見出し画像

一番好きなチェーン店のドラッグストアTOP3は「ウエルシア」「マツモトキヨシ」「スギ薬局」。地域差がみられる

生活の中で欠かせない日用品から食品まで、豊富な品ぞろえが魅力のドラッグストア。今回は10~60代の男女を対象に、一番好きなチェーン店のドラッグストアについて調査をしました。また、そのドラッグストアを好きな理由についても聞いてみました。


1.エリア別では、どのドラッグストアが人気?

ふだん、チェーン店のドラッグストアに行くかどうか、行く人には代表的なチェーン店のドラッグストアの中で、一番好きなお店を聞きました。

一番好きなチェーン店のドラッグストア全国TOPは「ウエルシア(welcia)」で12.5%。2位は「マツモトキヨシ」で11.1%、3位は「スギ薬局」で10.6%といずれも1割強で続きTOP3は拮抗する結果となり、エリアによってランキングに大きな違いがみられました。

エリア別にみていくと、全国TOPの「ウエルシア」は、東北、関東、中部、近畿、中国の5つのエリアで5位以内にランクインしています。もっとも割合が高いのは関東で16.8%。 「ウエルシア」は全国で2,400店舗以上を展開しており、そのうち1,100店舗以上は関東にあります(2023年10月4日時点)。

北海道では「ツルハドラッグ」が5割超でTOP。2位に「サツドラ」が約3割で入っています。
「ツルハドラッグ」は東北でも4割弱でTOPにランクイン。東北では、2位「薬王堂」、3位に「カワチ薬品」が入りました。

関東では「マツモトキヨシ」と「ウエルシア」が僅差でTOP2になっています。2021年に株式会社マツモトキヨシホールディングスと株式会社ココカラファインが統合し、グループで国内3,400店舗以上を展開しています(2023年8月10日時点)。

中部、近畿では、愛知県に本社を構える「スギ薬局」がTOPに。また、中部では3位に「クスリのアオキ」が入り、近畿では3位に「ココカラファイン」がランクイン。

中国では、「ドラッグストアコスモス」と「ウォンツ(Wants)」が僅差でTOP2に。「ドラッグストアコスモス」は、中国以西で高い割合となっており、四国では2位、九州・沖縄ではTOPとなっています。
また、四国では、愛媛県に本社を構える「レデイ薬局」が圧倒的な割合でTOPとなりました。

2.一番好きなチェーン店のドラッグストアのTOP3を好きな理由は?

一番好きと回答したチェーン店のドラッグストアTOP3について、それぞれ好きな理由を聞きました。

ドラッグストアTOP3の理由1位はいずれも「立地がいい」となりました。また、「ポイントがたまりやすい」「お得なサービスがある」も上位に入っています。

全国TOPの「ウエルシア」を好きな理由は、「立地がいい」「ポイントがたまりやすい」が僅差でTOP2に。3位には「朝早く・夜遅い時間まで営業している」となりました。「ウエルシア」は24時間営業を行っており、利便性が人気の理由のようです。

全国2位の「マツモトキヨシ」を好きな理由として、1位の「立地がいい」は4割超の高い割合となっています。2位は「お得なサービスがある」、3位は「ポイントがたまりやすい」が3割前後で続きます。

全国3位の「スギ薬局」を好きな理由1位も「立地がいい」ですが、TOP2のチェーン店と比べて47.5%ともっとも高い割合です。2位は「お得なサービスがある」、3位は「ポイントがたまりやすい」が3割前後となりました。

そのほかにも、関東で4位に入った「クリエイトSD」では、「食料品が充実している」の割合が高くなっていました。
中国、九州・沖縄でTOPの「ドラッグストアコスモス」では、「値段が安い」の割合が高く7割超。「駐車場がある、駐車スペースが広い」「店がきれい・清潔・広い」の割合も高くなっており、地方にある店舗では広さをいかした店舗運営がしやすいのかもしれません。 また、四国でTOPの「レデイ薬局」では、「ポイントがたまりやすい」「独自のポイントがある」が高い割合となっていました。


ドラッグストアは調剤薬局としての機能はもちろん、生活用品や食品などの品ぞろえも豊富でとても便利な存在です。日常的に利用することが多いためか、近くにある、アクセスしやすい、などの立地のよさが一番の理由となっているようですね。

最後まで読んでいただきありがとうございます。「フォロー」と「スキ」をいただけると今後の励みになります。「スキ」は記事下の「♡」を押してください。「フォロー」の場合にはログインが必要になります。

【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~64歳の男女
実施時期:2023年9月7日~2023年9月11日
有効回収数:5256サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります

【調査データの引用・転載について】
調査データの引用・転載の際は、必ず「出典:LINEリサーチ」と明記いただけますようお願いいたします。引用・転載先がWebページ(メディア/ブログ等)である場合には、該当ブログ記事のURLをリンクしてご掲載ください。

報道関係者様による引用の場合、利用・掲載状況の把握のため報道関係のお客様からのお問い合わせまでご連絡いただけると幸いです。

【LINEリサーチについて】
『リサーチノート』はLINEリサーチが運営する調査メディアです。LINEリサーチでは600万人を超える豊富なモニターによりテーマごとに様々な調査が可能です。スマートフォン調査をお考えの場合は、お気軽にご相談・お問合せください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?