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うすだいだい色
2000年9月の生産から「はだいろ(肌色)」の呼称を「うすだいだい」に変更しました。
「はだいろ」の呼称は、人の肌の色へ固定観念を与える可能性があると指摘されていたことから、市場の混乱を避けるため、株式会社トンボ鉛筆、株式会社サクラクレパス、当社の3社で協調し、一般的でわかりやすい、語感がよい、色を連想しやすい、日本人に馴染みやすい、他の業種にも混乱を来たさない、などという点から、和名「うすだいだい」、英名「Light Orange」への変更を決定しました。
肌色ではないよ
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なつかしい💛
アラカンの私が子供の頃の学用品には
16色か24色のクレヨンや色鉛筆がありました。
その中の一色の呼び方は「肌色」でした。
それが2000年後半頃から「うすだいだい」に
変更されていたこと、実はつい最近まで
私、知らなかったのです。
呼称が変更された頃は
子供が幼稚園〜小学校低学年で
クレヨンは言わば家庭の「常備品」。
家でも使っていましたが、
全く気づかずにいました。
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ウォルマートで「うすだいだい」を思い出す
「肌色」の話を思い出したのは
バンドエイドを買いにアメリカで
ウォルマートに行った時のこと。
ファーストエイドのコーナーの棚数段には
部位別、キズ別にたくさんの製品が
並んでいます。
指先の傷用に絆創膏を探しに来た私、
種類が多すぎて迷ってしまう。
色柄もバラエティに富んでます。
お馴染みの標準的な色、
ビビットでポップな色、
人気キャラクターの絵入り、、、
そんな中に濃いめの茶系グラデーションの色が
何種類かセットになっているパッケージが
目に留まりました。
あれ、今この色合いが流行りなのかしら、と
思いましたが、次の瞬間、
肌色の固定観念に縛られることなく作られた
確実に需要のあるアメリカならではの商品
と気づきました。
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SKIN TONE (肌の色)
ウォルマートの“equate“ という
プライベートブランドの
“SKIN TONE“ シリーズです。
「肌色」の固定概念打破をめぐり、
既存の商品の呼称を変える場合と
多様性を打ち出す新商品を世に出す場合。
Diversity(多様性)を認める取り組みは
静かにゆっくり進んでいますね。
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