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[新 miusigのパーパスとビリーフ] miusigの向かう先

こんにちは☺️
5月末に留学から帰ってきて、再びコーチング学生団体miusigの代表をしています、鈴木梨里です!
miusigは学生にとってコーチングを当たり前にすべく、1on1コーチングをしたり、コーチングスクールを開催したり、コーチングの価値を社会に発信したりしています。
*団体の詳細についてはこちらをご覧ください。
団体について:HPnote

はじめに

1年半前に6名の学生と共にはじまったmiusigはこの夏、さらなる影響力の拡大にむけ、再び新しい仲間を募集します。今回の記事は、前回の記事「組織構造を大きく変えた話」でふれたように、パーパスとビリーフを一新した私たちが、これから何を目指して活動していくのか、miusigのパーパスとビリーフに込めた想いについて書きたいと思い、筆を取りました。

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短くまとめてみると


・miusigはビジョンからパーパスへと組織の北極星を変更しました
・miusigは今後、「志の拠点となることで、誰もが心躍る社会を創る」ために活動していきます。

ビジョンからパーパスへ


私たちは今年6月、これまで掲げていたビジョンから、ビリーフという形に、組織の北極星を変更しました。

旧:「ワクワクで溢れる世界を創出する」
新:「志の拠点となることで、誰もが心躍る社会を創る」

パーパスを設定するにあたり参考にした記事が「パーパス経営」とは。【第1回】なぜ世界はパーパス経営に注目するのかです。

パーパスとは、誰が見ても正しいことを標語として掲げるのではなく、自分の内から湧き出てくる志を定義したもの、すなわち私たちの存在意義を自分達の言葉で表現したものです。

これまではビジョンを組織の北極星に掲げていました。
誰もが自分の人生の主人公は自分だと確信し、不安ではなくワクワクを起点に生きる人が沢山いる世界を創りたいという思いから、2020年にmiusigは誕生しました。そしてそれを実現する手段として、コーチングを社会への提供価値として選んだので、設立当時、経営理念として「ビジョン=創りたい世界」を掲げることは私たちにとって実に自然でした。しかし1年半が経ち、サービスや組織体制が定まったことで、日本で唯一学生が学生にコーチングを提供する団体である私たちだからこそできることも見えてきました。また、それは徐々に認知度を高め、今までよりも多くのステークホルダーと関わるようになったタイミングでもありました。自分たちだけでなく、より多くの方々に共感してもらい、共に価値提供したいと思う方々を増やしていく必要が出てきたのです。
こうした変化を受け、miusigは「私たち」が作りたい世界を定めたビジョンから、「社会」に対してどういう役割を果たすかを示したパーパスに変更しました。

私たちのパーパス


ビジョンからパーパスに変えることを決めた私たちは、改めて我々が取り組みたいことを言語化すべく、私たちの「理想」と今我々が見ている「現状」、そしてそのギャップについて考えました。

理想:
自分の人生に心躍っている人が沢山いる社会を創る

現実:
「これを今やらないと周りに置いていかれる」「将来幸せになれないかもしれない」という不安を起点に意思決定する人があまりに多い

ギャップ:
・内省する機会の少なさ
・やりたいことが見つからない
・自分はいかに生きるべきかという主体的な生き方ができていない

理想と現実の間に存在するギャップが出てきたら、今度はそこになぜなぜ分析(FTA)を加え、どこにアプローチしたらこのギャップを埋めることができるのかを考えました。
そこで出てきたのが、「大概の人が就職活動の時に初めて自分と深く向き合う」という構造です。

私自身の話をすると、私は幼少期をシンガポールで過ごしたのですが、幼稚園の卒業時にLife Designという時間があり、色鉛筆や色画用紙を使いながら各自が思い思いに自分の人生を描き、みんなの前で発表しました。また今年の1月から5月までシンガポール国立大学に留学した時もキャリアコンサルタントの方が寮にいらっしゃり、「キャリアを決める時に意識すべきこと」という内容で講演してくださいました。一方、日本の教育はどうかというと、このような機会が非常に少ないと考えます。昨今キャリア教育に力を入れる動きが加速しているものの、少なくとも自分自身はシンガポールの時のような「自分の人生に向き合う機会」を学校で得ることはありませんでした。そしてそのような日本において、自分と深く向き合わせる機会として就活が位置付けられています。書店に行けばwebテスト対策の隣には自己分析に関する本がずらりと並んでいます。

日本の就活がその代替的役割を果たしているのではないか?特に問題はないのではないか?

このような指摘もあるとは思いますが、私はそうは思いません。なぜなら、早い人で3年の夏に始めたとしても、その時点で大学生活は半分以上終わっているからです。「自分のやりたいこと」がそんな短期間で見つかるとは限らず、多くの人は答えが出ないまま組織に合わせた自分を作り出し、就職後も組織に溶け込みながらなんとなく人生を歩む人があまりに多いという現状を多く目の当たりにしてきたからです。

このような思考プロセスを経て、徐々にmiusigが取り組みたいことが明確になっていきました。

自分がやりたいことは何か明確な答えが出ないまま組織に溶け込み、なんとなく人生を歩む人があまりに多いという現状を変えること。

就職活動の前に自分と向き合う機会を提供し、大学低学年時に「やりたいこと」を持つ学生を増やすことで、4年間という貴重な学生時代を自分のやりたいことの仮説検証の場に作り替えること。

miusigを学生にとっての「志の拠点」として位置付けることで一人称で自らの人生について語れる学生を増やし、結果として自分の人生に心躍っている人で溢れている社会を創ること。

これらを一文にまとめmiusigが目指すべき北極星として設定した形が

「志の拠点となることで、誰もが心躍る社会を創る」

というものです。

また、それを実現するための行動指針として、4つのビリーフを定めています。

愛のある存在承認
私たちはmiusigに関わる人全員に存在承認を持ち続ける。存在承認こそが、その人らしい志を見つけることを可能にすると信じているから。そして、時には愛を持って相手に介入することを恐れない。愛があるから厳しい言葉も耳の痛い言葉も、目を見てしっかり伝えられる。この信念が、深い信頼関係の上に成り立つ拠点を創っていく。

より良いを追求し続ける
miusigという拠点に立ち寄ってくれた全てのクライアントにとって志の拠点となる自負を持つ。と同時に、最高品質のサービスを提供し続けるために常に目の前のことと向き合い、探究する心を忘れない。この信念が、学生にとってより価値を感じられる拠点を創っていく。

やり抜くって面白い
志を実現する面白さは、いつも”やり抜く”とセットだ。心からやりたいことを見つけたら、自らアクションを起こし、自らの手でやり抜こう。このプロセスを積み重ねる信念が、志を実現する拠点を創っていく。

ワクワクに挑戦し続ける
miusigの未来にワクワクしているか?私たちはそこに向かって挑戦し続けているか?答えがNOなら、足を止めて話し合おう。miusigが、一人ひとりが、本当にワクワクする未来を描き、湧き出るエネルギーに身をまかせ挑戦し続ける。この信念が、学生の心に大きな希望の火を灯す拠点を創っていく。

これらのパーパスとビリーフを繋げて一つにすると
miusigは、誰もが心躍る社会を創るために、
愛のある存在承認を常に持ちながら、
「より良いを追求し続ける」
「やり抜くって面白い」
「ワクワクに挑戦し続ける」
という考え方を大切にし、
全学生にとっての「志の拠点」となることを目指します。

最後に

ここまで読んでいただいて、miusigに少しでも興味を持っていただいた方、ぜひ一度お話しましょう。皆様の応募を心よりお待ちしております!

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