これまで、これから part2〜現象編〜※再掲載
わたしにとって「生きる」ことはとても大切だった。高校生のとき色々苦悶していたある日「マインド・クエスト」という本に偶然手が伸びた。それから、ふと感じ、考えることがいかにこの上なく複雑ですごいことなのかに考えを巡らせた。思考意識があることが自分への最大の肯定である気がした。わたしが存在することで見える世界があるなら。わたしが見る世界でわたしが存在するから。これが、生きることを終えようとした一歩手前で、わたしを救ってくれた。その後も、自動的に見ていた(見せられていた)世界を止め、