようと試したことがあります。一般の西洋医学の医師と大きく違うのは、詳しく問診した後に予想される薬を処方してみてしばらく様子をみて、患者自身にその効能や体調の変化を問診しながら最適な薬の組み合わせを探っていくことでした。
その時とまどったのは微妙な体の変化を毎回聞かれることです。薬を飲んだからといって劇的に症状が変化するものではないので、日々の生活の自分自身の活動やその時々の感覚を敏感に感じ取って言語化できなければいけません。先生によると男性は女性に比べてこの様な事が苦手な人が多いそうです。

和田さんは何冊本を出版されているか知りませんが、書店で見る限り頻繁に新刊が出ているイメージです。今は本が売れない時代です。それにもかかわらず売れる本というのは多くの人が不安に感じている事に対しての答えがあると思わせてくれる本なのでしょう。

日本の少子高齢化は確実に進行しています。
そして、しんちゃんももうじき高齢者(65歳以上)です。

本の終わりの方に、「人生で、今この瞬間が一番若い」とありました。
そして、「終活でこの先を考えるくらいであれば、最も若いこの瞬間を楽しむ活動をした方がいい」と。

まったくそのとおりです。

この本をヒントとして、自分のシニアライフを再考してみます。

では、では。




定年前後の悩めるサラリーマンの悩みに
いっしょになって、じたばたする
変なオジサンの しんちゃん です。

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