☆夢チャレンジっ子2022年度助成金利用について
愛知県小牧市で、子ども達の夢や目標につなげるキャリア支援を行う☆夢チャレンジっ子。
私たちの活動は非営利のため、イベントを実施するために必要なものはすべて自分たちで準備をしなければなりません。そのため財源をどうするかが問題点となります。
市民団体へ登録した理由として、市の助成金が活用できることと、市の施設が利用できること、そして市の後援許可が得られることで各公立学校や公共施設へも私たちの活動を知ってもらえる機会が増えるからです。そのため、5月には人生で初めてのプレゼンに挑戦しました。以下本文はプレンゼンで発表した内容です。
団体の概要について
夢チャレンジっ子は、2022年の2月に小牧市市民活動団体として登録。
団体名にある「チャレンジ」の頭文字Cで始まる5つの言葉を五芒星に例え、「子ども達の未来に輝きを」と、団体のスローガンにかかげています。
現状課題と活動の目的について
まず日本では、社会構造の変化にともない、子ども達へのキャリア教育の必要性が問われています。そんななか文部科学省でも、いわゆる基礎的・汎用的能力である、「かかわる力、見つめる力、やり抜く力、かなえる力」の4つの力を身につけることを推進しています。
そのため夢チャレンジっ子では、子ども達が様々な体験や出会い、つながりを持つことによって、幅広い知識を習得し様々な経験や体験を経て、「かかわる力、見つめる力、やり抜く力、かなえる力」の4つの力を育み、自律から自立することで、”子ども達の未来が輝く”。そのための総合的なキャリア支援を行って参ります。
活動の事例と団体の課題
団体立ち上げと同時に、2022年2月・3月に2日間のイベントを開催しました。内容としては、将来なりたい自分やかなえたい夢を子ども達が想像し、目標を見える形へデザインすることで、周りの大人や友達から応援してもらいながら行動へつなげていく、「かかわる力、見つめる力、やり抜く力、かなえる力」の4つの力を育むこと目的にしています。
このイベントを開催するにあたり、対象となる小牧小学校地区周辺の小中学校や図書館、児童館などのコミュニティ施設へ、約4000部のチラシを配布しSNSでも告知活動を行ったところ、募集人数20名に対し参加者わずか4名という結果になりました。理由としては、イベント告知後にまん延防止措置令が発令されたこと、初めてのイベント開催だったため団体の存在が認知されていなかったからだと考えます。
そのため、今後もイベントを継続的に開催していくことで、対象者となる子ども達とその保護者の方々へ団体を認知してもらう必要があります。また幅広く活動を展開していくために、メンバーや支援していただける方を増やしたいと考えています。
しかしイベント開催するにあたり、告知のためのチラシ印刷費用や消耗品等の購入費用が足りないため実施できないことが課題としてあります。
2022年度の活動内容について
今年度は特に「かかわる力、見つめる力、やり抜く力、かなえる力」の4つの力を子ども達に身につけてもらうことを目的にし、主催イベント3回に加え、こまきこども未来大学参画講座として、8月には夏休み講座を別途開催します。
各イベントの対象は小学校から高校生まで。主に小牧小地区を中心に周辺地区の学校へチラシを配布するほか、児童館や図書館、コミュニティ施設等にもチラシ設置の依頼を予定しております。そのためチラシの印刷費用とメンバーが車を使って配布する時のガソリン代が必要となります。また各イベントで使用する、紙やノリ、ペンなど文房具類や消耗品の購入費用が必要です。
これらのイベントを開催するにあたり、10月と3月においては参加者からも参加費用を材料費として徴収する予定ですが、全ての経費を自分たちだけでは負えないため、助成金を使用させていただきたいと考えております。
今後の目標
最後になりますが、☆夢チャレンジっ子はライター、キャリアコンサルタント、社労士として働くパパママが運営する団体です。
これまでが自分たちが培ってきた専門職としての知識や経験、そして保護者としての知識や経験を活かし、他団体や地域の企業、学校や行政との連携により多角的な視点でイベントを開催していけると考えております。
また将来的には、夢チャレンジっ子の運営そのものを、イベントに参加した子ども達に任せていくことも目標にています。
学校では得られない体験やつながりを通して、子ども達が自分だけでなく他者も理解し、自己肯定感や自己有用感を向上させることで幸せな未来を想像する力を身に付け、実現する力を身に付けられます。それらを通して、小牧市民全員の未来も輝ける!それが私たちが目指す最大の目標です☆
プレゼンテーションを終えて
人生初のプレゼンに、私の心臓は緊張で直前まで飛び出しそうになるくらいでした…笑
けれども事前の準備や、当日スライド送りや発表文の確認とサポートをメンバーにしてもらったおかげで無事伝えたいことを伝えられたと思います。
子ども達にも、周りの協力やサポートがあれば、一人では達成や実現できないことにもどんどん挑戦できるんだよと、自身の体験を通して今後伝えていけたらと思います。