会話の幹

初歩的な事かもしれませんが、会話をする上でこのへんを押さえておかないと事故るので気をつけたいですねといった内容を共有させていただきたいと思います。

さて、

我が家では子供がご飯を食べ終わった後にじいじ・ばあば(ぼくの両親)と電話をするんです。

ぼくとしては一種の親孝行かなと思ってしていることなんですが、
最近、娘も大きくなりどこで覚えたのか荒れた口調も使えるようになってきました。

じじばばを相手にやれ「〇〇しないとじいじとは遊ばない」とか「やらないんだ、いいんだね?」とか意地悪な口調で話す姿が目立つんです。

見ているこちらもあまり良い気持ちはしないので電話を切り終わったあとで面と向かってお話しをしました。

「意地悪言ったらダメだよ」と言うと娘が「意地悪してないよ」

娘の心境としては当たり前のように優しいじじばばを相手に何となく立場が上な気がして高いところから発しているんでしょう。

なので、
「意地悪かどうかは君が決めることじゃない」と伝えてました。

自分で言っといてなんですが、これが会話なんだなと改めて認識しまして。

会話は受け取り手の解釈レベルに大きく左右されるわけです。

たとえば、
サッカーにあまり詳しくない友達とサッカーを観に行っても盛り上がりに欠けるけど、詳しい者同士で行くと会話が弾むじゃないですか。

なので、伝えたいことがあるなら相手のレベルを慮って話さないといけないんです。

と、小難しく聞こえますが、これを意図せず行動しているのが飲み会ですね。

部署単位の大所帯で飲みに行く時、たまたま知らない人が隣にいたら何かしら共通の話題を探して取り繕おうとするじゃないですか。

これって「この人はどこまで知っているんだろう、ここまでの話題なら振って大丈夫だよね」と相手の理解できるエリアを測りながら話してるわけです。

この辺りをきちんと押さえた上での立ち振る舞いが出来ないとただの迷惑なおっさんになってしまうんです。

一方的に知らない話しを聞かせてくるおっさんは相手の理解がないところで気持ちよくなってる変態なので孤立するんです。

相手の理解があって初めて会話が成立するのでリアクションを見ながら誤解を生まないような伝え方をしたいよねといったお話しでした。

それでは、お疲れ様でした。

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