見出し画像

一番好きな回転寿司チェーン店は?エリア別のランキングも

手頃な価格で気軽にお寿司を楽しめるお店も多い回転寿司。今回は10~60代の男女を対象に、都道府県別に好きな回転寿司チェーン店について調査。また、回転寿司チェーン店を好きな理由についても聞いてみました。

1.一番好きな回転寿司チェーン店TOP2は「スシロー」、「くら寿司/無添くら寿司」

ふだんチェーン店の回転寿司を食べるかどうか、食べるという方には、代表的な回転寿司チェーン店の中で一番好きなお店について聞いてみました。

「チェーンの回転寿司は食べない」という人の割合は全体で6.5%と少数派。多くの人が回転寿司を食べることがあることがわかりましたが、食べないという人は60代でやや高めの割合でした。

全体TOPは「スシロー」で3割弱、2位は「くら寿司/無添くら寿司」で2割強、3位は「はま寿司」で1割超となりました。年代・男女別にみても、大きな違いはみられませんでした。

エリア別にみると、北海道、近畿以外では「スシロー」がTOPとなりました。特に四国、九州・沖縄で高い割合となっています。全国展開している「スシロー」ですが、九州エリアへの出店数が多いことも、このエリアで高い理由の一つといえるかもしれません。

北海道では、道内に13店舗を構える「回転寿し トリトン」が、「はま寿司」「スシロー」を抑えてTOPに。地元民に愛される北海道発の回転寿司店ということがわかります。また、「魚べい」「根室花まる」もランクインしています。

東北では、「かっぱ寿司」の割合が他の地方と比べると高くなっており、中国や九州地方に比べると出店数が多いことの影響があるかもしれません。近畿では、「くら寿司/無添くら寿司」がTOPにランクイン。関西を中心に回転寿司や鮮魚小売業を展開している「大起水産」も入っています。

一方で、「この中にはない」という回答は北海道、中国で割合が高めです。回転寿司には行くが、今回の選択肢にはないチェーン店を利用することも多いのかもしれません。

2.一番好きな回転寿司チェーン店、TOP3の好きな理由を紹介!


次に、一番好きと回答した回転寿司チェーン店について、好きな理由を聞きました。
全体のTOP3にランクインしたチェーン店「スシロー」、「くら寿司/無添くら寿司」、「はま寿司」については、「ネタがおいしいから」「値段が安いから」という理由が、いずれも1~2位になっています。

続いてそれぞれの理由をもう少し詳しくみていきましょう。
全体TOPの「スシロー」を好きな理由では、「ネタがおいしいから」が4割超の高い割合で1位となりました。『うまいすしを、腹一杯。』といった企業理念にもあるように、おいしさへのこだわりが来店する人を魅了しているようです。また、「値段が安いから」「フェアやイベント(まぐろ祭りなど)が多いから」という理由が、ほかのチェーン店と比べて比較的高い傾向となっています。

全体2位の「くら寿司/無添くら寿司」を好きな理由をみると、3位の「子ども連れで利用しやすいから」、4位の「店内のサービスや仕掛け/仕組みが面白いから」が、他のチェーン店と比べて高い割合です。『ビッくらポン!』といった食べ終わったお皿を入れ景品が出てくる仕組みや昨年12月にオープンした、「くら寿司 原宿店」は、Z世代をターゲットとし“世界一映える寿司屋”としても話題になっています。
また、ランキング外ですが「サイドメニューが豊富だから」「感染症対策がしっかりしているから」も他のチェーン店と比べて高い割合でした。

全体3位の「はま寿司」を好きな理由の中では、「値段が安いから」という理由が5割弱と他のチェーン店と比べても高くなっています。リーズナブルにお寿司を楽しめるという点が大きな魅力のようです。

ほかにも、「かっぱ寿司」では「すぐに料理が出てくるから」、「魚べい」では「シャリがおいしいから」という理由が、他のチェーン店と比べて高い割合となっていました。
また、北海道で人気の「回転寿し トリトン」、「根室花まる」と、近畿で人気の「大起水産」では、「ネタがおいしいから」「ネタが大きい」「珍しいネタが食べられるから」といった、ネタに関する理由の割合が高い傾向にありました。

グラフにはありませんが、年代別にみると若い年代では、値段の安さやサイドメニュー、ネタの豊富さなどを好きな理由として選ぶ傾向がみられました。また、30~40代では「子ども連れで利用しやすいから」という理由を選ぶ割合が高くなっており、子どもと一緒に食事がしやすいかどうかを重視している様子がうかがえます。

回ってくるお寿司を見ながら何を食べようか考えるのも楽しい回転寿司。価格が手頃なのはもちろん、家族連れが楽しめるように工夫がされていたり、お寿司以外にもスイーツなどのさまざまなメニューがあったりするチェーン店もあります。何を食べようか迷ってしまうのも、楽しみ方の一つかもしれません。

最後まで読んでいただきありがとうございます。「フォロー」と「スキ」をいただけると今後の励みになります。「スキ」は記事下の「♡」を押してください。「フォロー」の場合にはログインが必要になります。

【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~64歳の男女
実施時期:2022年2月25日~2022年2月28日
有効回収数:5254サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります

【調査データの引用・転載について】
調査データの引用・転載の際は、必ず「出典:LINEリサーチ」と明記いただけますようお願いいたします。引用・転載先がWebページ(メディア/ブログ等)である場合には、該当ブログ記事のURLをリンクしてご掲載ください。

報道関係者様による引用の場合、利用・掲載状況の把握のため報道関係のお客様からのお問い合わせまでご連絡いただけると幸いです。

【LINEリサーチについて】
『リサーチノート』はLINEリサーチが運営する調査メディアです。LINEリサーチでは500万人を超える豊富なモニターによりテーマごとに様々な調査が可能です。スマートフォン調査をお考えの場合は、お気軽にご相談・お問合せください。

LINEリサーチに関する資料のご請求はこちら

LINEリサーチでの調査やご相談はこちら

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?