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美しく熱い先輩

こんにちはっ
りなです。

私、最近歴史って大事やなぁと思うことが多くて、「りな史」をね、振り返ることが多いんですよね。これからどう生きていこうかなって考える時とかもね、過去の自分を理解することってすごく、楽しいし役に立つんです。

りな史を振り返るにあたって少し考えたことを、ここに書き留めておきます。

人間性って、「人を殺したらいけない」みたいな、本当に最低限、全人類が持ってないといけない倫理はあるにしても、結局普段細かい決断をどうしていくかって、もう派閥の話になると思うんですよね。

つまり、「いや、普通こういう状況にいたらこうするやろ?!えっ?!」みたいなことって、その普通って、ある人にとっては全然普通じゃないんです。たまに、自分にとっての「普通」がばっちり合う人に出会えるのが楽しいんですけどね。

それはさておき、その「普通(=倫理観)」なんですけど、私は母にほとんど作ってもらったと思っています。小4で女子特有の泥沼事件があった時も、バイトで変な上司がいた時も、母に全部相談して、考え方を聞きました。聞いたことから自分でも考えて、行動して、それが自分の倫理観を形作っていくと考えています。

ここからが本題なのですが、私にとっての「普通」を作ってくれた人が母の他にもう1人います。バイト先で出会った先輩です。

その先輩は、かなりアウトローというか、人のTシャツでタバコ消したりとか、ハタチそこそこの子に深夜の治安悪い街にタバコ買いに行かせたりとかする人なんですけどね。

ほんっとうに仕事ができる人で、シマウマかな?ってくらい視野が広いんです。いつも、誰にでも公平に気を配ってあげられて、しっかり人間を見てらっしゃるんですよね。

その先輩に、「りなはまじで性格悪いw」と指さされて言われたことがありました。その時は、傷ついたとかじゃなくて(傷ついてもいたかもしれませんが、忘れました、楽観的な人間なので笑)単純に、「確かに😀」と思えたんですよね😂

なんでそんなことを言われたかというと、たぶん私が、「〜なやつは嫌いや」とか言いまくるのに、職場ではそれを全面的に隠して「真面目なバイトちゃん」として働いてたこととか、「人の失敗談ってできるだけ聞きたい、それを参考に自分は失敗しないようにするから」みたいなことを言ってたから、、だったような気がします😂

うん、性格悪そうw

一番重要なところのはずがエピソード自体はうろ覚えで申し訳ないですが、そうやってビシッと「それはお前、倫理に反してる!」という指摘をしてくれる人ってそういないです。私の場合、無償で、本気で、真剣に他人のことを考えられるようになるまでちょっと時間がかかります。その先輩は、出会って1年も経たない未熟者にアツく自分の倫理を語ってくれたんですね。

そしてたぶんこれは、最初に言っていた「派閥」の話に戻ってしまいますが、その「先輩的倫理」が私にとってしっくりくる、信じるべき倫理だったんですね。うーん、結局主観ですよね。。。

そう、主観の話をしているからいいのか…?(笑)
主観の話をするといつも伝わるか不安になります。

いやぁ読みづらくてすみません、抽象的ですよね。

まぁ、結論としては、家族以外に生きていく上で信じるべき倫理を教えてもらえたことが、私にとってかなり大きな財産だなぁと思っています。

私は自分が好きなのですが、自分好きであるが故に外とのバランスをうまく取れなくなる時があります。(カッコつけて言ってますけどね、ただ謙虚さを失って傲慢になってしまう時があるんです。)そんな時は頭に先輩の言葉が浮かびます。

そういえばその先輩、「自分がふとした瞬間に、誰かにとって大きな影響を与えることになるような言葉を落とすような人でありたい」って、おっしゃっていたような気がするんですよね、お酒飲みながら。

私にとって完全に、そんな人でいてくださっています。

もう4年くらい?会っていませんが、その先輩と腕を組んでホームレスのおじさんが座る夜の駅をフラフラ歩いたのとか、思い出すだけで心がぎゅっとなります。

また会ってくれるかなー、こんなに書いたら、
会えたとしても恥ずかしいなー…

秋口の夜に、ヨルシカの車窓を聴きながら、思いを馳せてみました。


#エッセイ #学生 #バイト #先輩   #自分にとって大切なこと

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