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買い物時のレシート「毎回受け取る」人は全体の7割弱!受け取り後「内容を確認したら、捨てる」が4割弱

買い物をする際、レシートを受け取る人はどのくらいいるのでしょうか?今回は10~60代の男女を対象に、ふだん買い物の時にレシートを受け取るかどうか、受け取った人はレシートをどうしているのかについて調査しました。


1.買い物の時にレシートを受け取る人は全体で7割弱。上の年代で特に高い割合に

ふだん、買い物の時にレシートを受け取るか聞いたところ、全体でもっとも高いのは「毎回受け取る」で67%、次に「受け取ることの方が多い」が約2割で続きます。
年代別でも、すべての年代で「毎回受け取る」の割合がもっとも高くなっています。10~20代では5割台ですが、30代以降、年代が上がるにつれ割合も高くなっていき、60代では85%となりました。

一方、「まったく受け取らない」という人の割合は全体で2%どの年代でも5%以下にとどまっています。

グラフにはありませんが、男女別にみると「毎回受け取る」人の割合は女性のほうが高く、7割超となっていました。特に50代女性では8割超60代女性では9割強と高い割合でした。

2.買い物の時に受け取ったレシートは「内容を確認したら、捨てる」が4割弱

レシートを受け取る人に、買い物の時に受け取ったレシートはどのようにすることが多いかを聞きました。

全体では、金額、ポイント、買ったものなど「内容を確認したら、捨てる」という人の割合がもっとも高く、38.7%という結果になりました。
続いて2番目に高かったのは、家計簿やお小遣い帳など「支出の記録に記載・入力するためにとっておく」で29.3%
3番目以降は、「クーポンやキャンペーンを利用するためにとっておく」「特に何もしないで、財布に入れたりどこかに置いたりしておく」「返品・交換用にとっておく」がいずれも1割台で続きました。

年代別にみると、「内容を確認したら、捨てる」の割合が、10代をのぞいてすべての年代でもっとも高くなっています。多くの人はレシートを受け取り、内容を確認してから捨てているようです。
一方10代では、「特に何もしないで、財布に入れたりどこかに置いたりしておく」が3割超で、もっとも高くなっていました。また、20代男性でも2割超と高めでした。

「すぐに捨てる」という人は、下の年代になるほど割合が高くなっており、10~20代では2割前後となっています。

50代では「返品・交換用にとっておく」の割合がやや高く約2割。特に50代女性で2割超と高めでした。

男女別にみると、20~60代で2番目に高い割合となっている「支出の記録に記載・入力するためにとっておく」は、女性が34.4%、男性が24.1%と、女性のほうが高い割合となっていました。もっとも高いのは60代女性で約4割でした。


レシートを確認することで、もし会計ミスがあった場合など気づきやすくなったり、返品や交換する場合もスムーズにできたりするといったメリットもあることからか、全体としては受け取る人が多い結果となりました。また、仕事で使った経費の計算や確定申告の際など、レシートを必要とする場合もあるかもしれません。
一方で、若年層を中心に、受け取るがすぐに捨てる、何もしないでそのまま入れておくという人も一定数見られました。レシートを受け取る・受け取らない理由は、人それぞれありそうですね。

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【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~64歳の男女
実施時期:2023年4月13日~2023年4月16日
有効回収数:5254サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります

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