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私たち夫婦が子どもと図書館に行く理由

子どもは新しいことをもっともっと知りたい!教えて!と思っている

毎日の子どもとの会話の中で、子どもからの定番質問フレーズは、

「それはどうして?」

「どうして〇〇は〇〇なの?」

という質問。我が家の長男は現在5歳ですが、子どもの年齢が上がるにつれ、この質問を受ける頻度はどんどん増えています。

身の回りのあらゆることに対して「それはどうして?」と質問する息子を見ていると、もっともっと新しいことを知りたい、自分の知っている世界を広げたいという息子の思いを強く感じます。

そしてこれは、息子に限らず、この社会に生まれてきた全ての子どもたちの思いでもあると思います。だからこそ大人は、そんな子どもたちの思いをしっかり受け止め、少しだけ早くこの世に生まれ、子どもたちよりこの社会の経験を多く積んできた身として、出来る限り多くのことを伝えてあげたいですよね。

「それはどうして?」「なんで〇〇なの?」という質問が子どもから来た時の我が家の接し方

まず私たち夫婦が大事にしていることは、子どもからの質問を聞き流さず、きちんと受け止めることです。

子どもから質問が来た時に、

空返事したり、

「今忙しいから後でにして!」と強く言ったり。

こういうことが続いてしまうと、子どもに限らず誰だって、今後質問する意欲がどんどん削がれてしまいますよね。

子どもがこんなにも毎日親に質問をしてくれる日々なんて、子育ての全期間を通してもほんの一瞬。この一瞬は二度と戻ってこない。

そう思うと、空返事して子どもの「もっと知りたい!教えて!」という強い思いを削いでしまい、今後の可能性を狭めてしまうことはしたくないですので、子どもの質問をきちんと受け止めることを大切にする気持ちが高まります。

ですので、出来る限りどんな時も子どもから質問が来たらきちんと子どもの目を見て受け止めるようにしています。

とはいえ、仕事中などでどうしても難しい時は、

「今お母さんは〇〇をしているから終わるまでちょっと待っててくれる?」と子どもにきちんと伝えること。

絶対に子どもからの質問を蔑ろにしないようにすることは心がけたいことです。

その上で、どうしても回答に窮する質問が来たりすることもありますね。そういう時も適当には答えません。

「お母さんも分からないから、一緒に調べてみよっか?おうちにある本に書いてあるかな?なさそうだったら図書館で調べてみる?」と提案するようにしています。

すると我が家の場合、息子はとても嬉しそうに、

「うん、僕今日は図書館に行って、〇〇と〇〇がどうしてなのか調べたい!調べることを忘れないように、紙に書いて持っていこうよ」などと話してくれます。

こうした日々のやり取りを通じ、息子には、

・新しいことを知り、自分の知識の幅を広げていくことを楽しむということ

・自分の知識が増えれば増えるほど、見える世界がどんどん広がっていくこと

・自分が知ったことを、まだそのことを知らないお友達に伝えるという、知の共有をすることを楽しむということ

こんなことを伝えたいなと思っています。

息子が日々満面の笑みで私に報告してくれる下記のフレーズに私は毎日ほっこりしています。

「ねぇねぇお母さん!知ってた?〇〇ってね、〇〇なんだよ!僕、こんなことも知ってるんだよ!」

新しいことをこんなにも貪欲に学ぼうとする子どもの姿勢に、私たち大人も日々刺激を受けますね。


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