#103 毎日同じ服を着てはいけない!?という呪いについて #0520
こんにちは。ミニマリスト、ゆりです。
私たちは、毎日同じ服を着てはいけないという暗示にかかっています。いろいろな雰囲気の服を着こなし、毎日違う服を着ないといけない。果たしてそれは、誰の考えでしょうか?
今日はその疑問について考えてみます。
毎日違う服を着なければならない?
ファッション誌を開くと、〇〇日間コーディネートというページが必ずあります。いくつかのアイテムを組み合わせて、何種類ものコーディネートを組み立てる。それに見慣れた私たちは、いつも違うコーディネートを組まなくてはいけないという気持ちになってはいないでしょうか?
いくつかのパターンを組み立て、それに必要なアイテムを揃える。
こうしたことが好きな人は、それを楽しんで取り組めるかもしれません。しかし、ファッションが好きでない場合、何を買ったらいいか、かえって迷うかもしれません。
私も以前はそうでした。ファッション誌のコーディネートを穴の開くほど見つめ、色や形、どのメーカーの服が取り上げられているかを熱心に調べていました。どこのメーカーにどんな製品があり、それを組み立てると何種類のコーディネートができるのか?
一つの服を様々なコーディネートに活用できれば、これほど便利なことはありません。コスパを重視し、着回すことに必死になっていました。
ただ、今となっては思うのです。本当に毎日違う服を着る必要があるのか。
モデルやセレブリティの生活であれば、会う人や場所に合わせて、それこそ1日のうちに何回も着替えたりする必要もあるでしょう。
一方、私たちは写真を撮られることもなく、メディアに取り上げられる機会もありません。そんな日常のなかで、毎日違う服を着なければいけないということはあるのでしょうか。
私たちは、雑誌に出てくるモデルではありません。毎日を必死に生きる生身の人間です。色とりどりのコーディネートは必要あるのでしょうか。
私たちは毎日違う服を着る必要があるのか?
オフィスで、毎日同じ人に会う場合。同じ服を着ることに抵抗があるかもしれません。しかし、同じような服を毎日着ていることは、何か問題があるのでしょうか?
もっとも、同じ服を毎日着ることはおすすめできません。食べ物の匂いやタバコの匂い、汗や汚れが付着している可能性があります。毎日同じ服を着ることは、服の生地を傷める要因にもなります。
つまり、同じ服を着ることはおすすめしませんが、似たような雰囲気の服を着ることは、問題はないと感じます。むしろ似たような服ばかり持っているということは、あなたのスタイルが確立しているとも言えます。
私たちは年齢を重ね、自分の好みも安定し、立場も築き上げてきました。そうした上で自分のスタイルが出来上がってるということは、素敵なことではないでしょうか?
スタイルがあるということ
同じような雰囲気、似たような服がたくさんあるということ。それは、あなたのスタイルです。あなたのライフスタイル、生き方を反映した服が集まっているということでしょう。
ニットばかり着てしまう。
シャツの種類が多くなり、ほとんどTシャツを着なくなった。
スカートをほとんど履かなくなり、パンツスタイルが増えてきた。
こうした偏りのあるクローゼットが出来上がっているのかもしれません。
あなたが選び、手元にある服は今のあなたのおしゃれを確立しているものです。似たような服ばかり持っているということに悩む必要はありません。
あなたが困っていることはどんなことでしょうか?
似たような服が多い?その場合は、量を減らしましょう。
似たような服ばかりでつまらない?それなら、服ではなく髪型を変えてみるのもおすすめです。
人の印象を左右するのは、服ばかりではありません。艶やかで手入れの行き届いたヘアスタイルは、あなたの印象をよりよいものにしてくれます。いつもと印象を変えたいという時には、ヘアサロンでシャンプー&ブローをしてみるのもおすすめですよ。
あなたらしいスタイルを確立して
毎日違う服を着なければいけないという考え方について、本当にそうなのかと考えました。
似たような服ばかり持っていると感じるのは、あなたが積み上げてきたスタイルでもあります。違う雰囲気になりたいと考えるのは、なぜなのか。今持っている服のどんなところが不満なのかを洗い出してみるといいでしょう。
それらの要素をどのように改善していけばいいのか?
それについてはまたの機会に触れていきます。
明日のあなたに、自信がもてますように。
ミニマリスト、ゆりでした。
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