見出し画像

自宅にある掃除機のタイプは?

5月30日(ゴミゼロ)は「掃除機の日」とされています。そこで今回は10~60代の男女を対象に、自宅でどのようなタイプの掃除機を使っているのかを調査。掃除機選びで重視するポイントについても聞いてみました。

1.どんな掃除機が人気?全体TOPは【サイクロン式】のスティック型

自宅に掃除機があるか、ある場合はどのようなタイプの掃除機なのかを聞きました。複数台ある方には、すべて回答してもらいました。
「自宅に掃除機はない」という人は全体で4.3%と少数。ほとんどの人は自宅に掃除機があるようですが、年代が若いほど「自宅に掃除機はない」人の割合が高くなり、10~20代では約1割となっています。

自宅にある掃除機のタイプで全体TOPとなったのは「【サイクロン式】のスティック型」で4割超でした。全体2位以降は「【紙パック式】のキャニスター型」「【サイクロン式】のキャニスター型」が2割台で僅差となりました。

年代別にみると、すべての年代で「【サイクロン式】のスティック型」が1位に。特に30代で割合が高く5割超となっています。コンパクトで掃除がしやすく見た目もスタイリッシュ。さらにサイクロン式は吸引力が落ちにくいことや、紙パックを購入しなくてもよいというメリットなども、人気の理由となっていそうです。

10~30代の2位は「【サイクロン式】のキャニスター型」で、【サイクロン式】がTOP2を占めています。
一方、40~60代では「【紙パック式】のキャニスター型」が2位年代が上がるほど高くなる傾向にあり、60代でもっとも高い割合でした。
また、「【紙パック式】のキャニスター型」「【サイクロン式】のキャニスター型」は50~60代で高い割合です。本体に車輪がついているキャニスタータイプは、昔からあるタイプの掃除機ということもあり、使い慣れている人が多いのかもしれません。

「ロボット掃除機」は、子育て世代で家事の負担を減らしたいと思う人も多いのか、30代で他の年代よりも高い割合となっています。
「ハンディクリーナー」は50~60代男性で高い割合になっています。軽量でコードレスなものもあり、掃除が手軽にできる点や自家用車などを持っている人も多いこの層では、車の清掃などに使っている人がいるのかもしれません。

男女別でみたところ、ほぼ差はみられませんでした。

2.掃除機選びで重視するポイント、全体TOP2は「吸引力」「価格」

次に、自宅用に掃除機を買う場合、重視すると思うポイントを5つまで聞きました。

全体のTOPは「吸引力」で、5割超と高い割合です。2位は「価格」でこちらも4割台と高く、3位以降は「重さ」「手入れのしやすさ」「ごみの捨てやすさ」が3割台で続きます。

年代別では、順位に違いがみられます。10~20代では、「価格」が1位に。ランキング外となったものの、10代男性では「消費電力」が高い割合となり、若い年代では購入する際の価格やコストが気になるようです。
また、10代では「静音性」がランクインしており、特に10代女性で24%と高い割合でした。

30代以降では、全体と同じく「吸引力」が1位となっています。特に40代以降で6割超の高い割合。一緒に暮らす家族がいる場合は、掃除の範囲やゴミも多く出ることから、高い吸引力で効率よく終わらせたいという気持ちもあるかもしれません。
また、「ごみの捨てやすさ」「充電式 / コードレス」は、特に60代で高い傾向がみられ、「ごみの捨てやすさ」は、年代が上がるにつれて割合が高くなっています。

男女別にみると、「吸引力」「重さ」「手入れのしやすさ」「ごみの捨てやすさ」は、男性と比べて女性の割合が高くなっていました。60代女性では「重さ」「ごみの捨てやすさ」が「価格」よりも上位にランクイン。家中を掃除したり、階段を上がったりすることも考えると、重くなく、使いやすい掃除機が魅力のようです。


昔は紙パック式のキャニスター型が主流でしたが、その後スティック型やサイクロン式などが登場し、今ではロボット掃除機までさまざまなタイプの掃除機があり、選択肢も幅広くなっています。今後もどんなタイプの掃除機が出てくるか楽しみですね。

最後まで読んでいただきありがとうございます。「フォロー」と「スキ」をいただけると今後の励みになります。「スキ」は記事下の「♡」を押してください。「フォロー」の場合にはログインが必要になります。

【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~64歳の男女
実施時期:2022年4月7日~2022年4月11日
有効回収数:5254サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります

【調査データの引用・転載について】
調査データの引用・転載の際は、必ず「出典:LINEリサーチ」と明記いただけますようお願いいたします。引用・転載先がWebページ(メディア/ブログ等)である場合には、該当ブログ記事のURLをリンクしてご掲載ください。

報道関係者様による引用の場合、利用・掲載状況の把握のため報道関係のお客様からのお問い合わせまでご連絡いただけると幸いです。

【LINEリサーチについて】
『リサーチノート』はLINEリサーチが運営する調査メディアです。LINEリサーチでは500万人を超える豊富なモニターによりテーマごとに様々な調査が可能です。スマートフォン調査をお考えの場合は、お気軽にご相談・お問合せください。

LINEリサーチに関する資料のご請求はこちら

LINEリサーチでの調査やご相談はこちら

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?