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これからの時代を生き抜くために子どもに幼少期から身に付けさせたいスキル

今の時代は子どもが受け身になりがち?

今の子どもたちは遊びも勉強も、昔と比べるとITツールやコンテンツの普及により、選択肢が広がりましたよね。

YouTubeなどの動画コンテンツが充実し、世界中の様々な動画に無料で自由にアクセス出来たり、世界各地の学校の授業をオンラインで受講出来たり、子ども向け学習アプリなどが数多く存在していたり・・・

私たち親としては、例えば自宅で仕事や家事のため、どうしても子どもの相手が出来ない時に、こうしたITツールが子どもの相手をしてくれたりするわけで、その良し悪しは一旦置いておいたとして、とても助かることは多いですよね。

加えて、働くお母さん達も昔と比べて急増していますので、

より一層、自宅で子どもと直接会話したり遊んだりするために割ける時間が少なくなり、上記のようなITツールに頼りたいシーンが増えていると思います。

こうしたITツールは私たち親が子どもと一緒の空間にいる際に、一定の時間を確保したい場合(子どもの相手をしなくても良い時間を確保したい場合)には非常に便利ではある一方、どうしても子どもは受け身の時間になりやすいのが課題ですね。

そんなことを考えていた際に存在を知ったオンラインインターナショナルスクール。夕方から夜にかけて授業などが行われていると知り、オンラインインターナショナルスクールなら子どももそれほど受け身にならないのではと思い、我が家でも一ヶ月試してみました。

そこで感じたことを以前、オンラインインターナショナルスクールの記事として書かせて頂きましたが、

感想としては、

思っていた以上に、LIVE授業であっても基本的には双方向のコミュニケーションが発生しておらず、受講生である子どもたちは受け身で授業を受けていたということでした。

そしてまた私の友人からは、一日7時間くらい子どもをTVや動画で子守りさせてしまっていて、受け身の時間をかなり長く過ごさせてしまっているという話も聞いていたりもしました。

日々仕事や家事に追われているお母さん、お父さんたちですので、一定仕方がない部分もあるかなと思いつつ、子どもたちが受け身で過ごす時間が増えやすいのが現代の子育て環境だなと感じています。

もちろん、私自身も適度に子どもに動画などを見せていますし、ITコンテンツを否定したいわけでは全くございません。

ただ、それらITツールを上手く活用していくためにも、そのメリット、デメリットを親がしっかり把握した上で、

子どもたちに並行して教えてあげるべきことがあると感じています。

とにかく子どもたちに考える習慣を付けさせる

動画コンテンツやTVなどは、放っておくと、子ども達は情報のシャワーを受身で浴び続けて時間が過ぎていくものになりがちですね。そこで何らかの知識を得たりすることももちろんあると思うのでそれは大事なことだと思うのですが(息子も動画から新しいことを覚えてきたりします)、動画を観ていて不足しがちなことは、その情報を得たことで子どもたち自身が何を思ったかなど、自分の意見を考え、発信したりする機会です。

今までの時代では、大量の情報を暗記していく、いわゆるインプット型の勉強が主流で、大学受験などもその知識量を試されるものが主流でした。

ですが現代は、情報はインターネットを介して一瞬で調べられたり、大量の情報をインプットすることは最早人間よりもAIの方が圧倒的に得意となっており、人は人だからこそ出来る「考える力」「0から1を生み出す発想力」などが重宝される時代となりました。

そうした力を発揮していける人材となるためには、考える力を小さい頃から身につけておくことが非常に重要です。

我が家では、子どもに考える癖を付けてもらうために、下記のような質問を毎日投げかけるようにしています。

・今日の保育園で何をするのが楽しかった?なぜそれが楽しいと感じたの?

・今読んだ絵本(今観た動画)はどんなお話だった?なんで〇〇という結論になったと思う?

・何でおやつばっかり食べ過ぎるといけないのだと思う?

・何でお友達を叩いたりするのはいけないのだと思う?

・何で〇〇がお手伝いしてくれるとお母さんは嬉しい気持ちになるのだと思う?

・どうしてお父さん、お母さんは毎日お仕事をしているのだと思う?

etc....

このように、色んなシーンで子ども自身に考えさせる質問を投げかけるようにしています。

動画を観る、TVを観る、etc...そんな時間があっても良いと思います。

ですが、そればっかりに偏ってしまうと子どもたちは何も考えずに情報のシャワーを浴びることに心地良さを感じ、考える習慣がつかなくなってしまうので、日常会話の中ではぜひ、子どもたちの頭で考えさせる質問をたくさん投げかけてみて頂ければと思います。

大きくなった時も、考えることが苦ではなくなるよう、

小さい頃から親との対話で考えて自分の意見を発信する習慣をつけてあげて頂きたいと感じています。

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