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クマバチのはなし

春になると花を咲かせたサクラやフジの木のそばでクマバチを見かけることがありますよね?
ハチにしては比較的大きな見た目と、ブーンというハチらしい羽音も手伝って「こわい」と感じる方も多いと思います。
一箇所にとどまりホバリングをしている“彼ら”は何をしているのでしょうか?

答えは出会いを求めて、パートナーを探しているのです。

そのため、自分の視界に入る飛翔物(ハチやその他の昆虫)があるとすぐさま接近して、威嚇・排除しにかかります。
この様子だけ見ると気性が荒いようにもとれますが・・・ご心配なく、そもそもこのハチは刺すことができないのです。

先ほど“彼ら”と表現しましたが、前述の行動をとるのはオスの特徴なんです。
ハチの毒針は産卵管が変化したものなので、メスにしか針はありません。
なので、オスのクマバチに刺される心配はないのです。

なので、公園や庭先でホバリングしてるクマバチはを見かけた時は、無闇に追い払ったり刺激せずに“パートナーが無事に見つかるように”願いながら優しく見守ってあげてください。

後ろ姿が可愛くないですか?☺️

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