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令和と平成の常識

令和時代の常識や流行語は、デジタル化や多様化が進んでいる現代社会を反映しています。以下は、令和に関連する常識や流行語の例です。

常識

1. **キャッシュレス決済**  
  スマホ決済やクレジットカードなど、キャッシュレス化が急速に進み、現金を持たない人が増えています。

2. **リモートワーク**  
  新型コロナウイルスの影響でリモートワークが普及し、働く場所や時間に対する意識が変わりました。

3. **SDGs(持続可能な開発目標)**  
  環境保護や持続可能な社会を目指す取り組みが常識となり、多くの企業や個人がSDGsに賛同し、活動をしています。

4. **ジェンダーレス**  
  性別にとらわれない考え方が広まり、ファッションや働き方、日常生活でのジェンダーレスが受け入れられています。

流行語

1. **密です**  
  コロナ禍におけるソーシャルディスタンスを象徴する言葉として、東京知事の発言から広まりました。

2. **推し**  
  特定のアーティストやキャラクターを熱心に応援するという意味で、「推し活」などの言葉も生まれています。

3. **ぴえん**  
  泣きたい気分や悲しい気持ちを表す言葉で、SNSで広がった感情表現です。

4. **#家族で遊ぼう**  
  コロナによる外出自粛の中、家族での遊びや活動を提案する動きが増え、ソーシャルメディアで使われるハッシュタグの一つ。

5. **鬼滅の刃**  
  アニメ『鬼滅の刃』は、令和を代表する人気作品となり、関連する言葉やキャラクターが流行しました。

6. **DX(デジタルトランスフォーメーション)**  
  ビジネスや日常生活のデジタル化の進展を意味し、技術革新による働き方やビジネスモデルの変革が話題になっています。

ネットスラング

「ニキ」や「ネキ」のような若者言葉は、主にネットスラングとして発展してきました。こういった言葉は、インターネット上でのコミュニケーションやSNS文化を背景に広がっています。

1. **ニキ**  
 「兄貴(あにき)」を短縮した言葉で、敬意を込めて年上や親しみを感じる相手に使われます。特にSNSや掲示板で、頼りがいのある人物や尊敬する相手に対して使われることが多いです。

2. **ネキ**  
 「姉貴(あねき)」を短縮した言葉で、主に年上や親しみを持つ女性に対して使われます。「ニキ」の女性版とも言える言葉で、SNSやオンラインコミュニティでよく見られます。

その他の若者流行語

3. **ガチ勢**  
 本気で物事に取り組んでいる人を指します。ゲームや趣味などで「ガチでやっている人」を表現します。

4. **エモい**  
 感情が強く揺さぶられる瞬間や、ノスタルジックな気持ちを感じるときに使われます。音楽や景色、映画などを見て「エモい」と表現されることが多いです。

5. **バズる**  
 SNSで話題になって急速に広がることを指します。「このツイートがバズった」と言うように、多くの人にシェアされる現象を表します。

6. **リアタイ**  
 「リアルタイム」の略で、テレビ番組やイベントをリアルタイムで視聴することを意味します。「このドラマはリアタイで見たい」といった使い方がされます。

7. **量産型**  
 ファッションや趣味が同じようなスタイルの人を指す言葉。「量産型オタク」や「量産型ファッション」として使われ、自分らしさがあまりないことを揶揄することがあります。

8. **ぴえん超えてぱおん**  
 「ぴえん」は悲しい気持ちを表し、「ぱおん」はさらに悲しい感情を表す強調表現。SNS上で感情表現として使われます。

もちろん、他にも多くの若者が使う流行語があります!以下は、さらに多くの若者言葉やネットスラングの例です。

1. **それな**
 相手の意見に強く同意する際に使われます。「本当にそうだよね」という意味で、「確かに」のカジュアル版です。

2. **草(w)**
 「笑う」を意味する「w」をより視覚的に強調した形です。笑いを表すネットスラングで、ゲームやSNSのチャットで使われます。たくさんの「www」を並べると草が生えたように見えることから。

3. **マ?**
 「マジで?」を略した言葉で、驚きを表す時に使われます。「本当?」や「マジ?」のカジュアルな形です。

4. **イキる**
 調子に乗る、または自分を誇示しようとする行動を指します。「あいつ、イキってるね」といった具合に、ちょっと威張ったり、かっこつけている人を表現する際に使われます。

5. **り**
 「了解」の略語で、SNSやチャットで使われる非常にカジュアルな言葉。「OK」とか「わかったよ」という意味で、短く「り」とだけ返信することがあります。

6. **それなー**
 「それな」にさらにフランクな響きを持たせた形で、会話中に共感を表す言葉としてよく使われます。

7. **おけまる**
 「OK」を可愛くした表現で、特に若い女性の間で使われることが多いです。「おっけー」を少しポップな響きにしています。

8. **わかりみが深い**
 「共感できる」「わかる」という意味で使われます。「この気持ち、わかりみが深い」といったように、強く共感することを表現します。

9. **陰キャ / 陽キャ**
 「陰キャ」は「陰気なキャラ(性格)」の略で、内向的で目立たない性格の人を指し、「陽キャ」は「陽気なキャラ」の略で、外向的で社交的な人を表します。

10. **つらたん**
 「つらい」という気持ちを可愛くした表現で、特に若い女性の間で使われています。つらい状況や感情を軽く伝える言葉です。

11. **あざまる水産**
 「ありがとうございます」をもっと軽い感じで、ポップにした表現です。「あざす」から発展したもので、友達同士での感謝の表現として使われます。

12. **おつぴ**
 「お疲れ様」を可愛くした略語で、友達やSNSでの会話の締めくくりに使われます。「おつぴー」とも言います。

13. **てぇてぇ**
 尊さや、感動的な瞬間に対する強い感情を表現する言葉。「てぇてぇ」は「尊い」から来ており、特にアニメやゲームのキャラクター同士の関係性に対する感情表現として使われます。

14. **秒で**
 「すぐに」「瞬時に」という意味です。たとえば「秒で帰る」というと、「すぐ帰る」という意味になります。

15. **ふぁぼ**
 「お気に入り(favorite)」を指すTwitterの用語から来ています。「いいね」や「お気に入りに登録する」という行為を指して、「ふぁぼる」という動詞としても使われます。

16. **ワンチャン**
 「ワンチャンス」の略で、「ひょっとして」や「もしかすると」という意味です。物事がうまくいく可能性があるときに使います。

17. **エグい**
 元々は「ひどい」「残酷」という意味で使われていましたが、最近では「すごい」「やばい」など、良い意味でも悪い意味でも使える万能スラングになっています。

18. **パリピ**
 「パーティーピープル」の略で、派手なライフスタイルや、イベントやパーティーが大好きな人を指します。

19. **メンヘラ**
 「メンタルヘルス」から派生した言葉で、精神的に不安定な状態を指すことが多いです。特にSNSで感情的な投稿をする人に対して使われます。

これらの言葉は、ネット上や若者の間で日常的に使われており、言葉自体が少しカジュアルでフランクなコミュニケーションを生み出しています。

2001年(平成の流行語、常識)

2001年の若者が使っていた流行語や常識は、現在とはかなり異なります。特にこの時代は、インターネットの普及が進み始め、携帯電話やテレビ文化が中心にあった時期でした。2001年頃の若者言葉や流行語、そして当時の特徴的なカルチャーをいくつか紹介します。

1. **キレる**
 若者が急に感情的になったり、暴力的な行動をとる様子を表す言葉として「キレる」が流行しました。「すぐキレる」など、短気な性格を指す際によく使われていました。

2. **超~**(ちょう~)
 強調表現として「超」が流行していました。「超かわいい」「超やばい」のように、何かを強調したいときによく使われました。今の「めっちゃ」や「ガチ」に相当します。

3. **マジで**
 現在でも使われている「マジで」は、この時期に大流行しました。「本当に」という意味で、友達同士の会話で頻繁に使われました。

4. **バカ**(強調のための「バカ」)
 「バカウケ」や「バカみたいにすごい」というように、「バカ」は強調表現としても使われていました。今の「ヤバい」や「エグい」と似たニュアンスです。

5. **ヤバい**
 2001年には「ヤバい」が万能スラングとして若者の間で使われていました。良い意味でも悪い意味でも使える言葉で、特に強い感情を表現するのに便利でした。

6. **おっはー**
 この流行語は、香取慎吾がテレビ番組『サタ☆スマ』で使った「おはよう」の挨拶から広まりました。学校や友達同士で挨拶代わりに使われていました。

7. **イケてる**
 何かが「カッコいい」や「すごい」と感じたときに使われました。イケてる人やモノを指すスラングとして広く浸透していました。

8. **チョベリバ/チョベリグ**
 「チョベリバ」は「超ベリーバッド(とても悪い)」の略、「チョベリグ」は「超ベリーグッド(とても良い)」の略で、ポジティブやネガティブな状況を表現する際に使われました。

9. **ガングロ**
 2000年代初頭のギャル文化で流行したファッションスタイルで、極端に日焼けした肌や、派手なメイクを特徴とする若者(特に女性)を指しました。

10. **アムラー**
 歌手・安室奈美恵のファッションやメイクを真似る若者たちのことを指す言葉です。アムラーは1990年代後半から2000年代初頭にかけて一世を風靡し、その影響が続いていました。

11. **ドタキャン**
 「土壇場でキャンセルする」の略で、急な約束のキャンセルを意味しました。この言葉は今でも使われていますが、2001年頃に特に流行しました。

12. **合コン**
 若者の出会いの場として定番化していた「合コン」は、2001年でも流行語として使われていました。男女が集まる飲み会形式のイベントで、この時代のカルチャーの一部でした。

13. **ケータイ小説**
 この頃から携帯電話の普及に伴い、ケータイ小説が若者の間で流行し始めました。文字数制限がある中での恋愛や感動系のストーリーが人気でした。

14. **写メ**
 携帯電話にカメラ機能がつき始めた時期で、写真付きメールを「写メ」と呼び、友達に写真を送ることが流行しました。「写メる」という動詞も生まれました。

15. **プリクラ**
 プリント倶楽部、略して「プリクラ」は2001年も大人気でした。友達やカップルで撮影し、シールに印刷された写真は交流の一環としてよく交換されました。

16. **ナンパ**
 2001年も若者同士の「ナンパ」は普通の行為として行われていました。特に繁華街やビーチなどで行われることが多く、出会いの手段の一つとして受け入れられていました。

17. **メアド交換**
 この時代、携帯電話で「メアド(メールアドレス)を交換する」という行為が一般的でした。LINEやSNSが普及する前は、メールでのやり取りが主流でした。

2001年は携帯電話の普及とともに、インターネットやメールを使ったコミュニケーションが徐々に広まり始めた時期です。まだSNSが本格的に普及していないため、リアルな交流が中心でしたが、携帯文化やギャル文化が大きな影響を与えていました。流行語もファッションやメディアの影響を強く受けています。

文化

ファッションとスタイル

お姉ギャル(オネギャル):

ファッション: シンプルで洗練されたスタイルが特徴。落ち着いた色合いの服や、エレガントなアクセサリーが好まれました。ギャルからお姉系への移行を目指す女性たちに人気がありました。

白ギャル:
外見: 浜崎あゆみの影響を受けたスタイルで、白い肌とブリーチした金髪が特徴です。メイクはナチュラルでありながらも、目元を強調することが多かったです。

ヤマンバギャル:
外見: ガングロ(非常に黒く焼けた肌)に加え、派手なメイクとカラフルな髪色が特徴。髪の毛を脱色し、部分的にカラフルなメッシュを入れるスタイルが流行しました。

文化的背景と影響

ファッションアイコン: 浜崎あゆみや安室奈美恵などの影響が大きく、彼女たちのファッションやメイクを真似ることが流行しました。

メディアと雑誌: 『Popteen』や『egg』などのファッション雑誌がギャル文化を牽引し、最新のトレンドを発信していました。

ライフスタイルと価値観

自己表現: ギャル文化は自己表現の一環として、個性的なファッションやメイクを通じて自分を表現することが重視されました。
コミュニティ: 渋谷や原宿などの特定のエリアがギャルたちの集まる場所となり、そこでの交流が盛んでした。

音楽とエンターテインメント
音楽: 浜崎あゆみや安室奈美恵の楽曲が人気で、彼女たちの音楽はギャル文化の象徴とも言える存在でした。

イベント: クラブイベントやファッションショーなどが頻繁に開催され、ギャルたちが集まる場として賑わっていました。

ファッション

コギャル:
特徴: 黒肌、細眉、ストレートのワンレンヘアが定番スタイル。制服にはラルフローレンのカーディガンを着るか腰巻きし、足元はルーズソックスが定番でした。

トレンド小物: ルーズソックス、ハイブランドのマフラー(バーバリーやフェンディ)、PHS(携帯電話)にファー&チェーンのストラップをジャラ付けするのが流行でした。

LAギャル:
特徴: 西海岸風のカラフルでサーフ意識のファッション。黒肌と原色の組み合わせが特徴的で、ヘルシーなスタイルが好まれました。

トレンド小物: カラフルスニーカー、Baby-Gの腕時計、ターコイズアクセサリー。

ヤマンバギャル:
特徴: ガングロ肌に派手なメイク、カラフルな髪色。つけまつげを重ね、白い唇、鼻や目の周りにハイライトを入れるスタイルが流行しました。

トレンド小物: アルバローザのコート、me janeのショッパー。

メイク 
デカ目メイク:
特徴: 大きな目を強調するために、つけまつげやカラコン(カラーコンタクトレンズ)が多用されました。アイラインを太く引き、目元を強調するメイクが主流でした。

アニマル柄:
特徴: ヒョウ柄やゼブラ柄などのアニマルプリントが流行し、ファッションやネイルアートに取り入れられました。

盛り髪:
特徴: 髪をボリュームアップさせる「盛り髪」が流行し、ヘアスプレーやヘアピンを使って髪を高く盛るスタイルが人気でした。

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