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リーダーシップの形


はじめまして。鈴木梨里と申します🙂
2020年12月、miusig(ミューシグ)という、学生にコーチングサービスを提供する学生団体を設立しました。(webサイト:http://miusig.co/

私はこの団体の代表を務めています。学部も学年も興味関心もバラバラな9人のメンバーをまとめる団体の創設者、そしてリーダー。
団体を創設した12月から今日まで、よく考えさせられたことがあります。それは、
「リーダーとして、自分に何ができるだろうか」
ということです。
私は選ばれてリーダーになったわけでも、誰かにリーダーとして任命されたわけでもありません。
こんな団体を作ろうよ!と声をかけ、その団体が生まれた時点で、リーダーでした。
あなたのこういう特徴がチームをまとめる上で必要だからリーダーになってほしい、というメンバー間の同意もなければ、そもそもメンバー集めから始めた新しい団体なので、一体どんなリーダーが必要なのかもわからない。

そのような中でリーダーをやってきて、自分なりに導いた「リーダーシップの形」について、今日は書いてみたいと思います。

結局正解なんてない


「リーダーシップ論」
巷にはリーダーのあるべき姿を論じたビジネス書や自己啓発本があふれています。個人的に、言わずと知れた名著『人を動かす』(デール・カーネギー、1937年)は、年に5回は本棚から引っ張りだすほど読み込んでいますが、どんなに本を読んでも、不安です。一つの本で紹介されていたスキルが他の本では否定されていたりします。CEOとして立派にリーダーを務めた誰かが書いたリーダーシップ論は、その人にとって良かった形であり、全ての人にとっての正解ではありません。わかったような気がしても、これだ!という確信が持てないものが、リーダーシップだと思います。

私のリーダーシップ


私は自分のやりたいこと、達成したいことに突っ走るタイプです。
だからこそ、
・ミーティングで自分ばかり話してしまいメンバーの可能性を引き出せていないのではないか
・自分の意見を押し付けているのではいないか

という悩みはずっとありました。

でも逆に、それを意識しすぎても組織は回らない。
「みんなはどう?」とメンバー一人ひとりの意見を聞き、反映させようとするあまりミーティングの進みが遅くなったり、
総意を反映させようとした結果、結局団体として何をやりたいのかが示せずメンバーを迷わせてしまったり。

結論


このように試行錯誤した結果、辿り着いた結論があります。それは、
「チームをワクワクで満たすリーダーであろう」
ということです。

ペルソナを作って、ユーザーのニーズを探る。ヒアリングを行い、改善点を挙げる。
これらは決して間違っていないし、サービスを提供するうえで必要不可欠な作業です。

でも、私はその前に考えるべきことがあると思うのです。
それは、

「なんでこの企画をやりたいのか?どこにワクワクするのか?」
ということです。

成功するか失敗するか。それを決めるのは、このワクワクが、「やりたい」という想いが、どれだけ強いかだと思います。


明確な目標を立て、それを実現するための最善の方法を考え、実現を妨げる要素を徹底的に排除したら、それは成功を意味するでしょうか?もうやるべき事は終わりでしょうか?


いいえ。
自分が作った道を「進もう」という意志がなければ、ゴールに辿り着くことはできません。逆に、目標達成のための道がどんなに険しくても、そのゴールを達成したいという心の底から湧き上がるようなエネルギーがあれば、人はあらゆる知恵を絞って、そのゴール達成に向かって進んでいくでしょう。

コーチングでもそれは同じ


だからコーチは、目標を達成できないと悩むクライアントに対し、手助けやアドバイスをするのではなく、
「なぜやりたいの?」「それを実現できたあなたはどんな表情をしている?」と問いかけるのです。このような質問は、クライアントの心の底からの「やりたい」を引き出します。クライアントの、ゴール達成に自ら進んでいこうとする姿を応援したい、これがコーチとしての願いです。

リーダーに求められることは何か


「チームをワクワクで満たすリーダーになろう」
と決意した私ですが、では具体的に何をしているのか、二つ挙げたいと思います。

①自らの心の火を共有する
この団体の活動にどのような想いがあって、この企画のどんな部分にワクワクしているのか、まずは自分が積極的に言語化するようにしています。リーダーが自らプラスの空気を生むことは、誰もがアイデアを膨らませ、やりたいことに挑戦できる環境づくりに貢献すると信じています。

②メンバーの心に火をつける
最近のミーティングでは、チームメンバーに対し「その企画のどこにワクワクするの?」と聞くようにしています。企画を提案してくれたメンバーにこれを尋ねると、
「○○するべき」「~しなきゃいけない」
という言葉たちが、
「○○したい」
という言葉に変わります。すると、話す人の表情まで変わるのだから不思議です。

これが、「リーダーシップ」に対する、今の私の答えです。きっとこれからも、どんどん変わっていくのでしょう。変化を楽しみながら、やっていけたらいいなと思っています。

miusig(ミューシグ)では無料でコーチングを行っておりますので、
ぜひ下記リンクよりLINEの友達追加をしてお試しください。
https://line.me/R/ti/p/%40568ttcbr

miusig(ミューシグ)について
https://miusig.co/

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