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4.島根つわの旅 - 千本鳥居と純喫茶
さて、やっとお昼ごはんです。そしてこれが最後の記事です。
前回まではこちら
→ 1.島根つわの旅 - 茶色い瓦とくすり屋さん
→ 2.島根つわの旅 - 100枚の絵と鷺ダンス
→ 3.島根つわの旅 - ワイロとワンコと隠れキリシタン
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お昼は島根らしく割子そばを頂きました。おは良さんにて。美味しかった!
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そしてこの旅のハイライト…脅威の千本鳥居をくぐり、太皷谷稲成神社を訪ねました。日頃めったに運動をしないので息も絶え絶え、途中の小さなお稲荷さんに励まされながら登ります。
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やっとの思いでたどり着き、参拝しました。大きなしめ縄が立派なお社。境内には広い駐車場があり、車で登れたんだ…と…思い…ながら…(小声)
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境内の先に道が続きます。さらに少し登ったところに、リフトの乗り場がありました。むき出しのタイプ!ちょっと怖いけどわくわくします。このリフトで津和野城跡を目指し…たいところだったのですが、運悪く故障中でした。歩いていくこともできるようですが、時間も体力も残っていなかったので、「ごめんね!」と言うおっちゃんを背に泣く泣く来た道を戻りました。
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城跡からの眺めはとても気持ちが良いそう。石州瓦がつくる風景を見たかった。秋から冬にかけての早朝には雲海が広がるそうです。その頃に再挑戦できたらいいな。
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また千本鳥居をくぐって城下町に戻ります。そろそろ帰らないと、と名残惜しい気持ちを抱きつつ駐車場に向かいました。すると雰囲気の良い喫茶店が。最後に立ち寄ってみることにしました。
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焼きアイスと紅茶のセットを注文しました。旅の興奮を落ち着かせます。この建物はもともと織工房だったそう。どおりで縦に長くて広い建物です。昭和の終わり頃に喫茶店として開業されたんだとか。
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「かうひい異名熟字一覧」なる、江戸時代から明治にかけてのたくさんの書物の中からコーヒーの表記のみを抜き出して作られた版画が掛けられていました。コーヒーが入ってきてすぐの頃はその呼び名が定着していなかったんですね。いろいろな当て字が使われたり、「蛮人煎飲する豆」とか「カッフヘエー」とか、いろいろな表現が試されています。その後どうして「珈琲」で定着したのでしょうか。「香湯」でコーヒーと読ませるのも分かりやすくて好きです。
そんなこんなで、興奮冷めやらぬまま帰路につきました。町のあらゆるところにスタンプ台があったのも嬉しかったです。集めたくなる。
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津和野は小ぢんまりとした中に、たくさんの歴史と文化が詰まっている町でした。コロナ禍でかなり気を遣いながらの旅でしたが、そんな中でも丁寧に案内してくださった津和野のみなさん、ありがとうございました。やっぱり旅の刺激は何ものにも変え難いですね。楽しかった!
おわり。
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