見出し画像

【適応障害→うつ】自律神経失調〜ヒステリー球と耳管開放症を添えて〜

こんばんは、lilyです。
昨晩はなかなか眠れず、お昼間に限界で四時間ほど仮眠をとってしまったので、今日も眠れない夜になりそうです。

さて、物心ついてこの方不眠を含め自律神経失調を熟練(?)しているのですが、本日はその中でも主に社会人になってから悩まされている症状についてお話ししていきたいと思います。

本日は治療の中で使用した漢方などについても記述しようと思いますが、あくまで私の一例ですので、もし同じような症状の方で気になる方は必ず専門の方に相談してみてくださいね。

自律神経失調遍歴


本日は主にヒステリー球と、耳管開放症について記載していきたいと思いますが、まず初めに軽く今までの自律神経に関わる不調についてお話しします。

睡眠障害


まず最初は不眠と過眠を繰り返す睡眠障害です。小学生から現在まで、人生を睡眠の悩みに支配されていっていると言っても過言ではありません。
とにかく物凄く疲れやすいので、なかなか決まった時間に睡眠をとることができませんでした。
学校から帰宅してはすぐに寝る。もしくは疲れすぎて早退して寝る。
友人に会う前は準備が間に合うギリギリまで寝て、帰宅するとまた寝るといった具合に予定に合わせて睡眠に支配されることが多かった気がします。
特に入眠が難しく、社会人になってからは睡眠薬を処方してもらって眠っていた時期もありましたが、西洋薬を長期的に使うことへの抵抗があるため、最近は眠れなくても使用せずに生きています。

動悸、めまい

まだ明確に診断を受けたことはありませんが、軽いパニック障害があると思います。こちらはお守りに抗不安薬を持ち歩くこと、座ってゆっくり深呼吸することなどで今の所対処できています。

ヒステリー球

咽喉頭異常感症とも呼ばれる症状で、主な原因はストレスと言われています。
漢方の世界では、よく喉の違和感を梅の種が詰まっていると表現するそうで、「梅核気(ばいかくき)」と呼んでいるそうです。

小学生くらいからストレスがかかった時に喉が苦しくなったりすることがあったのですが、アレルギー性鼻炎などもあったので、そのせいかな?と思いながら生きてきましたが、最近入眠時に喉が苦しくなってハッ!と目が覚めて寝付けなかったり、日常生活でも首を圧迫されているような違和感を覚えたりすることがありネット検索してみると「ヒステリー球」という言葉がヒットしました。

耳管開放症

耳管開放症とは、その名の通り、耳管がしっかり閉じなくなる病気です。
通常は唾を飲んだり、あくびをした時にだけ開いてすぐ閉じるものなのですが、それが開きっぱなしになります。
主な原因は体重減少や脱水症状、妊娠などが挙げられるようです。

私の場合は社会人になってから無理なダイエットが原因で十キロほど体重が落ちた後、疲労が溜まっている時や水分を取れていない時に症状が出るようになりました。
これがかなりキツく、自分の声だけ大きく耳に響く、めまいがする、異常に疲れるなどの症状が出ました。

現状試している治療法(主に漢方)


このような症状が出始めてから、内科で血液検査なども試しましたが、特に異常はありませんでした。
また、ヒステリー球で肩首に力が入ってしまうことが後程おそらく原因だと分かりましたが、首にも痛みが出てきて整形外科でレントゲンを撮りましたがそちらも異常はありませんでした。
耳管については耳鼻科で検査をして、耳管開放症でした。

検査をしても異常がないと言われる日常生活を送る上での弊害、苦しみがいくつもある。
自律神経失調に関わる症状の一番苦しいところだと思います。
現状は漢方で改善を図っているところです。

半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)

まずヒステリー球についてですが、半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)を使用しています。
こちらはよくヒステリー球に用いられる漢方ですが、今のところなんとなく症状は緩和している気がします。
こちらは現在進行形で服用しているところです。

加味帰脾湯(かみきひとう)

こちらは耳管開放症によく用いられる漢方です。
私の場合あまり改善効果はなかった気がします。
しかし、不眠などにも用いられる漢方なので、両方なんとなく効果があったらいいな〜と思ってしばらく飲んでいました。
現在は飲んでおりません。

私の場合は耳管開放症には水分摂取と、お腹を空かせすぎないことが一番効果がありました。
思い返してみると、忙しくて食事や水分が取れていない時によくこの症状が起こっていたので、「あ、くるな」という時には水分を多めにとって食事もしっかりとると、比較的症状がマシになる気がします。

また、友人との予定などの前日には意識して水分を一.五リットル程度摂取もするようにしました。

どちらの漢方も、飲んでいるそのこと自体が安心感につながり、安心感が副交感神経を優位にするという意味では効果があった気がします。

深呼吸(しんこきゅう)

読み仮名はいらないですね。
あとは兎にも角にも深呼吸です。
大人になって気づくまでは本当に呼吸が浅かったです。
どこにいてもいつでも緊張していました。
意識的に呼吸を深く、吐く息を長く、なるべく身体から余分な力を抜く。
これだけでも幾分か心も身体もマシになる気がします。
お金も時間もかからないので、引き続き深呼吸は意識していきたいです。

おわりに


実は趣味ですが十年ほど歌をやっているので、ヒステリー球と耳管開放症は歌にとってワーストな組み合わせです。
今までの人生音楽にしか興味がなく、これらの症状はうつに拍車をかけました。
いつかうつもこれらの症状も緩和されて、前向きに趣味を楽しみ、生きていけたらいいなと思います。

まずは自分で歩けて話せて食べれる、当たり前のようなことに感謝をして、
何にもないこの日常を大切に生きていきたいです。

それではまた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?