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DTM基本技とYOASOBI

⚠️わたしの記事で間違いがあればご指摘いただけると勉強になります。by  Lyricist & writer / ayami hoshino

【YOASOBI】


ドラム→4つ打ち
ベース→オクターブ
ギター→コード
ピアノ→コード
シンセ→コード
裏メロ的 硬めの音色

シンセ→80s synth Lead
warp Lead→エコー、リバーブをぬく
synth Lead→Raw Lead、super synth Lead
synth carhorn bass

【裏メロ】

裏メロ(うらメロ)は、音楽において主旋律(メインメロディ)の裏で演奏されるメロディのことです。これは補助的な役割を果たし、主旋律を引き立てたり、曲全体に深みを与えるために使われます。ハモリのメロディのことでやんす。

裏メロは通常、主旋律と同時に演奏され、対位法的な関係を持つことがあります。対位法とは、複数のメロディが独立して進行しながらも調和している状態のことを指します。裏メロは、和音やリズム、テンポを変えることで曲にバリエーションを持たせる効果もあります。

具体的な例としては、ポップスやロックなどでギターやシンセサイザーが主旋律の裏で別のメロディを弾くことがあります。このようにして、曲に豊かさや複雑さを加えることができます。

【YOASOBIの裏メロの技】


YOASOBIの楽曲には、裏メロ(バックメロディ)を巧みに使った技がたくさんあります。以下はその一部です。

多層的なハーモニー:YOASOBIの楽曲では、メインメロディに対して3度や6度のハーモニーだけでなく、4度や5度のハーモニーも多用されています。これにより、聖歌のような神聖な雰囲気が生まれます。
メロディーに対して、更に3.4.5.6度でハーモニーを奏でる。
音を重ねる。

転調の多用:例えば、「アイドル」では、最初のサビで半音上がり、最後のサビで全音上がるなど、曲中で何度も転調が行われます。これにより、曲が進むにつれて新鮮さが保たれます。

※ガレージバンドですと、トランスポーズでオクターブ、半音調整して転調を行います。

トランスポーズで転調


多様な楽器の使用:YOASOBIの楽曲では、ピアノ、サックス、鉄琴、マリンバなど、様々な楽器が裏メロを担当します。これにより、曲に深みと多様性が加わります。

コピペが可能なキーボードから選んだほうが後々、楽です。

keyboard→other→楽器選択


YOASOBIのAyaseさんは、DTMと作曲のテクニックで多くの工夫を凝らしています。以下にいくつかの主要なテクニックを紹介します。

DTMテクニック

シンセサイザーの活用:

YOASOBIの楽曲では、シンセサイザーが多用されています。特に、リードシンセやパッドシンセを使って、楽曲に深みと広がりを持たせています。

サンプルの使用:
ドラムやパーカッションのサンプルを使って、リズムトラックを構築しています。これにより、独自のリズム感を生み出しています。

エフェクトの活用:
リバーブやディレイ、コーラスなどのエフェクトを駆使して、音に立体感を持たせています。特に、ボーカルに対するエフェクトの使い方が特徴的です。


作曲テクニック

複雑なコード進行:

YOASOBIの楽曲は、しばしば複雑なコード進行を持っています。これにより、楽曲に深みと感情を持たせています。

メロディの工夫:

メインメロディと裏メロディを巧みに組み合わせて、楽曲に動きと変化を持たせています。特に、ピアノやシンセサイザーを使ったメロディが特徴です。

リズムの変化:

楽曲の中でリズムを変化させることで、聴き手を飽きさせない工夫をしています。特に、フィルインやブレイクを効果的に使っています。

ボーカルのアレンジ:

ボーカルのアレンジにも工夫が見られます。ハーモニーやバックグラウンドボーカルを使って、楽曲に厚みを持たせています。

これらのテクニックを駆使して、YOASOBIは独自のサウンドを作り出しています。

【リディアンモード】

リディアンモードの使用:リディアンモードからの借用和音を使うことで、曲に神聖な雰囲気を持たせることができます。

リディアンモード
リディアンモードは、音楽理論における7つの教会旋法の一つです。リディアンモードは、メジャースケールの第4音を基音とするスケールで、独特の明るく浮遊感のあるサウンドが特徴です。

リディアンモードの構成音
リディアンモードの音階は以下のようになります(Cリディアンの場合):
C
D
E
F# ⬅️ここです☺️
G
A
B
C

特徴
リディアンモードの最大の特徴は、第4音がシャープしていることです。これにより、通常のメジャースケールとは異なる独特の響きを持ちます。このシャープした第4音が、リディアンモードに特有の浮遊感や神秘的な雰囲気を与えます。

使用例
リディアンモードは、映画音楽やポップス、ジャズなどでよく使われます。例えば、映画「E.T.」のテーマ曲や、ジャズのスタンダードナンバー「サテン・ドール」などがリディアンモードを使用しています。

YOASOBIの楽曲でも、リディアンモードを使うことで独特の雰囲気を作り出している部分があります。
CリディアンならFでなくF#を使用するという意味です。

【借用和音】

借用和音(しゃくようわおん)とは、ある調(キー)から一時的に他の調の和音を借りてくる技法のことです。これにより、曲に一時的な変化や新しい色彩を加えることができます。

借用和音の例

例えば、Cメジャーキーの曲で以下のような借用和音が使われることがあります:

Cメジャーキー:C - Dm - Em - F - G - Am - Bdim - C
Cマイナーキー:Cm - Ddim - Eb - Fm - Gm - Ab - Bb - Cm

Cメジャーキーの曲において、Cマイナーキーから和音を借りると、以下のような進行が可能です:

C - Eb - F - G ⬅️Ebのコードを隙間に入れ込む

Ebコード

このように、Cメジャーキーの曲にEb(Cマイナーキーの和音)を借りることで、曲に新しい響きを加えることができます。

使用例

借用和音は、ポップス、ジャズ、クラシックなど、様々なジャンルで使われます。例えば、ビートルズの「ノルウェーの森」や、ディズニー映画の「アラジン」のテーマ曲などが借用和音を使用しています。

YOASOBIの楽曲でも、借用和音を使うことで独特の雰囲気を作り出している部分があります。

例えば、「勇者」という曲では、リディアンモードからの借用和音が使われています。
具体的には、10小節目と18小節目でリディアンモードからの借用和音が登場し、曲に神聖な雰囲気を与えています。
他にも、YOASOBIの楽曲には様々な借用和音が使われており、曲に独特の色彩を加えています。

これらの技術を駆使することで、YOASOBIの楽曲は独特で魅力的なサウンドを生み出しています。

1. 「夜に駆ける」
この曲では、ピアノのリフがメインメロディを支えています。特にサビの部分では、ピアノがメインメロディと対話するように動き、曲全体にダイナミックな感じを与えています。

ピアノのリフやリリースカットはオートメーション設定でおこなってください。
オートメーション設定のやり方は、下部に記事を掲載しています。

2. 「群青」
「群青」では、ギターのアルペジオが裏メロとして使われています。特にイントロと間奏部分で、ギターがメインメロディを引き立てる役割を果たしています。

アルペジオの記事はこの下に掲載記事があります。

3. 「ハルジオン」
この曲では、シンセサイザーのパッド音が裏メロとして使われています。シンセサイザーの音が曲全体に広がり、メインメロディを包み込むような効果を生み出しています。

4. 「アンコール」
「アンコール」では、ストリングス(弦楽器)が裏メロとして使われています。特にサビの部分で、ストリングスがメインメロディを補完し、曲に壮大な感じを与えています。

これらの技術を使うことで、YOASOBIの楽曲は非常に豊かで多層的なサウンドを持っています。

DTM基本技

cmajのドレミソラの音源のみで作曲する。
key別のペンタトニックスケールを使用する。

ペンタトニックスケール

ペンタトニックスケールは5つの音で構成されるスケールで、特にブルース、ロック、ジャズなどでよく使われます。メジャー・ペンタトニックとマイナー・ペンタトニックの2種類があり、それぞれのキーでの構成音は以下の通りです。

メジャー・ペンタトニック・スケール
メジャー・ペンタトニックスケールは、1, 2, 3, 5, 6の音から成り立っています。

- **Cメジャー・ペンタトニック**: C, D, E, G, A
- **Dメジャー・ペンタトニック**: D, E, F#, A, B
- **Eメジャー・ペンタトニック**: E, F#, G#, B, C#
- **Fメジャー・ペンタトニック**: F, G, A, C, D
- **Gメジャー・ペンタトニック**: G, A, B, D, E
- **Aメジャー・ペンタトニック**: A, B, C#, E, F#
- **Bメジャー・ペンタトニック**: B, C#, D#, F#, G#

マイナー・ペンタトニック・スケール
マイナー・ペンタトニックスケールは、1, b3, 4, 5, b7の音から成り立っています。

- **Cマイナー・ペンタトニック**: C, Eb, F, G, Bb
- **Dマイナー・ペンタトニック**: D, F, G, A, C
- **Eマイナー・ペンタトニック**: E, G, A, B, D
- **Fマイナー・ペンタトニック**: F, Ab, Bb, C, Eb
- **Gマイナー・ペンタトニック**: G, Bb, C, D, F
- **Aマイナー・ペンタトニック**: A, C, D, E, G
- **Bマイナー・ペンタトニック**: B, D, E, F#, A

ペンタトニックスケールは、アドリブや即興演奏に非常に便利で、特定のコード進行の上で演奏することで、自然な響きを持たせることができます。

ピアノ
ストリングス  →【リバーブ(エコー)】→オシャレになる
ギター                       エフェクター

【オシャレ終止】
2-5-1 (C-G-C) A♭B♭C
5-1    (G-C)

【転調コード】
Bメロからサビに移行する前に
sus4、sus2→サビへ

sus4は、Cmajの3度(ミ)を4度に移動して、ドファソにする。
sus2は、3度(ミ)を2度に移動して、ドレソにする。


コード→アルペジオでずらす、リズミカルに刻む

ハモリ→ベースラインでハモる
    ドミナント7(完全5度下がる)
    C1〜C2あたりにルート音から下に5度下げる

【ベース音】
ルート音を抜いて[maj7]足す
→コンプレッサーで音を潰す
※ルート音を消して+7を足す

【コード】
ルート音に合わす
転調形を使い1オクターブずらす
ルート音と平行させる
※ルート音と1オクターブ上のルート音を同時に鳴らす

sus4→3rdを4へ
sus2→3rdを2へ
add9→ルート音から+9

テンションコードでオシャレ感を出す

テンションコード


テンションコードとは、コードトーン(構成音)以外に付け加える音(テンション)によってコードに緊張感をもたらしたもので、ギターのコードの作り方の1つです。テンションには、3度ずつの積み重ねでできる「ナチュラル・テンション」と、ナチュラル・テンション以外の「オルタード・テンション」の2種類があります。

テンションコードには、9、♭9、♯9、11、♯11、13、♭13の7つのテンションがあります。コードネームとして書く場合は、右肩にテンションを列記します。

【ベロシティ】

音の強弱、高低 (+-)

トラックを1回タップする→右端の設定


【ボリュームオートメーション】

音量を途中で変化させる

ガレージバンドでボリュームオートメーションを設定するのは簡単です。以下の手順に従ってください。

楽器を1回だけタップしたら表示されます


トラックを選択: ボリュームオートメーションを設定したいトラックを選択します。

オートメーションモードを有効にする: トラックヘッダの「オートメーション」ボタンをクリックして、オートメーションモードを有効にします。

ボリュームオートメーションを選択: トラックのオートメーションタイプを「ボリューム」に設定します。

オートメーションポイントを追加: トラックのオートメーションカーブにポイントを追加し、ドラッグして音量を調整します。ポイントを追加するには、オートメーションカーブ上をクリックします。

オートメーションポイントを調整: 追加したポイントをドラッグして、音量の変化を調整します。
YOASOBI特有のリリースカットもできる😊


これで、楽曲の特定の部分で音量を上げたり下げたりすることができます。

【エフェクター】

リバーブ (エコー)
ディレイ (やまびこ)
コーラス (音ズレ)
ディスレーション (ザラザラ、ビリビリ、デスボイス)
イコライザー 低、中、高の一部の音のバランス
コンプレッサー 音圧調整、超えた音域を下げる
リミッター 音域を抑える、超えなくする
ピッチ 音程をあとから調整

ガレージバンドの【コンプレッサー]の下にある「トレブル」と「ベース」は、音の高音成分と低音成分を調整するためのコントロールです。

トレブル: 高音成分を調整します。右に動かすと高音が強調され、左に動かすと高音が減少します。

ベース: 低音成分を調整します。右に動かすと低音が強調され、左に動かすと低音が減少します。

これらのコントロールを使うことで、音のバランスを調整し、より良い音質を得ることができます。

【アルペジオ】

コードを3音同時に鳴らさずに1つずつ順番に鳴らす技

他の楽器やエフェクトの配置についても、一般的なガイドラインがありますが、最終的には曲のスタイルやアレンジによって異なることがあります。
以下は一般的な配置の一例です:

楽器の配置
C1〜C2: リズム(ドラムやパーカッションなど)
C2〜C3: ベースライン
C3〜C4: メロディライン(低音域)
C4〜C5: メロディライン(中音域)
C5〜C6: メロディライン(高音域) 

他の楽器の配置
C3〜C4: 和音(ピアノ、ギターなど)
C4〜C5: 和音(ピアノ、ギターなど)
C5〜C6: リード楽器(シンセサイザー、リードギターなど)

エフェクトの配置
リバーブ: 空間を広げるために使用。ボーカルやドラムに適用。 

ディレイ: エコー効果を作り出すために使用。ギターやシンセサイザーに適用。

コーラス: 音を厚くするために使用。ギターやシンセサイザーに適用。

イコライザー(EQ): 各楽器の周波数帯域を調整して、ミックス全体のバランスを取るために使用。 

具体的な例
例えば、YOASOBIの楽曲「夜に駆ける」では、以下のような配置が考えられます:

リズム: ドラムとパーカッションがC1〜C2に配置。

ベースライン: ベースがC2〜C3に配置。

メロディライン: ボーカルがC3〜C5に配置。

和音: ピアノがC3〜C5に配置。

リード楽器: シンセサイザーがC5〜C6に配置。

エフェクト: ボーカルにリバーブとディレイを適用し、シンセサイザーにコーラスを適用。

DTM(デスクトップミュージック)での音域の使い方については、一般的なガイドラインがありますが、最終的には曲のスタイルやアレンジによって異なることがあります。
以下は一般的な音域の使い方の一例です:

一般的な音域の使い方
C1〜C2: リズム(ドラムやパーカッションなど)
C2〜C3: ベースライン
C3〜C4: メロディライン(低音域)
C4〜C5: メロディライン(中音域)
C5〜C6: メロディライン(高音域)

このように、メロディラインはC3〜C5の範囲でカバーされることが多いです。ただし、曲のスタイルやアレンジによっては、これらのガイドラインを柔軟に変更することもあります。最終的には、耳で聴いてバランスが良いと感じる配置を見つけることが大切です。

ガレージバンドの初心者🔰向け、基本的な使い方⬇️

Reo氏の動画でオシャレな曲の簡単な作り方の勉強をしましょう☺️

introとbridge

イントロや間奏でコードを演奏することは一般的です。ただし、コードを使う方法は一つの選択肢であり、他にもいくつかのアプローチがあります。

イントロの場合

- **コード進行**

イントロで曲の主なコード進行を演奏することで、リスナーに曲の雰囲気を提示できます。シンプルなコード進行や、メロディをサポートするコードパターンを使うのが一般的です。

- **メロディックな要素**

メインメロディやモチーフをコードとともに演奏する、あるいはメロディを弾かずにコードだけを流して期待感を高めることもあります。

- **パッドやアルペジオ**

コードを長く伸ばしたパッド音で演奏したり、コードトーンを使ったアルペジオでリズミカルなイントロを作成することもあります。

間奏(ブリッジ)の場合

- **コード変化**

サビやバースのコード進行を基にしつつ、間奏では異なるコード進行や転調を使って曲に変化をつけることがあります。
- **ソロやリフ**: ギターやシンセなどのソロパートでコード進行に乗せる、またはリフ(繰り返しのフレーズ)を使うことで、ダイナミクスや曲の流れを変えることができます。

他の要素

- **リズムやビートの変更**

コードと一緒にドラムパターンやリズムを変えることで、イントロや間奏に独特のキャラクターを持たせることができます。
- **エフェクトやサウンドデザイン**: リバーブやディレイを使って、コードに空間的な広がりを与えたり、フィルターで音を変化させて、イントロや間奏を特別なセクションにすることも可能です。

コード進行の定番中の定番

シンセ63音源一気見せ🎹
シンセの音探しに…🫱

シンセリード34音源一気見せ🎹
リード音源探しに…🫱

シンセベース23音源探しに…🫱

ボーカルエフェクトやり方解説動画🎥🫲

メロディーにコードをつける分かりやすい動画
音楽理論解説あり

ベース歪み重低音の作り方

DTM裏メロ打ち込み

キーボード/ピアノ

アルペジオパターン:
シンプルアルペジオ: 各コードの音を順番に弾くパターン。
C: C---E---G---C---
G: G---B---D---G---

複雑アルペジオ: 各コードの音を複雑に組み合わせて弾くパターン。
C: C-E-G-C-E-G-C-E-
G: G-B-D-G-B-D-G-B-

ギター

リズムパターン:
カッティングパターン: 弦をミュートしながらリズムを刻むパターン。
C: x-x-x-x-x-x-x-x-
G: x-x-x-x-x-x-x-x-

アルペジオパターン: 各コードの音を順番に弾くパターン。
C: C---E---G---C---
G: G---B---D---G---

シンセサイザー

シンセパターン:
パッドシンセパターン: 和音を持続的に鳴らすパターン。
C: C---E---G---C---
G: G---B---D---G---

リードシンセパターン: 高音域でメロディを弾くパターン。
C: C---E---G---A---

ベース

ベースラインパターン:
メロディックパターン: メロディラインに沿ったベースラインを弾くパターン。
C: C---E---G---A---
G: G---B---D---E---

オクターブパターン: ルート音とオクターブを交互に弾くパターン。
C: C---C8--C---C8--
G: G---G8--G---G8--

ドラム

リズムパターン:
シンコペーションパターン: リズムに変化をつけるために、シンコペーションを取り入れたパターン。
HH: x-x-x-x-x-x-x-x-
SD: ----x---x---x---
BD: x-------x-------

16ビートパターン: ハイハットで16分音符を刻み、スネアドラムを2拍目と4拍目に配置します。
HH: xxxxxxxxxxxxxxxx
SD: ----x-------x---
BD: x-------x-------

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