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故意に落馬させた馬の腹に蹴り ~当たり前過ぎて意識しなくなっていること

 縁あって、小学生だった我が子が、乗馬倶楽部の少年団の団員としてお世話になって居た時のことです。

 乗馬・馬術の競技には、主に
①障害馬術
②馬場馬術
③総合馬術
④近代五種競技(障害飛越)
が、あるそうです。この中の「①障害馬術」の訓練を受けていた時の話です。

 以下、約30年前の話ですので、現代とは少し違うと思います。少し荒っぽいところは、昔ばなしとして大目に見て、読んでみてください。

 馬は、騎乗者を馬鹿にする場合があるそうです。特に小学生には、ご機嫌によっては意地悪をしてきます。

 乗っていた馬は、いわゆる「重い」といわれる馬でした。中~上級者向けにきちんと調教されたシニアな馬です。我が子も、広域の大会で優勝するほど上達していて、馬が騎乗者の扶助(合図)を理解できない、ということはない状況でのお話です。

 馬が障害の直前で急停止することは、無くはありません。しかし、そのときは、子供なので完全に意地悪をされてきたのだそうです。その時、すっ飛ばされて、受け身を取って、ゴロゴロ転がり泥まみれになっても···

 直ぐに立ち上がり、その馬の腹に小さな身体で蹴り。
(馬鹿にされないように、このような荒っぽい対応もアリ、そういう訓練をされていた時代なのでご容赦。)

 まぁ、これもその時代としては、微笑ましい光景でした。

 当たり前過ぎるけれど、子供の成長の記憶って良いものです。


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